ちょうど法人化10周年を迎えた「NPO法人ふじ環境倶楽部」
2010年 06月 29日
その前にブログをアップし、しっかり日本代表を応援しようと思う。
26日(土)は、所属するNPO法人ふじ環境倶楽部の定期総会があった。

今年で、ちょうど法人化して丸10年になる。

この10年間、私は副代表→代表→そして現在の事務局次長と担当してきた。
自分なりに振り返ってみると、いろいろなことをやってきたと思う。
・田宿川をはじめとする湧水の保全活動
・湧水の水源である富士山麓の森林づくり活動
・富士市観光交流まちづくり計画作成にあたっての市民ワークショップのとりまとめ
・紙バンド工芸の普及活動
・富士地域における市民サイドの環境活動の動きを取りまとめた書籍「環境創造」の編集・出版
・吉原中心市街地を考える市民ワークショップのとりまとめ
等々。
こうした活動をやってきた中で、市民活動の重要性を実感した。
市議会議員になったのも、もっとそうした活動を広めたり、活動しやすくするためのしくみづくりをしなければとの思いが大きな理由の一つだ。
総会に出かける前に、10年前の法人設立発起人総会の新聞記事を読み返した。
当時副代表の私が「現在の小中学生が社会に出る10年後には、就職先として選ばれる組織になれば」と言っていた(赤面!)。
平成12年(2000年)7月23日の静岡新聞記事

そしてこの日の総会。
出席者は、ちょっと(ずいぶん?)寂しい12名だった。

前年度決算・新年度予算を見ても、金額ベースでは最盛期と桁が2つ違う。
会員の平均年齢も、10年前と比べ、ほぼ10歳上がった。
若い人材(会員)が増えていない。
よく言われる「典型的なNPO」の末路なのか?
現代表の渡井代表。

いやいや違う。
主要な事業は昨年度に引き続き「そうだ!沼川プロジェクト推進事業」だけだ。
しかし、このプロジェクトには、これからの富士市における市民活動、いや市民協働社会を創っていく上での、ある意味で試金石だと(私だけ?)考えている。

この日は、取材はなかったが、もし「次の10年後に向けて何を目標としますか?」と聞かれたらどう答えただろうか?
今すぐには答えられないが、この1年かけて、改めてこの倶楽部や市民活動の課題、あり方をじっくり考えていきたい。
▲ by koike473 | 2010-06-29 22:46 | NPO・市民活動 | Trackback | Comments(0)