カテゴリ:産業振興・雇用( 64 )

 

日本一高い、チャレンジスピリット 「f-Biz」

 昨日は、8月初めに開所した富士市産業支援センター「f-Biz」の視察勉強会があった。
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 私が所属する議会会派が企画し、他の会派にも声かけし、計17名の議員で「f-Biz」を訪問した。
 「f-Biz」は、起業・経営相談、セミナー・講演会・交流会の開催、地域産業支援機関へのコーディネート、情報発信等を通じて、「新しくビジネスを始めたい、今の事業をさらに大きく成長させたい」という人や起業をサポートする拠点だ。
 市が予算を確保し設置したセンターであるとともに、「SOHOしずおか」や「はままつ産業創造センター」で大きな成果を上げ、この分野では全国的にもカリスマとして著名で、なおかつ地元・富士市吉原の出身である小出宗昭氏をセンター長に迎えたことから、議会としても大変注目している。
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 8月:123件、9月:123件と、開所以来の2ヶ月で246件の相談があった。
 これは、当初予想した月25件を大幅に上回る数字だ。
 小出氏の静岡、浜松での実績と、開所前から新聞等で効果的にPRしてきた成果が早くも現れている形だ。
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 小出氏の考え方は極めて単純だ。「いっしょに考えよう、いっしょにやりましょう」だ。
 全国の公的産業支援機関が苦戦しているのは、箱物(施設)や制度(相談員等の配置)は造ったけれど、その運営姿勢は「支援してやる」、「問題点指摘」型が多く、「ともに前に進んでいこう」という形ではないからだと言う。
 確かにそう思う。
 数年前、SOHOしずおかに小出氏を訪ねた時、秘書役の女性が言っていた。「小出さんは、これだと思えば、サポートをしてくれそうだったり、ともに事業をやれそうな方の所に、相談者といっしょに出かけます」。
 事実、私が訪問したのは午後1番だったが、その時も午前中の相談者といっしょに関係者のところに出かけ、まだ帰ってきておらず、少し遅れてあわてて戻ってきた。「すみません。先方の方と話が進んで・・・」とのことだった。
 昼食もとらずに私と打合せを行ったが、帰り際に秘書役の女性が、「ほとんど毎日こんな感じです。お昼を食べる時間がないので、相談時間の合間に『おかゆ』を食べるくらいです」
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 このような姿勢と、目に見える形の成果を出していることが、企業経営者やこれから起業しようと考えている方々にとって、わかりやすく、そして共感を呼ぶのだろう。
 熱く語る小出氏に、参加した多くの議員も共感し、エールを送った。
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 近々、f-Biz開設後、開発を支援した製品の第1号(紙製品)が、日経新聞等、マスコミで報道されるだろうとのことだ。
 「日本一高い、チャレンジスピリット」を合言葉にした「f-Biz」に、これからも注目だ。

by koike473 | 2008-10-15 06:41 | 産業振興・雇用 | Trackback | Comments(12)  

エントツがない製紙会社 紺屋製紙さんの見学

 いよいよ明日(29日)は、9月議会での私の一般質問がある。
 今夜は、最後の勉強、と言うより確認だ。

 ところで私は、1年ほど前から「倫理法人会」という勉強会に参加している。
 毎週木曜日の朝6:00~7:00、「モーニングセミナー」と題して、様々な講師の方の話を聞く勉強会だ。
 この会の現会長は、「まちの駅 憩いの茶の間」の駅長である山大園の渡辺さんだ。私は、渡辺さんからお誘いいただき参加するようになったが、いろいろな分野の方の話を聞くだけでなく、多くの皆さんと知り合いになることができ、とてもプラスになっている。
 そして、この8月まで会長を務められたのが、紺屋製紙の社長である山本前会長だ。
 また会員の中には、会派は違うが、同期の笠井議員も入っている。

 山本社長からは、以前から紺屋製紙の環境保全に対する取り組みの話を伺っており、「一度見学させてください」と話をしていたが、こちらの都合でずっと伸び伸びになっていた。
 しかし先日(24日)、ようやく笠井議員と一緒に、伺うことができた。

 紺屋製紙さんの建物は、外塀も含め、10数年前にクリーム色とグリーンを基調としたカラーリングがなされた。
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更に正門から構内に入ると、2つの建物には天女の絵が描かれ、その間に富士山が見える構図となっている。
景観への配慮だ。

 いろいろな話を伺い、工場内を見学させていただいたが、紺屋製紙さんの環境保全に対する取り組みは、大きく以下の2本柱だ。

1 排水への負荷を少なくする
 ・紺屋製紙さんの主力製品は、「タオルペーパー」(トイレ等での手洗い後に使う水取り用)、「紙紐」、「電線の絶縁用紙」などで、いずれも古紙を原料とする再生紙製品だ
 ・タオルペーパーは、白さが求められるので、白い原料古紙を確保し、紙紐、絶縁用紙は、白さは必要ないので段ボールや色付きの古紙を原料にしている
 ・他の家庭紙メーカーはトイレットペーパーやティッシュペーパーを造るのに、様々な古紙を原料に、1系統で造ろうとすると、脱墨したり、その排水を浄化するのに、多量の水や薬品を使わなければならない
 ・一方、紺屋製紙さんでは、「白」、「茶」(色つき)の2系統の古紙分解、製造ラインを確保することにより、使用する水や薬品の量をなるべく減らすように工夫している
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再生紙製造過程ではどうしても発生するPS(ペーパースラッジ)。有効活用が大きな課題だ。


2 大気汚染物質を少なくする
 ・紺屋製紙さんにはエントツがない
 ・昭和48年にエントツを撤去し、ボイラーでは、重油→灯油と燃料が変わり、現在は天然ガスを燃やしている
 ・重油や石炭、木くず等を燃やせば、ばい煙が発生し、エントツを建てなければならないが、天然ガスでは基本的にばい煙は発生しない

 この他、紺屋製紙さんでは、社員教育が徹底している。お客様へのあいさつ、工場内の整理整頓、そしてそれらの「表れ」が、「トイレ」だ。
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これは、工場内で職員の皆さんが使うトイレ。何だか「喫茶店」のようだ。中も大変きれいだ。
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こちらは、お客様が使うトイレ。結婚式場の「チャペル」のようだ。植え込みの奥に、見た目にはかわいいが、中は広々し、使いやすいトイレがある。

 さすが多くの経営者の方から慕われる山本社長が経営している紺屋製紙さんだ。
 なるほどとうなずく話が多く、大変参考、と言うより勉強になった。

 この日の見学も参考に、笠井議員が明後日(10月1日)の一般質問に登壇する。
 私は明日だ。もう一度確認して寝ることとしよう。

by koike473 | 2008-09-29 23:42 | 産業振興・雇用 | Trackback | Comments(6)  

富士山フロント工業団地造成現場で新人議員研修会

 7日(月)は、新人議員の研修会「チャレンジ改革7」があった。
 今回の幹事は、唯一の女性議員・山下いづみ氏で、テーマは「富士市の企業誘致について」だ。
 研修会は、テーマにぴったりな、現在造成工事が進んでいる「富士山フロント工業団地」の現場事務所等で行われた。
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 講師をお願いした工業振興課の職員から、富士市の最近の工業の落ち込みとそれへの対策としての全国トップクラスの企業立地促進奨励金(5年間で最高13億5千万円)、そして立地用地としての富士山フロント工業団地の整備などについて説明を受けた。
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完成予想図


 工業団地については、現在造成工事の真っ最中で、来年(21年)6月の完成、9月の引渡しを目指して急ピッチで工事が進んでいる。
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 この日も雨がぱらつく中、何台もの重機がうなりを立てて動いていた。

 この工業団地は、全部で17区画できるが、うち14区画は進出企業が決定している。市内企業が9社、市外が5社とのことだ。決定していない残りの3区画は、いずれも面積1万坪を越える広い区画だ。
 しかし、「この3区画についても、問い合わせがかなりある。まだ造成中で、どのような敷地形状になるのか実際にわからないにもかかわらず、この成約率、問い合わせの状況には、かなり手ごたえを感じている」との説明だった。
 また、残りの大きな区画については、1区画に1社ではなく、2区画を1社で購入し、使うような巨大工場の誘致を狙っているとのことだ。
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 私は、富士市へ企業を誘致するに当たっては、何を売りにしているのか?と質問した。
 交通の利便性、土地の値段の安さ(坪9万円代)、そして既存の工業都市であること(24時間操業も可など)とのことだった。
 外から企業を誘致するのなら、下請けとしての市内の既存企業の技術力を売りにすることも必要だと思うのだが?
 私もどのような技術があるのかは、よくわからないが、これまでに培ってきた製紙、輸送機械、化学などを取り巻くさまざまな技術集積があるはずだ。
 せっかくある県富士工業技術センターなどの力を借りて、市内企業の技術力リストなどを作成し、それらも説明しながら売り込むべきだと思う。
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巨大な調整池。浸透式(池の底面は舗装していない)ということもあり、先日の大雨でも、ほとんど水がたまらなかったとのこと。
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新人議員等の記念撮影。茶畑の奥が造成中の工業団地。


 平成24年頃には、全ての区画で工場が操業を開始し、約1,000名ほどの従業員がこの団地で働くことになりそうだ。
 もちろん、企業誘致の成功が前提だが、操業開始までの間の周辺道路整備や住宅整備などについても質問や要望が出た。

 今後は、残りの3区画について、産業都市・富士市の復活の第一歩を印象付けるような優良企業の誘致が成功するよう市の取り組みを応援していきたい。

by koike473 | 2008-07-09 23:56 | 産業振興・雇用 | Trackback | Comments(0)  

東電の社会貢献

 昨日の12:30頃。吉原の御幸町交番裏の「南町公園」の脇を歩いていたら、公園の中に何十人もの人が!
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 よく見ると、作業服を着た男性に混じって、おそろいの制服を着たOL風の若い女性も何人か!
 みんな、ほうきや袋を持って、ゴミを掃いたり、拾ったりしています。
 中の年配の方に聞くと、吉原本町駅近くの東京電力の職員の方々だそうです。定期的に(期間は聞きませんでしたが)、この公園のそうじをしているそうです。早めに昼食をとり、事務所の皆さんほぼ全員がみえていたようです。
 会社としての方針でしょうが、頭が下がります。

 そう言えば、市役所前の青葉通りで昨年から始まった「アダプションプログラム」はどうなったのかな?
 「企業市民」と言われるようになって久しいですが、結構大変なことだと思います。

 企業のこのような活動も重要だし、ありがたいけど、住んでいる市民一人ひとりがゴミのポイ捨て(しているのは一握りの人なんだろうけど。だから余計腹が立つけど)をしないようにすることから始めなきゃ。

by koike473 | 2007-06-21 23:27 | 産業振興・雇用 | Trackback | Comments(0)