東京ベイエリアでの研修

 昨日(11日)から一泊二日で、東京に研修に行ってきた。
 「新たな地域経営に向けて」というテーマの研修で、会派の先輩2人とともに、「3Kトリオ」(?)で参加した。
 この研修は、「自治基本条例」の考え方や、その制定に取り組んだ事例発表などが多く盛り込まれており、期待して出かけた。
 会場は、東京ベイエリアにある「TOC有明」という大きなオフィスビルだ。
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奥のツインビルが「TOC有明」

 最寄り駅の「国際展示場前」駅に着くと、「本日は、お帰りの際に混雑が予想されるので、事前にお帰りの切符をお求め下さい」とアナウンスしている。
 後になってわかったが、夕べはすぐ近くの「有明コロシアム」で、ボクシングの内藤×亀田の世界タイトル戦が行われたためだったらしい。
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「りんかい線」は、地下深い所を通るため、エスカレーターが「これでもか」と言うほど長い

 1日目の中心は、「自治基本条例のつくり方・活かし方」だった。自治基本条例については、次の11月議会で一般質問を考えており、改めて整理したい。
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 2日目の今日は、分科会に分かれての参加だ。私は、「議会改革」がテーマの第4分科会に参加した。
 先日、富士市議会でも任意組織の「議会改革検討委員会」が設置され、私もメンバーになり、第1回目の会が開かれたこともあり、他の市の取り組みに注目した。
 中でも興味を引いたのは、四日市市(三重県)議会の取り組みだ。
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 特に、以下の3つは富士市でも是非参考にし、研究すべきではと思った。
 1 市議会モニター制度
  ・より市民に開かれた議会を目指し、市民に議会モニターになってもらい、議会を傍聴してもらったり、議会との意見交換会(「シティ・ミーティング」)などを開催し、議会運営に関する意見や提案をもらう

 2 議員政策研究会の設置・開催
  ・市当局は交えず、会派を越えて議員だけで市政を取り巻く様々な課題について自主的に意見交換、情報交換を行う

 3 議員提案による政策条例制定への取り組み
  ・四日市市では、この7年間で議員提案により7つの条例を制定している。それを支えているのが議会事務局であり、また市内にある四日市大学総合政策学部の先生方らしい。しかし、最も重要なのは、「議員がとても良く勉強し、事務局職員を育ててくれている」(議員が事務局をうまく使い条例案を作成する)とのことだった。

 私はまだ議員になって半年にも満たない。議会の細かなしくみもわからないことがある。しかし、一般の市民からすれば、やっぱり議会は「遠い存在」だ。「何をしているのかわからない」、「なんで議会が必要?」と言われることがある。

 議会改革の第一歩は、やはり「議会」を多くの市民の皆さんに知ってもらうことだろう。議員や関係者が「今富士市では何が課題なのか」、そして「議会ではどんな議論をしているのか」を、しっかり、わかりやすく伝えることから始めなければならないのだと思う。
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東京ベイサイドのビル群。あの「お台場」も近い
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沼津のビューオの何倍もあるような建築中のビル。用途は?

# by koike473 | 2007-10-13 00:21 | 富士市議会 | Trackback | Comments(0)  

富士川エリアの魅力

 昨日(9日)は、第7回富士市・富士川町合併協議会があった。
 「議案」は、前回の協議会で「協議」され、さらに富士市、富士川町とも、議会の特別委員会でも検討された上で提出される。
 このため、「議案第22号 財産及び公の施設の取扱いについて」をあたまに計12の議案は、たんたんと「意義な~し」の声とともに議決されていった。
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 一方、次回協議会で議案として提出を予定している協議事項の中に、興味を引くものがあった。
 「合併市町基本計画(素案)」だ。「富士川地域」と「富士市西部地域」のまちづくりをどのように進めていくかをまとめた計画だ。
 中でも、「観光交流」については、改めて富士川エリアの大きな魅力について再認識した。
 素案では、
  ①富士川楽座にぎわい創出事業の推進(富士川楽座活用事業)
  ②富士川の両岸を一体的に活用するイベントの推進(自然レクリエーション推進事業)
  ③東海道、身延道を活かした連携型交流の拡大(歴史街道活用事業)
などがあげられている。
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 ①については、富士市にはない東名高速のサービスエリア、それも東名だけでなく我々富士市・富士川町からも利用でき、物販、食事、さまざまな体験なども楽しめる「地域開放型サービスエリア」だ。
 更にETCが付いた車なら乗降りできる「スマートインターチェンジ」でもある。つまり、市内に2つのインターを持つことになる。
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 ②については、富士川両岸の河川敷公園を利用したスポーツイベントや、富士川でのカヌーも楽しめる。
 私も何度かカヌーで遊んだが、瀬や渕、岩場、静水など、いろいろな表情があり、とても楽しいところだ。
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 ③は、なんと言ってもウォーキングだ。
 富士川には、旧東海道沿いに「常盤邸」や「一里塚」、「常夜灯」など、東海道の歴史を楽しめる空間が多い。
 それと「古谿荘」(こけいそう)。これは、明治の元勲・田中光顕の別荘として建てられたが、現在は講談社関連の(財)野間奉公会が所有しており、公開されていない。何とかして公開できれば、何倍にも魅力が増えるだろう。
古谿荘については、10月18日に「特別見学会」が予定されている。この様子はまたブログで報告します。(①、②、③の写真は富士川町HPより)

 そして、富士川エリアにも是非「まちの駅」ができ、多くの皆さんに新しい「富士市」を訪れ、楽しんでいただきたい。
 来年11月富士市で開催予定の「まちの駅」全国大会は、合併記念事業としても位置付け、新たな富士市のPRに絶好の機会となるようにしなければ!

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キンモクセイの香りが漂い始めました。

# by koike473 | 2007-10-11 00:34 | まちづくり・都市計画 | Trackback | Comments(0)  

「まちの駅全国大会」第2日目

 「まちの駅全国大会」の2日目は、「フォーラム・シンポジウム」だった。
 会場は、やはり上野公園内にある「東京国立博物館」の「平成館」だ。
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 午前中は、パネルディスカッション「まちの駅はじめて物語」が開かれた。全国各地の駅の中から特徴ある5つの駅の駅長さんがそれぞれの取り組みを説明し、意見交換した。
 「商店街でがんばるまちの駅」として、我が富士市の「吉原宿・東木戸のくすりやさん」(松栄堂薬局)の久保田さんがパネリストで発表した。
 家族全員の協力で取り組んでいる様子が、会場全体に伝わった気持ちの良い発表だった。
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 午後は、「第1回 まちの駅自慢コンテスト」を中心に行われた。
 これは、今年が初めての開催で、全国各地のまちの駅が取り組んでいる「あっと驚く、ステキな取り組み」を自慢し合い、それらの取り組みを各地でどんどんマネしてもらい、日本全国に広げていこうとするものだ。

 審査員は、田村明法政大学名誉教授を審査委員長とする17名の方々だ。田村氏と言えば、私が学生の頃は「横浜のまちづくり」をリードされている方として超有名で、私は「役人兼学者兼デザイナー」のような「いくつもの顔を持つ人」というイメージを持っていたが、初めて拝見したら、とてもおだやかそうな方だった。

 1チームが3分の発表と4分の審査員からの質問で、計12チームが発表した。
 我が「富士市まちの駅ネットワーク」は、「地域安心・安全ステーション」としての取り組みを自慢した。
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 市・警察・まちの駅の3者で協定を結び、全ての駅が「かけこみ110番の家」、防犯ボランティアの立寄り所などになっていること、また本年度から始めているICタグを活用した「児童見守り事業」における駅スタッフによる見守り活動などの取り組みを発表した。
 審査員の先生からは、「防犯に加え、身延線などを活用し、静岡、山梨、長野をつなぐ広域観光ルートの拠点として、是非まちの駅が連携した取り組みを!」というご意見もいただいた。
 コンテストの結果は、グランプリは残念ながら逃したが、審査員特別賞として、まちの駅連絡協議会副会長の井出隆雄氏(元朝日新聞記者、現在は宇宙航空開発研究機構)から「役所と協働で頑張りま賞」をいただいた。(グランプリは新潟県見附市の「森の駅」。「さくら さとやま 人づくり」をテーマにした市民みんなで創るまちの駅の取り組みが評価された)

 そして最後は、「次回開催地紹介」ということで、市商業労政課杉山課長をはじめとする全員による「来年は是非富士市へ!」で締めくくった。
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 今回の全国大会には、富士市から1つの市や町としては最多の20人以上が参加した。来年の開催を強烈にPRできたと思う。
 それと、参加された駅の皆さんは、全国各地のまちの駅関係者と交流し、大きな自信を得ることができたのではないだろうか。
 「まだまだ進化し続けるのが『まちの駅』だから、自分達の工夫でどんどんやっていけばいいんだ」というような感じだ。
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 そしてまた、「全国大会」のイメージを共有することもできた。
 来年11月に向けて、市をあげて「おもてなし」に磨きをかけていきたいと思う。

# by koike473 | 2007-10-10 00:40 | まちの駅 | Trackback | Comments(0)  

「まちの駅全国大会」第1日

 6日(土)、7日(日)は、東京で開かれた「第10回まちの駅全国大会」に出かけた。
 私は、昨年まではコンサルタント(富士市からの受託者)として、本年度からはまちの駅のスタッフ(まちの駅「コミュニティf」)として「富士市のまちの駅」に関わっている。
 今日は、第1日目のPR・物産展「おらが自慢展」と「交流会」の報告。

 6日は、朝6:30にマイクロバスで市役所を出発し、東京・上野公園に向かった。バスの中やトランクは、市内のまちの駅で販売している商品などでいっぱいだった。
 9:20に会場である上野公園内の「噴水前広場」に到着し、準備を始めた。
 他県のテントには、前回(福島県会津若松市)や前々回(福岡県甘木市)で知り合いになった皆さんもおり、再会のあいさつがうれしかった。
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 物産展は11:00から開始予定だったが、さすが上野の森。多くの人が美術館、博物館、動物園を訪れ、その途中で立ち寄ってくれるので、10:00過ぎから早くも販売が始まった。
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富士市の産物の詰合せ「スペシャルセット」の販売を担当した佐野代表

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 「富士市まちの駅ネットワーク」のテントでは、酒、お茶、ケーキ、サクラエビ、お香、ダルマなどが並べられ、試飲、試食を織り交ぜて、お客さんを呼び込んだ。

 私は、ネットワークで共同制作した「富士山カレンダー」(300円)の販売を担当した。
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 しかし、すぐ裏で、富士市の観光パンフなどを無料で配布したこともあり、カレンダーも「ただ」だと思い、当たり前のような顔をして持ち去ろうとする人が多かった。「すいません、これは売り物なので・・・」と言うと、大半が「じゃあいりません」という顔で返してよこし、つらかった。

 私もそうだが、今では「カレンダーはもらうもの」と誰もが思っているのではないだろうか?
 「東京なら随分売れるのでは?」と思っていたが、そうは甘くはなかった。
 それでも、「富士山は本当に日本一の山ですね」と言って、カンパ(200円)してくれたご婦人もいた。感謝、感謝!!

 18:00から不忍池脇のホテルに会場を移し、「交流会」が始まった。
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まちの駅の全国組織「まちの駅連絡協議会」の会長・新潟県見附市の久住市長

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久住市長のあいさつを聞く富士市の面々

 ここから参加した人も多く、またまた再会のあいさつが続いた。
 おいしい料理(参加費は一人6,000円。もちろん皆自費参加)をいただきながら、全国の「まちの駅」の皆さんといろいろな話をし、盛り上がった。
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富士市のあいさつ

 我が富士市は、最後にステージに上がり、来年の開催をPRし、「是非、富士市にお越し下さい」と訴えて終了した。

 その後、延々と2次会、3次会、4次会・・・・と続くかと思ったが、朝早かったこともあり、3次会で終了。それにしても、この日もよく飲み、よく食べた。

 2日目の報告は、また後日。

# by koike473 | 2007-10-09 01:05 | まちの駅 | Trackback | Comments(0)  

歩道の段差と自転車

 9月議会で「自転車の通行環境整備」について質問した。
 この約2ヶ月、なるべく自転車で出かけるようにして感じたことで、実際には質問できなかったが、是非改めたほうが良いのでは?と思ったことがある。
 「車道と歩道の間の段差」のことだ。
 よく言われるのは、歩道を歩く歩行者や車椅子の皆さんが指摘する交差点や横断歩道などの段差だ。「ゆるやかなスロープにし、段差をゼロにすべきだ」、「いや、目が不自由な人にとっては、段差がないとこれまでと違う環境になることがわからず、かえって危ないので、2cmほどつけるべきだ」など、様々な意見がある。
 このような議論の中で、交差点などでの段差は、ほとんどないか、あっても1~2cmで整備されるようになってきた。
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小さな段差で整備された交差点(大月線と弥生線の交差点部分)


 しかし、道路に面した家や商店に出入りするために設けられている「車両乗り入れ部」と呼ばれる部分の段差が、現実には自転車にとって大きな問題であり、私はその段差をできる限りなくすべきだと思う。

 これについては、平成17年に「歩道の一般的構造に関する基準の改正」が行われ、「段差5cmを基本とする」とされた。
 この改正にあたっては、国土交通省が全国から意見募集(パブリックコメント)を行った。意見数は全国で58件と少なかったが、その一覧表を見ると、「自転車に支障があるため、車両乗り入れ部の段差は5cmでなく、もっと低く(1cm、2cm、2~5cmなど様々)すべき」との意見が最も多い。
 しかし国交省では、「歩道を通行する歩行者(特に視覚障害者)が、切り下げ部(スロープ部分)において歩車道境界部を明らかに確認でき、かつ、横断歩道接続部(2cm)との違いを認識できる高さとして5cmが必要」と答えている。
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エンチョー吉原店東側(大月線)


 また、歩行者の安全確保の観点から、歩道は本来歩行者が安全に通行する空間であり、自転車が車道からいきなり(簡単に)歩道に進入してきては危ないので、それを防ぐためにも段差は必要、との意見も聞かれた。

 私は、この様々な意見の中に、自転車が置かれている中途半端な位置付け、危険性が現れていると思う。
 もちろん、道路の幅員に充分ゆとりがないのが現実だ。しかし、自転車は道交法上は、車道を走らなくてはならない。しかしそれでは怖いのでやむなく歩道に上がり、また歩道を歩行者が歩いていれば、車道に下りる。この繰り返しをして自転車を運転しているのも現実だ。
 前進しながら5cmの段差を上るのはとても怖い。
 歩行者の安全確保も必要だが、自転車の安全確保も同じように重要だ。
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段差がほとんどない歩道(富士本町)


 市長は昨年の議会の答弁で、「自分は、自転車には年に2回しか乗らないが、本当にちょっとした段差でも非常に気になり、神経を使い、怖い」と答えている。
 国が定めた基準なので難しい面もあるが、この段差のことについては、改めて、市長に聞いてみたいと思う。

 皆さんは、どう思いますか?

# by koike473 | 2007-10-06 00:54 | 公共交通・自転車 | Trackback | Comments(2)