カテゴリ:森林づくり・林業( 39 )

 

富士ひのき加工協同組合

 22日(火)は、夕方、大渕にある「富士ひのき加工協同組合」に出かけた。
富士ひのき加工協同組合_f0141310_23125924.jpg
富士ひのき加工協同組合_f0141310_23131436.jpg

 28日に私が行なう「森林認証制度取得」についての一般質問に関連し、いろいろヒアリングするためだ。

 富士ひのき加工協同組合は、山から出た原木を、皮をむき、4角形の柱に削り、乾燥させて材木として出荷するまでの製材加工を行なうところだ。
富士ひのき加工協同組合_f0141310_23134576.jpg

4角形に削る機械
富士ひのき加工協同組合_f0141310_23141974.jpg

乾燥機
富士ひのき加工協同組合_f0141310_2314398.jpg

 山林所有者、製材業、工務店など10数社が出資して平成7年に設立された組合だ。
 既に15年の歴史がある。

 場所は、先週伺った富士市森林組合と大渕公園を挟んだちょうど北側に位置する。

 今回の一般質問では、富士市市有林の森林認証について質問するが、市有林から伐り出された原木は、加工・流通段階で森林認証を取得した認定事業体による加工・流通・建築の流れに乗って初めて認証材としてのサイクルが完成することになる。

 富士ひのき加工協同組合では、約1年前にSGECの製材段階における認定事業体としての認証を得ている。

 組合事務所
富士ひのき加工協同組合_f0141310_23152139.jpg
富士ひのき加工協同組合_f0141310_23152855.jpg

 この日は、組合の仕事全体を切り盛りしているFさん(女性)から詳しい話を聞くことができた。
富士ひのき加工協同組合_f0141310_23155417.jpg

 Fさんは、6年ほど前から前職やPTAの関係でお世話になっていたのだが、まさかこれほど森林や木材のことに詳しいとは知らなかった。

 話を伺った応接室。富士ひのきがいっぱいだ。
富士ひのき加工協同組合_f0141310_23164035.jpg

 また、たまたま商用で組合を訪れた木材販売やプレカット加工を行っている企業の方を紹介いただき、更に有意義なヒアリングとなった。
 この会社が中心となり、県内の工務店等が参加した企業グループが、製材から先の加工・建築段階において、認定統合事業体としてSGECの認証を受けているそうだ。

 これで市有林の森林認証が取れれば、市有林→製材→加工→建築と一連の流れ全体で森林認証が取得され、更に富士ひのきの付加価値が上がることが期待できる。

 今回の質問では、加工・流通段階の提案までは行えないが、次回以降のテーマとして更に勉強していきたいと思う。

by koike473 | 2010-06-24 23:22 | 森林づくり・林業 | Trackback | Comments(0)  

6月議会一般質問と富士市森林組合

 18日(金)は、大渕にある富士市森林組合に出かけた。
6月議会一般質問と富士市森林組合_f0141310_23222830.jpg

 現在開会中の6月議会では「富士山麓の森林(もり)づくりと環境保全対策について」一般質問する。
 「森林づくり」に関連が深い森林組合の意見をヒアリングするためだ。

 富士市森林組合は、大渕街道を北上し、富士本(ふじもと)地区の手前、大渕公園の南側に事務所がある。
 県森林組合連合会の富士木材センター(富士・伊豆地域の木材の流通拠点で木材を売買する市場)と同じ敷地内だ。
6月議会一般質問と富士市森林組合_f0141310_2323787.jpg

6月議会一般質問と富士市森林組合_f0141310_23235373.jpg
 
 この日は雨だったが、木材センターの広い木材置き場では、木材を積んだ重機が動き回っていた。
6月議会一般質問と富士市森林組合_f0141310_23242979.jpg

 森林組合では、今回の質問のポイントとなる「森林認証制度」等について意見交換させていただき、大変有意義だった。
 ちなみに「富士市森林組合」が富士市の組合で、「富士森林組合」は富士宮市の組合だ。
6月議会一般質問と富士市森林組合_f0141310_23245572.jpg
6月議会一般質問と富士市森林組合_f0141310_2325251.jpg

 森林組合の玄関を入って正面には、森林づくりに関する様々な展示が。
6月議会一般質問と富士市森林組合_f0141310_23253822.jpg

 森林組合や木材センターの建物周りは、今が盛りのヤマボウシが満開だ。でも雨の中、ちょっとかわいそうだ。
6月議会一般質問と富士市森林組合_f0141310_23261987.jpg

 今回の一般質問は来週28日(月)になりそうだ。
 もう少し時間をかけて、しっかり調べ、準備を怠り無く当日を迎えたいと思う。

by koike473 | 2010-06-20 23:29 | 森林づくり・林業 | Trackback | Comments(0)  

森林(もり)づくり県民税を考えるタウンミーティング

 今日は、昨晩行ったが、帰りに一杯やってしまい書けなかった「森林(もり)づくり県民税 ~未来への森づくりタウンミーティング~」の話。
森林(もり)づくり県民税を考えるタウンミーティング_f0141310_23461599.jpg

 会場は、JR富士駅北にある「富士市交流プラザ」だ。
森林(もり)づくり県民税を考えるタウンミーティング_f0141310_2345485.jpg

 昭和30年代以降、安い外材の輸入が拡大し、林業の衰退が叫ばれるようになって久しい。
 それに伴い、森林を管理(間伐等)する所有者が減り、荒廃した森が増え、水源涵養機能の低下や土砂くずれの発生等が懸念されている。
森林(もり)づくり県民税を考えるタウンミーティング_f0141310_23482411.jpg

 静岡県では、このような荒廃した森林を再生して、特にこのような環境面からの「森の力」を回復するための財源として、平成18年度から「森林(もり)づくり県民税」を導入した。
森林(もり)づくり県民税を考えるタウンミーティング_f0141310_23463249.jpg

森林(もり)づくり県民税を考えるタウンミーティング_f0141310_23484716.jpg

 今回のタウンミーティングは、この「森の力再生事業」の実施状況、有効性を県民に知ってもらうとともに、平成22年度で期間(5年間)が終了するこの「森林(もり)づくり県民税」について県民の意見・意向を聞くために、県が開催したものだ。
森林(もり)づくり県民税を考えるタウンミーティング_f0141310_23464896.jpg

 前半は、県からこの4年間の実績、成果が報告された。
森林(もり)づくり県民税を考えるタウンミーティング_f0141310_234849.jpg

 10年間で、県内の対象となる森林12,000haを整備しようとしているが、この4年間で約4,700ha、約39%の進捗率だそうだ。
森林(もり)づくり県民税を考えるタウンミーティング_f0141310_2349768.jpg

 間伐等、事業の効果として、下草が表土を覆う面積や新たに発生した樹木の種類等の増加が数値として示された。
森林(もり)づくり県民税を考えるタウンミーティング_f0141310_23493368.jpg

森林(もり)づくり県民税を考えるタウンミーティング_f0141310_23502149.jpg
森林(もり)づくり県民税を考えるタウンミーティング_f0141310_2350283.jpg

 県としては、これらの効果を実績に、更に5年間の課税継続を進めたい意向だ。

 このタウンミーティングには、富士市内の森林所有者や森林組合の方々が20名ほど参加した。
森林(もり)づくり県民税を考えるタウンミーティング_f0141310_23504576.jpg

 意見交換の中では、
 「富士市民は、これまで約7,000万円の森づくり県民税を納めているが、富士市内で行われた「」森の力再生事業」は1,500万円程度に過ぎない。事業対象となる森林の採択枠を広げるべきだ」
 「間伐は、2列の列状間伐でなければならないとされているが、高性能機械を入れずにでき、小規模森林所有者にも対応可能な定性間伐も事業の対象にすべきでは」
 「せめて富士市民が納めた分の7~8割を使えるならまだしも、そうでないなら富士市は県民税としてでなく、市民税として市に納める制度にした方が良い」
等、さまざまな意見が出された。

 私は、「急傾斜地で林道が整備されていない私有林」が基本なので、地形が緩やかで林道もかなり整備が進んでいる富士市は、対象にならない森林が多いとは思っていたが、まさかこれほどの低い割合だとは思わなかった。
 県庁から見れば、県内の荒廃した森林が再生すればいいのはわかるが、富士市のように採択率が低い市町にすれば、納めた分相当の要求は当たり前だ。
 県営工業用水の他地域の赤字を、富士地域の黒字で穴埋めしているのと同じ構造だ。

 何とかしなければと思う。
 だが、これは最終的に県議会で審議する話だ。
 そういうことを考えると、市内の森林・林業関係者から生の意見が多数出されたこのタウンミーティングの場に、富士市選出の県議会議員が誰もいないのは大変残念だった。

by koike473 | 2010-06-03 23:53 | 森林づくり・林業 | Trackback | Comments(0)  

富士山麓ブナ林創造事業と危機管理能力

 今日は4月29日、毎年この日は富士市主催で「富士山麓ブナ林創造事業」が行われる。
 今年も予定通り、朝出発したのだが、途中で大雨になり、残念だが中止となった。

 今日は、そこで思ったこと。

 天気予報では、昨日から「午前中は雨が降るかも」と言っていた。
 しかし、雨量は少なく、早い時間に上がる予報だった。
 そんなことで、私は雨具(カッパ)を用意し自宅を出発した。

 集合場所の「富士山こどもの国」では、富士山は厚い雲に覆われているが、雨はまだ落ちていなかった。
富士山麓ブナ林創造事業と危機管理能力_f0141310_2257122.jpg

 バスに乗り、林道富士山麓線を行くと、次第にポツポツし始め、下車地点では本降りになっていた。
富士山麓ブナ林創造事業と危機管理能力_f0141310_22581432.jpg

 今年の植樹会場は、ここから約2km歩いた地点だ。
 それでも、「そのうち上がるだろう」と皆さん元気に出発した。
富士山麓ブナ林創造事業と危機管理能力_f0141310_22582514.jpg

 しかし、歩けば歩くほど雨が強くなる。
富士山麓ブナ林創造事業と危機管理能力_f0141310_22583783.jpg

 両側を伐採し、風の通り道になっているところでは、横殴りの「嵐」の状況だ。
富士山麓ブナ林創造事業と危機管理能力_f0141310_22585361.jpg

 私は2番目位のバスに乗ったので、結構先頭の方にいた。
 途中一緒になった元市の職員の方と、「後から来る参加者全員が来てしまってから『中止』の判断では遅いですよね。早めに判断した方がいいですね」と話をしていたら、車が前方から来て「中止にします」と連絡があった。

 しかし、その場所は会場まで約100mほどの地点だった。
富士山麓ブナ林創造事業と危機管理能力_f0141310_2259965.jpg

 会場は、このように準備万端だった。
富士山麓ブナ林創造事業と危機管理能力_f0141310_22592080.jpg
富士山麓ブナ林創造事業と危機管理能力_f0141310_22593171.jpg
富士山麓ブナ林創造事業と危機管理能力_f0141310_22593935.jpg


 「あと10分でも早く判断していれば、こんなに濡れなかったのに。でも仕方がないな」と思いながら帰り道を歩いていると、山を登ってくる鈴木市長に出会った。
 市長は、参加者一人ひとりに「残念でしたが、気をつけてお帰り下さい」と声をかけていた。
 市長を持ち上げる訳ではないが、おそらく主催者トップである市長のこうした姿を見て、参加した方々は納得したはずだ。
 イベント時の天候判断の難しさと、トップの姿勢を感じた次第だ。

 フジザクラも寒そうだ。
富士山麓ブナ林創造事業と危機管理能力_f0141310_2301993.jpg

 それともう一つ。
 行きのバスの中に、同じジャンパーを着た市内のある企業の皆さんがグループで乗っていた。
 私はその皆さんの前の席に座っていて、「エーッ」と思うことがあった。

 私の後ろの2名(おそらく総務部関係の上司と部下)は、雨が降り始める前に「イベントでこんな天気の時は、市役所の危機管理能力が試されますね」と話をしていた。
 「民間企業の人は厳しく見ているなあ」と思った。
 ところが、雨が降り始め、バスを降りる頃になると、「いやあ、こんな雨が降るとは思わなかった。私は傘もカッパも持ってきませんでしたよ」と言っている。
 「おいおい、案内文書にも『雨具持参』とあっただろ。山に来るのに天気予報くらい自分でチェックしてこいよ。あんた、まずは『自分自身の危機管理能力』だよ」と言いたかったが。

 途中中止になったのは残念だったが、いろいろ考えさせられた今年の「ブナ林」だった。

 ただ、お昼前からは急速に天気が回復した。
 誰が「雨男」だったのだろう?

by koike473 | 2010-04-29 23:03 | 森林づくり・林業 | Trackback | Comments(0)  

富士山麓の巨大モンスターボックスに挑む!

 昨日(1日)は、最近は年に一度になってしまった富士山麓の下草刈りに出かけた。
 所属するNPOふじ環境倶楽部が主催するものだ。
 場所は、昨年と同じく、全国規模で広葉樹の森づくりを展開している「NPOどんぐりの会」さんの植栽地だ。
富士山麓の巨大モンスターボックスに挑む!_f0141310_23195416.jpg

 天気が心配だったが、8:45に市役所を出発し、霧の中で予定通り10:00から開会式が始まった。
 「NPOどんぐりの会」は、全国各地で森づくりを進めているが、富士山南麓ではここで4.7haの植栽を行っている。
 ボランティアの皆さんが作業を行うが、4.7haは規模が大きい。
 下草刈りを、われわれ地元のNPOふじ環境倶楽部が手伝い、少しでも水源涵養等につながればとの思いで昨年もコラボレーションさせていただいた。
富士山麓の巨大モンスターボックスに挑む!_f0141310_2320751.jpg

 作業範囲等の説明を受ける。
富士山麓の巨大モンスターボックスに挑む!_f0141310_23202113.jpg

 刈り払い機のチェックをし、準備はOK!
富士山麓の巨大モンスターボックスに挑む!_f0141310_2320423.jpg
富士山麓の巨大モンスターボックスに挑む!_f0141310_23211762.jpg

 植栽地は、ほぼ一面が成長したカヤに覆われている。
 この中に植栽されている広葉樹に日光を当てるとともに、作業道を切り開くために、この巨大なカヤを刈るわけだ。
富士山麓の巨大モンスターボックスに挑む!_f0141310_23293217.jpg

 「新品の刃」に付け替えられた刈り払い機は調子がいい。バサバサと切り開いていく。
富士山麓の巨大モンスターボックスに挑む!_f0141310_23225412.jpg

 ところどころに、ピンクのリボンが目印の植栽木(ブナ、ミズナラ、ヒメシャラなど)が出現する。
 カヤに覆われ、気がつかずに3本も大事な広葉樹を切ってしまった。申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
富士山麓の巨大モンスターボックスに挑む!_f0141310_233153.jpg

 午前中いっぱい作業をし、何とかエリアを縦横に通り抜けられる作業道ができた(はず?)。

 12:00になり、お待ち兼ねの弁当タイム!
 しかし、ここからが大変だ。
 私は、エリアの一番標高が低い部分を担当した。そこから弁当を食べるテントまではかなりの坂道を登らなくてはならない。
富士山麓の巨大モンスターボックスに挑む!_f0141310_23235463.jpg

 刈り払い機のベルトが身体に食い込み、ヒーヒー言いながら、やっとのことでテントに着いた。
富士山麓の巨大モンスターボックスに挑む!_f0141310_23241060.jpg

 そしてこの日は、うれしいことに「焼きそば」の差し入れが15人分。
 実は前の晩に、日乃出町にある「こしじ」で一杯飲っていた。
 「明日は富士山に下草刈りに行くですよ」と話をしていたら、ママが「いやー、それはすばらしい!私は行けない代わりに、焼きそばの差し入れで参加した気持ちにさせて欲しいわ」とのこと。
 朝一番で焼いてもらったものを、みんなでおいしくいただいた。
富士山麓の巨大モンスターボックスに挑む!_f0141310_23243156.jpg

富士山麓の巨大モンスターボックスに挑む!_f0141310_23253537.jpg

 昼休みには、それぞれ自己紹介!私は、この差し入れを通じた「こしじ」のママの森づくりへの参加の気持ちを紹介!
 こんな形の市民活動参加も大歓迎です!富士市の皆さん、「こしじ」を是非ともよろしく!
富士山麓の巨大モンスターボックスに挑む!_f0141310_23254895.jpg

 テントの脇には、大きなユリが満開!
富士山麓の巨大モンスターボックスに挑む!_f0141310_2327966.jpg

 昼食後は、ふじ環境倶楽部が以前から植え付け作業をし、今年4月に補植した林の下草刈りを更に1時間半実施。
富士山麓の巨大モンスターボックスに挑む!_f0141310_23272264.jpg

 そして最後にみんなで記念撮影。
富士山麓の巨大モンスターボックスに挑む!_f0141310_23273562.jpg

 良く働いてくれた「刈り払い機」にもお礼を言わなくては!

by koike473 | 2009-08-02 23:35 | 森林づくり・林業 | Trackback | Comments(0)  

NPO法人ふじ山森の会 キックオフイベント!

 昨日(10日)は、「NPO法人ふじ山森の会」の設立記念イベントに参加した。
 場所は丸火自然公園。

 私は、7:00から田宿川の川そうじ(緑地の草刈り作業)に30分だけ参加し、あわてて丸火に向かった。
NPO法人ふじ山森の会 キックオフイベント!_f0141310_23382972.jpg

 会場には、早朝からスタッフの皆さんがテントを張り、受け付けもしっかり設けられていた。
NPO法人ふじ山森の会 キックオフイベント!_f0141310_23384594.jpg

 開会式。グリーンのTシャツを着たのがスタッフの皆さん。会員や一般の方々、計約150名が参加した。

 まずは、2コースに分かれて「間伐状況視察」と「自然観察」。
 私は、間伐状況視察組。
NPO法人ふじ山森の会 キックオフイベント!_f0141310_2339367.jpg

 県富士農林事務所の方から、森林の重要性と林業を取り巻く経営環境の厳しさなどについて説明を受ける。
NPO法人ふじ山森の会 キックオフイベント!_f0141310_23392162.jpg

 林内には、伐採や間伐しても「木材」としての利用価値、というより商品価値がない木が多数放置されている。
 「ふじ山森の会」は、こうした放置木を「薪」として活用し、さらにその灰を肥料として富士山に還元する活動を主とする団体だ。
NPO法人ふじ山森の会 キックオフイベント!_f0141310_23394268.jpg

 こちらは「自然観察」で解説する富士自然観察の会の中山先生。若葉がきれいな季節になってきた。
NPO法人ふじ山森の会 キックオフイベント!_f0141310_23395819.jpg

NPO法人ふじ山森の会 キックオフイベント!_f0141310_2340182.jpg

 広場に戻り、雑木林から広葉樹の間伐材を運び出す。
NPO法人ふじ山森の会 キックオフイベント!_f0141310_2340359.jpg

 これらを薪として使いやすい30~40cmに「玉切り」していく。
NPO法人ふじ山森の会 キックオフイベント!_f0141310_23491187.jpg

 チェーンソーの手入れをする槙野理事長。このオレンジ色のチェーンソーはハスクバーナ社製(スウェーデン)。8年間、国産のチェーンソーを使い、今年、やっと念願だったハスクバーナを購入したそうだ。

 続いて「玉切り」した材の「薪割り」体験。
NPO法人ふじ山森の会 キックオフイベント!_f0141310_23411598.jpg

 まずは、私とともに「ふじ山森の会」の理事になった笠井議員。笠井議員は剣道をやっていたので(?)姿勢が決まっている!
NPO法人ふじ山森の会 キックオフイベント!_f0141310_23413242.jpg

 私も挑戦!うまく割れた時はなんとも言えない快感だ。でも、続けて斧を振り上げると結構疲れる。
NPO法人ふじ山森の会 キックオフイベント!_f0141310_2342470.jpg
NPO法人ふじ山森の会 キックオフイベント!_f0141310_2342255.jpg

 子ども達も、しっかり指導を受けながら体験した。
 この日はイベントなので斧で割ったが、毎週の「ふじ山森の会」の活動では、「薪割り機」を使って割っているそうだ(理事でありながら、まだまだ見たことがなく申し訳ない!)。

 そして、みんなが楽しみにしていたバーベキュー!
 ところが、網や鉄板で焼いた肉や野菜は、「食べる」のと「焼く」のに懸命で、写真を撮るのをすっかり忘れた。
NPO法人ふじ山森の会 キックオフイベント!_f0141310_23424886.jpg

 ということで、森の会らしく、薪を燃やしている写真(この火で肉を焼いた)で勘弁を!

 しかし、いい写真もあった。
NPO法人ふじ山森の会 キックオフイベント!_f0141310_2343427.jpg

 こちらは「薪ストーブ」で焼いた焼きたてのピザ。
NPO法人ふじ山森の会 キックオフイベント!_f0141310_23431835.jpg
NPO法人ふじ山森の会 キックオフイベント!_f0141310_23432618.jpg

 この日は、丸火に3台持ち込んで、ガンガンと焼いていただいた。
NPO法人ふじ山森の会 キックオフイベント!_f0141310_2343507.jpg
NPO法人ふじ山森の会 キックオフイベント!_f0141310_2344242.jpg

 午後も、玉切りや薪割り、そして皮むき体験、木工教室などで楽しんだ。
NPO法人ふじ山森の会 キックオフイベント!_f0141310_23442298.jpg

 最後は、残ったスタッフで記念撮影。本当にお疲れ様でした!

 ブログをご覧の皆さん、薪割りはストレス発散に最高です!
 「NPOふじ山森の会」で、少し富士山のことを考えながら、是非体験してみませんか?

 私も、早く村山(富士宮市)の作業場に行き、次は普段の「ふじ山森の会」の状況を、このブログでお伝えしたいと思います。

by koike473 | 2009-05-11 23:49 | 森林づくり・林業 | Trackback | Comments(2)  

今年も参加して感じた!ブナ林創造事業

 昨日(29日)は、富士市が主催する「第16回富士山麓ブナ林創造事業」に参加した。
今年も参加して感じた!ブナ林創造事業_f0141310_23283817.jpg
今年も参加して感じた!ブナ林創造事業_f0141310_23284515.jpg

 受付けをし、シャトルバスの出発場所となった「こどもの国」からの富士山

 「今年の植栽場所は、昨年の植栽地から歩いて15分」と事前に聞いていた。
今年も参加して感じた!ブナ林創造事業_f0141310_232972.jpg

 バスを降りて参加者は数珠つなぎで歩いていく。
今年も参加して感じた!ブナ林創造事業_f0141310_23292133.jpg

 開会式。今年は約650名の参加だ。
今年も参加して感じた!ブナ林創造事業_f0141310_23294873.jpg

 用意された苗木。昨年は1,670本だったが、今年は2,500本用意したそうだ。
 それでも一人当たり約4本で、30分弱で植栽作業は終了した。
今年も参加して感じた!ブナ林創造事業_f0141310_2330125.jpg
今年も参加して感じた!ブナ林創造事業_f0141310_23301297.jpg

 2週間前の「マックスバリュ富士荒田島店」の植樹祭は、一人20本くらい植えたから、それと比べると物足りない。
今年も参加して感じた!ブナ林創造事業_f0141310_23302916.jpg

 植樹後は、この「ブナ林創造事業」の意義について、中山先生(富士自然観察の会顧問であり、ふじ環境倶楽部の顧問も務めていただいている)のミニ講演会があった。

 「水源涵養の面からは、ブナ林もしっかり管理したヒノキの林も、その機能に差はありません。一番違うのは、ブナ林は『生物多様性』の面で、はるかに多種類の生物が生存しているということです」と話された。
 そして「何もせずに放っておけば、富士山麓は、自然にブナ林が成立します。しかしそれには、何百年もかかります。そのスピードを格段に速めるのがこの植樹祭です。これからもずっと続けていくことが望まれます」
 いつもながら、とてもわかりやすい、いい話だった。
今年も参加して感じた!ブナ林創造事業_f0141310_23304173.jpg

 その後、弁当を食べながらミニコンサートを聴いた。

 帰りは、植栽地から車を停めた「こどもの国」の駐車場まで、林道を1時間かけて一人で歩いた。
今年も参加して感じた!ブナ林創造事業_f0141310_2331757.jpg

 ちょうどいい気候で気持ちがいい。
今年も参加して感じた!ブナ林創造事業_f0141310_23312533.jpg

 十里木カントリークラブの前の「みどりのトンネル」
今年も参加して感じた!ブナ林創造事業_f0141310_2332414.jpg

 「こどもの国」入口には、「かぶと」と「こいのぼり」が!

 私は、昨年6月の定例議会で、このブナ林創造事業のあり方について一般質問した。
 「経年的に育成状況がわかり、市民が『あそこがブナ林の場所だ』と行けるような一定の場所を確保し、毎年計画的に取り組むべきだ。また下草刈り等の保育管理も希望を募り、市民参加で行うべきだ」との提案だ。
 市当局は、この事業の最大の狙いは「意識啓発」であること、そして「安全性の確保」を最優先しなければならないことなどから、私の提案には否定的だった。

 しかし、昨日今年の「ブナ林創造事業」に参加して、改めて昨年と同じ感想を持った。
 さて、今度はどう提案しようか?

by koike473 | 2009-04-30 23:34 | 森林づくり・林業 | Trackback | Comments(2)  

岩本山の森づくり 森の力再生事業

 15日(日)は、岩本山公園で梅を楽しんだついでに、岩本山の南斜面で始まった「森の力再生事業」の取り組みを見てきた。

 森の力再生事業は、静岡県が荒廃した森林の再生を進めるにあたり導入した「森林(もり)づくり県民税」(平成18年度から県民一人当たり400円/年)を財源として行う森林整備事業だ。
 具体的には、土砂災害の防止、水源の涵養などを図るため、間伐や土留め工事などを行い、森林が持つ機能をもっと引き出そうとするものだ。
岩本山の森づくり 森の力再生事業_f0141310_22153052.jpg

 岩本山は、遠くから見ると、岳南平野の西端に見え、それほど高くないやさしい里山のように感じる。
岩本山の森づくり 森の力再生事業_f0141310_22155467.jpg

 日蓮宗の名刹である実相寺の山号にもなっていることからわかるように、実相寺の裏山でもある。
岩本山の森づくり 森の力再生事業_f0141310_22161658.jpg
岩本山の森づくり 森の力再生事業_f0141310_2216588.jpg

岩本山の森づくり 森の力再生事業_f0141310_22181726.jpg

 しかし、山門をくぐり、実際に山道から入ってみると、切り立った急傾斜面がほとんどの山だ。
岩本山の森づくり 森の力再生事業_f0141310_22183414.jpg

 ヒノキの植林地に竹が侵入し、ほとんど管理されていない林も目立つ。
 こうした林は、素人目に見ても、日光が入らず、ヒョロヒョロした木が多く、下草も生えず、危険な感じがする。

 このような手が入っていない林を、森の力再生事業によって、全体の40%を間伐するそうだ。
 既に間伐工事に着手し、伐った場所には日光が差し込んでいるところもある。
岩本山の森づくり 森の力再生事業_f0141310_22192164.jpg

 また、伐った間伐材を利用して「制水工」に組んである場所もある。
岩本山の森づくり 森の力再生事業_f0141310_22193522.jpg
岩本山の森づくり 森の力再生事業_f0141310_2219427.jpg

 制水工は、土砂や降った雨が下流に流れ出るのを防ぐ防災のためと、雨を地下に浸透させる水源涵養の役割を果たす。
 そして、制水工にした間伐材は10年位で土に還る。
岩本山の森づくり 森の力再生事業_f0141310_2220632.jpg
岩本山の森づくり 森の力再生事業_f0141310_22201257.jpg

 竹林は、竹材を使った制水工だ。
 しかし、全部が全部制水工にできるわけではなさそうだ。
岩本山の森づくり 森の力再生事業_f0141310_22213286.jpg

 あまりに急なところは、伐った木や枝が下にころがらないよう、残した木の根元に置いておくのが精一杯のようだ。
 しかし、本年度の事業はまだ始まったばかりで、3月末まで行われるようだ。
 本年度エリアの全体工事が終わった4月にでも、もう一度出かけて、「ビフォー・アフター」を確認してみたいと思う。

by koike473 | 2009-02-25 22:21 | 森林づくり・林業 | Trackback | Comments(0)  

富士山麓での下草刈りとスイカ

 2日(土)は、所属するNPOふじ環境倶楽部の「下草刈り」に参加した。
 平成8年の台風で、富士山麓の国有林を中心とするエリアは、倒木などの大きな被害を受けた。その後、営林署や市民団体などが参加し、ヒノキだけでなく、ブナやミズナラ、ヒメシャラなどの広葉樹も多数植樹してきた。
富士山麓での下草刈りとスイカ_f0141310_22495579.jpg

 ふじ環境倶楽部は、営林署が植えたエリアだが、昨年まで、10年近く、同じ場所の下草刈りを毎年続けてきた。そして、昨年までで苗木も2m以上に育ち、下草刈りも不要になった。

 そんなことで、今年は全国的に活動する森づくり団体である「どんぐりの会」さんが活動しているエリアのお手伝いをさせていただくことになった。
富士山麓での下草刈りとスイカ_f0141310_22501739.jpg

 場所は、これまで行ってきた場所から、さらに国有林内の林道を奥に進んだところだ。
 4月に下見に行った時は、すぐ近くだと感じたが、実際には車で10分以上かかる場所だった。

 下草刈りと言っても、これまでの作業とはずいぶん異なっていた。
富士山麓での下草刈りとスイカ_f0141310_2251319.jpg

 以前、苗木を植えたが、シカによる食害(芽や樹皮を食べられる)がひどく、大半が枯れたり、折られている。そこで今後、補植(枯れた苗木の場所に改めて新しい苗木を植える)を行っていくのだが、そのための作業道を確保するのが今回の下草刈りの中心作業だ。
富士山麓での下草刈りとスイカ_f0141310_22514839.jpg

 しかし「下草」とは名ばかりで、人間の背丈より高く伸びたカヤを刈っていかなければならない。

 カンカン照りではたまらないが、この日は、天候に恵まれ(?)、終日「曇り空」だったのは幸いだった。
 それでも、刈り払い機を背負い、斜面に足を踏ん張り、カヤを切り倒していく作業は、あっという間に汗が噴出す。
 草丈が高く、作業道をつなげる先の目標地点がなかなか確認できない中での作業の上、とことどころに大きな倒木や切り株があり、それらを避けて道を切り開いていくので、なかなかはかどらない。
富士山麓での下草刈りとスイカ_f0141310_22541510.jpg

 しかし、時々後ろを振り向くと、一面のカヤの中に、自分が切り開いた作業道が「形」を見せている。
 これは快感だ。汗を流して活動した分、大地にくっきりとその成果が現れている。
 この作業道を使い、新たに捕植し、それが森に育ち、水源涵養などにつながることを祈るばかりだ。
富士山麓での下草刈りとスイカ_f0141310_22543584.jpg

 「どんぐりの会」からは、事務局の方2名(福井さん、荻原さん)が参加し、我々ふじ環境倶楽部のメンバーに適切な指示や指導をしていただいた。全国組織であり、お二人は会の専従職員だそうだ。
富士山麓での下草刈りとスイカ_f0141310_22551054.jpg

 眺望がきく高台で昼食。「どんぐりの会」さんが、冷えたスイカを切って出していただいた。汗で水気が抜けた体に最高の贈り物だった。スイカを食べるのに一生懸命で、写真を撮るのはすっかり忘れていた。
富士山麓での下草刈りとスイカ_f0141310_22561511.jpg
富士山麓での下草刈りとスイカ_f0141310_22562444.jpg

 昼食後は、刈り払い機の手入れをし、燃料を補給し、午後の作業に備える。
富士山麓での下草刈りとスイカ_f0141310_22572244.jpg

富士山麓での下草刈りとスイカ_f0141310_22564683.jpg

 女性の皆さんは、手ガマで草を刈るとともに、以前植えた苗木を食害から守るため、麻布や刈ったカヤを苗木の幹に巻く作業も行った

 午前、午後、合わせて3時間弱の作業だったが、ふくらはぎがパンパンに張った。年齢を感じずにはいられない。
富士山麓での下草刈りとスイカ_f0141310_2257418.jpg

 でも閉会式では、「どんぐりの会」さんからは、「我々は、いつも手ガマで刈っているので、作業効率がよくありません。でも今日は、刈り払い機を多数(計8台)持ち込んでいただいたので、予定以上に作業が進みありがとうございました」とおほめ(?)の言葉をいただいた。
富士山麓での下草刈りとスイカ_f0141310_2258368.jpg

 できれば自分達が切り開いたこの作業道を使って、これから捕植や下草刈りの活動を続けていければと思う。
 次回定例会で、この日の反省を行いながら、早速提案してみようと思う。

by koike473 | 2008-08-03 23:03 | 森林づくり・林業 | Trackback | Comments(2)  

6月議会一般質問の報告 その1

 6月議会での私の一般質問の報告。
 2項目質問したが、今日は1つめの「富士山麓ブナ林創造事業への取り組みについて」。

 大きく、2点について質問・提案した。
 1つは、「ブナ林創造事業は、広い用地を確保し、その中で計画的に取り組むべき」との提案だ。
6月議会一般質問の報告 その1_f0141310_22173344.jpg

 ブナ林創造事業は、平成6年から15年間続けており、延べ8,000名以上の市民が参加して植樹を行ってきた。しかし毎年場所が変わり、そこにバスで連れて行かれ参加する市民にとっては、どこに植樹したか場所が後で確認できない。
 加えて事業に参加しない一般の市民にとっては、仮に「ブナ林創造事業」は言葉で知っていても、自然林がどのように育っているのか知るすべはないのが実情だ。

 そこで、「経年的に育成状況がわかり、市民が『あそこがブナ林の場所だ』と行けるような一定の場所を確保し取り組むべきだ」と質問した次第だ。
 植樹場所を提供している林政課に事前にヒアリングした際には、こどもの国の県道を挟んだ南側に植えてから55年が経つヒノキ林(「杉山」という場所で、全部で40haほどある)があり、ここは今後伐採を始める予定があるので、調整次第では利用は可能。との話を聞いていた。
6月議会一般質問の報告 その1_f0141310_22132227.jpg

十里木カントリークラブから見る「杉山」。ゴルフコース向うの緑が濃い林だ。その左の草地は裾野市だ。
6月議会一般質問の報告 その1_f0141310_22134531.jpg
6月議会一般質問の報告 その1_f0141310_22135587.jpg

立派なヒノキ、スギが育ち、伐期を迎えている杉山の林。

 しかし、市長の答弁は「誰もが参加できるためには、安全性の確保が第一であり、現場を確認した上で検討したい」とのことだった。
6月議会一般質問の報告 その1_f0141310_22142774.jpg

ゲートから広域林道を入り、すぐ左側一帯が「杉山」

 「杉山」は、こどもの国の近くで分かりやすい上、県道富士裾野線から広域林道愛鷹線を通ればバスでのアクセスは容易だ。林道から見た限りでは、林道沿いには緩い傾斜地も多い。
 是非、検討を進めてほしいとして結んだ。

 2つめは、「植樹以外にも、市民が保育管理などの作業や森林見学会などに参加できるプログラムを組み込むべき」との提案だ。
6月議会一般質問の報告 その1_f0141310_2218352.jpg

 現在のブナ林創造事業は、春の植樹作業のみ市民が行っている。そしてその植樹は参加者一人が2~3本植えるだけだ。時間にすれば30分以内で終わってしまう。
 また、植えた後の下草刈りなどの保育作業は森林組合に委託している。
 しかし、事業の目的が「森林の重要性について広く市民の意識啓発を図ること」であるなら、春の植樹時にはあと1~2時間加えて森林見学会、自然観察会を行う。夏には、植えた苗木がしっかり育つよう、植えた市民に呼びかけ下草刈りに参加してもらう等をプログラム化するべきと提案した。
 だが答弁は、1つめと同様「安全性が第一であり、加えて下草刈りは重労働でありそれほどの参加が見込まれない」とのことだった。
 私も、参加者数百人の全員が森林見学会に参加の意向を示すとは思わないが、事前に申し込みの際に希望を募り、植樹だけの人と、数十人の見学会に参加する人を分ければよいのでは。また下草刈りは重労働だが、森林はそのような重労働があって初めて立派に育つということを身をもって知ることが本当の意識啓発になるのではと再質問した。
6月議会一般質問の報告 その1_f0141310_22185812.jpg
6月議会一般質問の報告 その1_f0141310_2219633.jpg

 私が所属するNPO法人ふじ環境倶楽部でも、この10年ほど夏の下草刈りを続けているが、狭い範囲での公募でも結構人は集まる。当初は、森林組合の皆さんに指導をいただき、保険にも必ず加入し行っている。この間、事故は1件(中学生がふざけて、カマで自分の足を切ったこと。3針位縫った。保険には入り、指導もしっかり行うが、山では「ケガは自分持ち」だ)。
 しかし「安全性」、「誤伐の可能性」などを理由に、結局議論がかみ合わないまま何度かやり取りの後、検討を要望し、質問を終えた。

 一般質問全体が終わり、今改めて振り返ると、この2つめの提案に関し、別の会派の先輩議員の質問でとても参考になるやり取りがあった。
 議員の主張と市当局の主張が違う場合は、何度正面からぶつかっても一致することはほとんどない。議会ではなく、普通の会議の議論でもそうだが、お互い意地も張るし、そう簡単に主張は変えられない。
 しかし、切り口を少し変え、相手の立場も尊重した提案なら受け入れられる場合が多い。この先輩議員の質問は、その点、現実論として次につながるという点で見事だった。
 そうしたことを踏まえれば、私の2つめの質問は、2回目以降のやり取りで、「市民参加で自然林を創っていくという基本的な考え方の中で、これまでのブナ林創造事業への参加者に、他のプログラムに関する参加意向等のアンケートを行ってみてはどうか?」と提案すればよかったと思う。

 これについては、今後、改めて担当課に提案してみたい。

by koike473 | 2008-06-29 22:26 | 森林づくり・林業 | Trackback | Comments(0)