浅田次郎

 今日は久々に我が家の畑と庭の手入れでもしようと考えていたが、雨が降ったりやんだりで、前から買ってあった浅田次郎の「憑神」を読み始めた。
 さすが浅田次郎。文庫本350ページを一気に読んでしまった。幕末を舞台にした抱腹絶倒の時代小説かと思って読み始めたが、やっぱり最後は泣かせる。「平成の泣かせ屋」(?)と言われるだけある。
 でもどうしてこんなに日本語をうまくあやつるのか、分野が違うどんな作品もほんとに感心させられる。新撰組の一隊員の半生を描いた「壬生義士伝」は、何度も読み返したが、そのたびに涙した。妻子のために人を斬る。ストーリー、タッチは全然違うが、「憑神」も信念を貫いた男の姿が浮き彫りにされている。
 「憑神」は、6月末から映画がアップされている。そして新聞で読んだだけだが、富士川町出身で、現在は富士市を拠点に芸能活動をしている元・タカラジェンヌの初嶺麿代(はつね まよ)さんが、9月から東京で「憑神」の舞台に出演するって出ていた。頑張ってほしい。
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映画「壬生義士伝」 中年男性客が数えるほどしかいない沼津の映画館で、やっぱり泣けた。

# by koike473 | 2007-07-16 23:42 | 季節・四季・日常 | Trackback | Comments(0)

 

台風接近

 台風4号が九州に上陸し、静岡の方にも近づいている。
 この影響で、今週末に予定されていたいくつかのイベントが延期や中止になった。
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水位が上昇し、ゴーゴーと音を立てて流れる石坂川

 私が住む駿河台3丁目の天王祭は、一昨日の昼間に、台風襲来を見越して1週間延期にした。田子の浦港で15日に予定していた「海交流2007」は、元吉原、田子浦会場とも中止になった。
 そういえば、私が事務局に関わった一昨年の「海交流2005」も、台風が通過した後で海上の波が高く、メインで予定していた「渡し舟」の運行やカヌー下りなどができなかった。安全確保の面から、特に海の行事は天候次第だ。
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「海交流」が開かれる予定だった田子の浦港 上流から流れ込んだ水草が大量に浮いている

 しかし、私が生まれて育った津田・荒田島の天王祭は、この雨の中でも開催された。農協前の広場を借りて、既に電気設備などの準備を済ませていたことなどもあり、実施したようだ。
 でも時間が経つにつれ雨脚が強くなる中で、予定していたプログラムのそれぞれは縮小、中止せざるを得ないものも多かった。
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津田・荒田島地区の天王祭 せっかく準備したのに残念だった

 鈴川海岸に行くと、海岸侵食防止のために設置してあるテトラポットを大きく超えて波が打ちつけている。海面からの高さ17.0mで日本一の高さがある堤防の上に車を停めて海を見ていると、波が来るたびに車が揺れる。
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 10分位いたが、以前聞いた「波がおだやかな時でも、いくつかの波の波長が合うと、1000回に1回はとんでもない大きな波が来る」という話を思い出し、怖くなってきた。
 現在、田子の浦港の両岸(田子浦地区、鈴川地区)では、堤防の補強対策も兼ねた公園整備が進んでいる。地域を高潮や津波から守る上でも、早急かつ確実な整備が必要だ。

 それにしても、今夜から明日の夕方にかけて、富士市あたりでも450mmの雨が降るという。今も雨音が家の中まで響いている。洪水被害が起こらないことを願うばかりだ。

# by koike473 | 2007-07-14 23:30 | 防災 | Trackback | Comments(0)

 

「見守り」

 今日は、ロゼシアターで「防犯まちづくり講演会」があった。
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 講演の前に、空き巣が嫌う「ガラス割り実証実験」がステージ上で行われた。一般のガラスに比べ、フィルムを貼ったガラスや、2枚のガラスの間にフィルムを挟んだ「合わせガラス」は、ハンマーで殴りつけても貫通せず、侵入するのに時間がかかる。
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フィルムを貼ったサッシは、なかなか割れない
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合わせガラスは、ハンマーで殴りつけても貫通しない

 空き巣は、侵入するのに5分以上かかると7割はあきらめるそうだ。空き巣予防のポイントは、この「時間」(5分以上かけさせる)に加え、「光」(明るいところはやはり嫌がる)、「音」(犬や大声)、そして「人間の目」の4つとのこと。
 中でも最大の予防策は、「人間の目」であり、あいさつをされたり、目礼をされただけでも空き巣は、その地域から遠のくとのこと。
 近所では、知らない人(それが空き巣かもしれない)でも元気よく「こんにちは」とあいさつをしよう!

 これに関連して、講師の清永賢二・日本女子大教授から、地域での防犯活動の大きな流れの変化についての解説があった。
 かつては、戦前の5人組のように、「監視」することにより犯罪者を見つけ出し、排除することが防犯の考え方だった。
 しかしこの20年ほどの間に、市民、自治体、警察が三位一体となり、子供や女性など、弱い立場の人たちを包み込む、守るという「見守り」に考え方が変わってきたとのことだった。(ちなみに、この「見守り」を最初に提唱したのは、愛知県春日井市の市長で、唱え始めた20年ほど前は、周りから相手にされなかったそうだ)
 本年度、私も会員になっているNPO法人コミュニティシンクタンクふじが、GPS機能付き携帯電話と電子タグを活用した児童の安全・安心を確保する「地域児童見守りシステムモデル事業」を総務省から受託した。これは、子供の居場所などを把握するための「先進的なIT機器」の活用ばかりに話題が向きがちだ。
 しかし、地域のさまざまな人たちが「目」で「見て」、包み込み「守る」という「見守り」あっての取り組みでなくてはならないと改めて思った。

# by koike473 | 2007-07-12 23:56 | 視察・研修・勉強会 | Trackback | Comments(0)

 

職業講話

 昨日(10日)は、富士東高の「職業講話」があった。昨年から始め、今年で2回目だ。PTAの副会長(昨年)、会長(今年)として、準備から開催、とりまとめまで、多くのPTAや学校の先生方とともにやってきた。

 「子供たちは、将来の職業をイメージした上で、進路を考えることが重要だが、目先の受験勉強、部活に目が行き、職業まで考える機会が少ない。またニート、フリーターが珍しくなくなっているが、好ましいことではなく、しっかりした職業、働き方を考える機会が必要である。そこで、子ども達が興味をもっている分野の職業人を講師として招き、「講演+子ども達との意見交換会」を通じて、子ども達が自分の将来つきたい職業を考える一助とする」との考えで、PTAが主催する形で始めた。

 事前にアンケートした中で、子供たちが希望する上位の職種、計25の職業につく25名の講師の方々を、PTAのネットワークをフル活用してお願いし、来ていただいた。

 東高の子供たちの就きたい職業のトップは、文系は小中学校の先生、理系は製薬・薬剤師。
講師の皆さんには、それぞれのユニフォームや使用する道具、商品などを持参し、仕事の内容や必要な資格、やりがい、ご自分の人生観などを熱心に語っていただいた。
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 1時間の講話終了後、講師の皆さんに感想を伺うと、「生徒たちはおとなしくて、反応がわからなかった」、「希望する職業だからもっと質問が出るかと思ったが、何もなかった」などの声が多く聞かれた。私も各教室を全て回ったが、積極的に質問する子供はいなかった。
 昨年も同じようなものだったが、講話を聞いた後の子供たちのアンケートには「話を聞いて、ますますこの職業につきたくなった」、「仕事に誇りを持って取り組んでいる姿に感動した」など、態度とは裏腹に、結構熱い感想が多く寄せられ驚いた。

 年齢的にも、大人とコミュニケーションをとるのが難しい時期なのかもしれない。それにしても、「PTA(親)だって苦労して講師の皆さんに来てもらっただから、もうちっと、せじでもいいから講師に質問ぐらいしろ!」

# by koike473 | 2007-07-11 08:48 | 教育 | Trackback | Comments(0)

 

田宿川

 8日の日曜日は、朝7時前から今泉の根方街道沿いを流れる田宿川に出かけた。年6回の川そうじの日だ。田宿川は、その水源の100%が富士山からの湧き水である。原田、吉永地区も湧水は多いが、この田宿川は、富士市の水の豊かさを象徴する川だと思う。

 年間通して水温は14~15℃。川に入ると、この時期は手が凍りつくような痛みを感じるが、冬は逆に暖かく感じるから、人間の体は、随分お調子者だ。
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そうじが始まったばかりでにごりがない時間帯。水中にゆれるこの水草が大敵!


 川そうじの直接の目的は2つある。
 1つは、水草の刈り取りだ。昔は、川底は富士山の溶岩の小石(ザルボー)だけで、水草はなかったが、戦後上流部が開発され、泥や有機物が流れ込み、川底に堆積し、そこに水草が繁茂するようになった。この水草は成長が大変早く(夏は1ヶ月で1m以上も)、刈ってやらないと川の流速を遅くし、大雨が降ったときにすぐに水位が上昇し、水害につながる。1回のそうじ(水草刈り)で、20cmくらい水位が下がるのがわかる。
 2つめは、空き缶やビニール袋など、ゴミ拾いだ。これも多くが上流から流れてきたものだと考えられる。
 どちらも、川沿いに住んでいる方々だけでなく、田宿川に排水が流れ込む上流も含めた「流域全体」で、川をきれいにするための取り組みが必要だ。

 所属するNPOふじ環境倶楽部では、10年ほど前からこの川そうじに参加している。また、子供たちや地域の皆さんと、田宿川の生物を調べたり、田宿川の将来図を描いたりするワークショップを行っている。子供たちが家庭で、お父さん、お母さんに「田宿川は、きれいな川だよ。ゴミは捨てちゃあだめだよ」と言ってくれることが、川を守る近道かなと思う。(随分さみしい話だが)

 18年度までに、下流部の遊歩道整備が終了した。子供たちが安全に川の中で遊べる区間が広がった。しかし、この上流も、川沿いの遊歩道が必要だ。川に沿っている根方街道は、車の通行が多いのにこの区間は歩道もなく、歩行者は怖い思いをしている。河川整備に加え、「根方街道の歩道」としての考えでも、遊歩道整備が必要だと思う。

 今年の「たらい流し川まつり」は7月29日だ。たくさんの市民の方に、「清流・田宿川」を知っていただければと思う。

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地元・吉原二中の生徒も30人ほど参加

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川沿いの町内の皆さんを中心に多くの人が参加して、「川祭り」前の川そうじ

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同じ会派の渡辺孝議員(写真左側)も参加

# by koike473 | 2007-07-10 01:57 | 富士市の清流・田宿川 | Trackback | Comments(0)