カテゴリ:原発・エネルギー( 39 )

 

原発事故の恐ろしさと怒り 堀川文夫さんご夫妻が作った絵本「手紙 お母さんへ」

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 東日本大震災の後、浜岡原発再稼働の是非を問う県民投票条例の制定を求める署名活動に私も参加した。

 その後、この活動に関わった県東部地域の有志の皆さんで3ヶ月に一度のペースで「ハスヌマの会」という情報交換・勉強会を開催している。

 そのハスヌマの会で、先日、福島県浪江町から富士市に避難し、生活している堀川文夫さんの話を聞いた。

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 堀川さんは、浪江町で学習塾を主宰していたが、福島第一原発事故で町が避難指示区域となり、帰ることができなくなった。

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 その経緯を、愛犬「桃」の目を通して話を進める形で絵本にまとめ出版された。

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 「手紙 お母さんへ」というタイトルだ。

 堀川さんの話を聞いて、何とかしなければ、怒り、恐怖、絶望感・・・様々な思いに胸が締め付けられた。

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 絵は、堀川さんの塾の教え子の皆さんが1ページずつ担当したそうだ。

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 堀川さんと奥様(貴子さん)の出版の「あいさつ」の文章を、是非お読みいただきたい。

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堀川文夫さん


「この本は、東日本大震災と原発事故の二重の災害を経験し、故郷を奪われ、生業を失い、友情を引き裂かれ、生きる証さえ失いかけた多くの人々の思いと、共に生きていた生き物たちの思いが、時間の経過とともに人々の記憶から消えつつあることに空虚しさを感じ、何らかの形で記録に残しておきたいと思ったことから作り始めました。


チェルノブイリ原発事故後の現実と公的機関の発表との大きな差は、福島ではそれ以上に大きく、「理不尽な生命の軽視=帰還政策」に腹の底から怒りがこみ上げてきますが、その思いを抑えながら作りました。」


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堀川貴子さん


「『お父さん、夏休みに子どもたちをどこに連れていったらいいんだろう』。息子からの電話。海があって山があって、自然の中で思い切り遊べて自然の恵みをたらふくいただけた浪江という地。この先、息子や孫たちが浪江の我が家に来ることは二度とない。何故なら、除染された我が家の放射能の数値は、私にとっては驚くほど高く、野生生物の棲み家になってしまったから。


家の片付け作業の日、放射能で汚れてしまった子どもの頃からの思い出の品々やここで暮らした様々な証しが、あの黒いフレコンバッグに捨てられた時、小さな叫び声とともに涙を流した夫を見て、いずれ解体されてしまうこの家を建てた夫の両親の姿が浮かんだ。先祖からの歴史がここで終わる・・・。


この気持ちを書き留めておこう、二度とこんな事が起きないように。


忘れないで欲しい、あの事故を。あの時の混乱、あの時思った事、考えた事を。」



多くの皆さんに、絵本「手紙 お母さんへ」を読んでいただきたいと思います。


by koike473 | 2018-04-23 08:37 | 原発・エネルギー | Trackback | Comments(0)  

包括的施設リース方式でメガソーラー事業に取り組み、防犯灯の維持管理で市民に還元する善通寺市(香川県)

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 四国視察の3日目は、善通寺市(香川県)の大規模太陽光発電(メガソーラー)事業を視察した。

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 善通寺市では、国の再生可能エネルギー固定価格買取制度(いわゆるFIT)が始まることを受け、遊休市有地を活用したメガソーラー導入を検討した。

 当初は、市の直営、または民間業者への土地の賃貸しによる事業を検討したが、最終的に「包括的施設リース契約」により導入を決定したそうだ。

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 リース方式は、

 ・直営に比べれば売電による収益は少ないが、予算の平準化が図られ、技術的な負担が少なく済む

 ・土地の賃貸しでは7,000千円/年だが、リース方式で事業者になれば35,000千円/年の収益を得られる

等の利点があると判断したそうだ。

 当日は、あいにくの雨だったが、2ヶ所ある発電所のうち、「大麻(おおさ)太陽光発電所」を見学させていただいた。

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 リース事業者は東京センチュリーリース㈱。

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 建設はJFEテクノス㈱と、地元業者ではないが、草刈り等のメンテナンスは地元業者を使うことを条件として公募型プロポーザルで事業を進めた。

 敷地面積約17,000㎡の敷地に太陽光パネルが7,500枚配置されている。

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 発電した直流の電気を交流に変換するパワーコンディショナーと変電設備。

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 一般家庭370世帯分の発電(=CO2削減約630トン/年)を行っている。

 発電された電気がこの電柱から流れていく。

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 四国は、小中学校の地理の授業で習ったように晴天率の高い地域であり、周辺にも民間の太陽光発電施設が目立つ。

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 また善通寺市では、メガソーラー事業で得た売電収益を基金に積立て、それを原資として市内の防犯灯約1,000基(地元自治会がこれまで管理)、道路照明灯約600基をLEDに切り替え、10年間の維持管理をリース契約で市が行うとともに、全ての防犯灯、道路照明灯の電気代にも充て、市民に還元している。

 昨年9月議会でも、一般質問で取り上げられ、当局は以下のように答弁したそうだ。

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 太陽光で創られた電気が、防犯灯、道路照明灯の同じ電気という「目に見える形」で市民生活に還元されており、大変有効かつわかりやすい事業だと感心した。

 帰りは、弘法大師(空海上人)が建立した「善通寺」を市役所の車で5分ほど寄っていただいた。

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 次回は、ゆっくり来たいと思った善通寺だった。


by koike473 | 2018-01-19 07:49 | 原発・エネルギー | Trackback | Comments(0)  

富士市の新たな「収入」と「安心」 屋根貸し方式による「東部浄化センター太陽光発電所」の開所式

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 昨日は、「富士市東部浄化センター太陽光発電所」の開所式が開催された。
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 私は、本年度の建設水道委員会委員長であり、予算・決算を審査する上下水道部の所管である東部浄化センターの取組みのため、議長とともに参加した。

 下水道の最終処理・浄化を行う東部浄化センターの屋根は大変広く、日当たりが良い。
 そんな条件を活用し、市は公募方式で浄化センターの屋根を有償で「国際ランド&ディベロップメント協同企業合同会社」に貸し出すこととなった。
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 合同会社の構成員代表であるソーラーパワーネットワーク㈱のジョナサン・パサードCOO。
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 8,552㎡の屋根に太陽光パネルを敷き詰め、発電所として有効活用しながら、再生可能エネルギーの利用を促進するものだ。
 一般家庭で言えば、300世帯分相当の発電量が見込まれる。

 市長もお祝いのあいさつを。
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 市に贈呈された航空写真の青く見える部分全てがパネルだ。
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 残念ながら曇っていて富士山は見えなかったが、この天気でも多少は発電しているとのこと。
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 今年3月に同じ形で始まった西部浄化センターに続くものだ。
 災害時には、直接その電気を利用できる非常用電源装置も備えられ、災害時等に周辺地域の皆さんが非難された場合にも有効活用できるようになっている。

 20年間の保守管理も含んだ屋根貸しだ。
 富士市にとっては、「収入」と「安心」の一石二鳥を期待したい。

by koike473 | 2015-12-15 07:53 | 原発・エネルギー | Trackback | Comments(0)  

何も収束していない福島第一事故と浜岡の危険性 原子力の専門家・小出浩章氏の講演会

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 17日(土)は、午後から「原発廃炉から始まる明るい静岡 小出浩章さん講演会」に出かけた。
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 小出さんは、元京都大学原子炉実験所助教で、原発の危険性、廃炉を3.11以前から訴え続けてきた原子力の専門家だ。
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 会場の静岡労政会館は400人以上の聴衆で立ち見の人も大勢いた。
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 この日の講演タイトルは「福島第一原子力発電所事故と浜岡原子力発電所再稼働」だ。
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 とにかく福島第一の事故は「何も収束していない」ということだ。
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 この事故で放出された放射能は、途方もない量だ。
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 それが全く目に見えない。
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 「除染」ではなく「移染」、まさしくその通りだ。
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 原子力研究者が厳重に管理された中で研究を行うことができる放射能量以上に、そのあたりに放射能が堆積している危険エリアに多くの皆さんが生活し、また帰還を始めている。

 放射性物質は、非常に危険で、人間の力では操作しきれない物質であることは明らかだ。
 特に、成長とともに細胞分裂が盛んな乳児・子供達への影響は計り知れない。
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 こうした中、中部電力は、浜岡の再稼働に向けた準備を着々と進めている。
 浜岡で恐いのは津波以上に、地震そのものによる揺れと破壊だ。
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 そしてこのエリアは、地震の周期から見れば、ここしばらく大きな地震が発生しておらず、いつ来てもおかしくない。
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 福島第一以上の被害が発生すると、静岡県、いや日本そのものがダメになる。
 私は、「経済の論理」より、「貧しくとも安全な生活」を選択する。
 浜岡を始めとする全ての原発の再稼働に「絶対反対」だ。

by koike473 | 2015-10-21 08:13 | 原発・エネルギー | Trackback | Comments(0)  

「バイオマス産業杜市・真庭」の1万kW木質バイオマス発電所

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 昨夜は、大村智氏のノーベル賞受賞とTPP大筋合意という大きなニュースがあった。
 ノーベル賞はうれしいが、内容がよくわからないTPPは、いわゆるISD条項等が心配だ。

 富士市議会9月定例会は、昨日から一般質問が始まった。
 私は、10番目で明日(7日)の10時からだ。

 今日のブログは、8月に会派「ふじ21」で視察した真庭市(岡山県)の木質バイオマス発電の話。
 真庭市は、岡山県の北部、中国山地の中にある市で、平成17年に9町村が合併して誕生した。
 木材を徹底して利用したまちづくりを進め、「バイオマス産業杜市・真庭」を目指している。
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 我々は、(一社)真庭観光連盟が主催する「バイオマスツアー真庭」に参加して、市内のさなざまな「木材=バイオマス」を活用した取組みを視察した。
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 その中の目玉が、今年6月から稼働した「真庭バイオマス発電所」だ。
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 発電所は、工業団地の一角にあるが、団地内にはバイオマス集積基地が2ヶ所。
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 丸太、チップは別に出荷する。
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 最後に残った端材を燃料にして火力発電を行っている。
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 ボイラー。
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 メラメラを燃えている。
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 タービン。
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 出力10,000kWは、国内最大だ。
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 この写真、よく見ていただきたい。
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 電線が向こう側にしかない。
 手前側が発電所本体なので、ここで生まれた電気が向こう側に送られるからだ。

 旧9町村の拠点である「勝山」は、旭川沿いに伝統的な街並みが続く美しい街だった。
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by koike473 | 2015-10-06 06:33 | 原発・エネルギー | Trackback | Comments(0)  

映画「日本と原発」を観に三島へ

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 20日(土)は、三島に日本と原発という映画を観に出かけた。
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 私は、「トイレなきマンション」と揶揄される原発は、既にそうした意味ではかなり手遅れだが、決して再稼働させてはいけないと思っている。
 3~4月にかけて、県内各地でこの映画の上映会があり、富士市でも上映されたが、選挙の直前で観ることができなかった。
 映画の製作・監督は、「東電株主代表訴訟」の弁護団長を務める河合弘之弁護士。
 事実の積み重ねは迫力がある。
 今回の上映主催者である「市民ひろば」の皆さんは、7月以降も月2回(7月は11日、25日)のペースで上映会を行っていくとのこと。
 是非、多くの方に観ていただければと思う映画だ。

 ところで久しぶりに出かけた三島。
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 3年ほど前にもこのブログで書いた「菰池公園」。
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 初夏のこの時期は、湧水と緑が気持ちいい。
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 そして「白滝公園」。
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 「うなぎ」を食べたかったが、それは次回と言うことで。

by koike473 | 2015-06-22 06:52 | 原発・エネルギー | Trackback | Comments(0)  

一気に読んだ「里山資本主義」 ~日本経済は「安心の原理」で動く~

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 風邪は、インフルエンザではなかったようだが、3日間、ほとんど何もできなかった。
 昨日は、ブログも書けなかった。
 食欲はあるのだが、夜になると眠ることができず、体重が一気に3kg減った。
 身体がフラフラする感じだ。

 そんな中、一気に読み切った本を紹介。
 「里山資本主義 ~日本経済は『安心の原理』で動く~」
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 年末に、北海道に住む学生時代の友人から薦められた本だ。

 グローバルな、いわゆる「マネー資本主義」と対比させながら、人口減が確実に進む日本、そして先進国のこれからのサブスタイル、あるいは保険としての社会のしくみを「里山資本主義」と位置付けている。

 具体的には、エネルギー、食料、各種サービス等を、地域内で少しでも循環させ、さらに貨幣の動きだけでなく、物々交換、サービスどうしの交換で行うことにより、人と人の結びつきを復活させ、無縁社会をなくしていこうという提案だ。

 著者は、あの「藻谷浩介」氏とNHK広島取材班。
 新書大賞2014第1位だ。(2013年に最も売れた新書)
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 現在の社会・生活の中に、極端な変化でなく、地方だからできる少しの知恵と工夫によって、大きな安全・安心が得られる実際の取組みが紹介されている。
 お薦めです。

by koike473 | 2015-01-29 08:00 | 原発・エネルギー | Trackback | Comments(0)  

やはり原発は「パンドラの箱」だったと感じた「地層処分を考える」シンポジウム

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 21日(日)は、午後からグランシップ(静岡)に出かけた。
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 「地層処分を考える」シンポジウムを聴講した。
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 「地層処分」とは、原発を動かすと必ず出る高レベルの放射性廃棄物の最終処分方法として、地下300m以深の地層の中に封じ込めて処理する方法だ。
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 主催はNUMO(原子力発電環境整備機構)という団体で、経産省や電気事業連合会などからのメンバーで構成されている。

 原発は、核燃料サイクル(使用済み燃料をリサイクルし、高速増殖炉で再利用する)を前提として建設・稼働してきたが、既に相当以前から(当然311前から)、その実現化は目途が立っておらず、いまだにそのままだ。
 「トイレのないマンション」と言われるゆえんだ。
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 以前から、地層処分の候補地を募集していたが、手を挙げる自治体はない(10年くらい前に1つあったが、地元の反対ですぐに取り下げたような記憶がある)。
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 シンポジウムは、県民3名が地層処分等に関する疑問点を、NUMOの職員にぶつける形で進められたが、聴けば聴くほど気持ちは落ち込んだ。

 仮に原発が再稼働しなくても、既に大量に発生している「高レベル放射性廃棄物」は、全く行き場がない。
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 更に仮に再稼働させたとしても、「高レベル放射性廃棄物」は増え続け、おそらくどの原発も使用済み燃料プールは、数年で満杯となる。
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 「だから地層処分」なのだろうが、10万年地層が動かず、安全とは、誰も言い切れない。
 NUMO側は、「現在の知見では、リスクは大丈夫だ」と言うが、原発を稼働させれば、地層処分地を更に増やさねばならず、リスクは確実に増加する。
 やはり原発は「パンドラの箱」…絶対開けてはならないものだったと思う。
 だが、我々は開けてしまった。

by koike473 | 2014-12-25 08:09 | 原発・エネルギー | Trackback | Comments(0)  

「レジリエンスとは?」 国土強靱化と分散型エネルギーインフラプロジェクト

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 今日は、少し前になるが11月28日(金)に開催された「富士市環境エネルギー展」での話。
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 「分散型エネルギーシステム活用セミナー」に申込み、参加したが、ここで聞いた基調講演がおもしろかった。
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 タイトルは「地域が生まれ変わる!国土強靱化の動向と地域戦略」で、講師は東京工大の金谷教授。
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 強靱化=強くて、しなやか=レジリエンスとのことで、「平常時の抵抗力」と「非常時の回復力」の両方を持つことだそうだ。
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 「国土強靱化」と聞くと、堤防、耐震化等を思い浮かべるが、エネルギー、環境、食料、農業、社会資本等、全ての分野の強靱化を含む概念としている。

 そして、最近よく見るこのポスター。
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 なでしこジャパンの佐々木監督も協力。

 強靱化しなければならない大きなテーマの一つが電力・エネルギーだ。
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 これまで、外(遠くの原子力・火力発電所)に頼っていた電力・エネルギーを、地域で眠っていた資源から取り出すことにより顕在化させ価値を見出す。
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 それによって、電力・エネルギー面での富士市の強靱化を図る。
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 またそれは、地域内での資金循環につながる。

 つまり「国土強靱化=レジリエンス」の柱は、
  ●命を守る社会基盤・国土軸の強靱化=従来の国土強靱化
  ●人・地域・産業を元気にするイノベーションの強靱化=地域で資金が循環する付加価値
の2面から考え、取組むことが重要だと金谷教授は説いた。
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 富士市が現在取り組んでいる分散型エネルギーインフラプロジェクトは、またそうした視点から大きな意味を持っていると強調された。
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 捨てられていた電力や熱エネルギーを、うまく拾い上げ活用できたら、確かにいい。
 取組みに注目だ!

by koike473 | 2014-12-11 07:45 | 原発・エネルギー | Trackback | Comments(0)  

「木質バイオマスを活用した発電と熱供給」 富士地域ではどうだろうか?

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 先週の15日(木)は、午後からプライベートで東京に出かけた。
 場所は、青山にある国連大学ビル。
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 青山学院大学の向かいにある。
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 目的は、NPOバイオマス産業社会ネットワーク主催のこの講演を聴くため。
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 ある方から、「竹林さんの話を聴き、名刺交換すると絶対いいよ」とお薦めを受けた。
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 「CHP」は「コージェネレーション」(CONBINED HEAT AND POWER)、つまり熱電併給のことだ。
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 近年、特に3.11以降、今後の電力・エネルギー確保に向け、さまざまな動きがある。
 木質バイオマスの活用もその一つだ。

 竹林氏は、今年ドイツを視察し、木質ペレットを燃料にした「小型ガス化CHP」により、100軒程が参加し、電気と熱(温水、暖房等)を地産池消している村々の報告を行った。
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 日本では、まだまだ技術が追い付かず、設備も高価だが、ドイツではかなり普及しているそうだ。
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 しかし、燃料のペレットをいかに安く確保するかがポイントで、ドイツでも国内だけでは不足し、カナダやチェコから輸入しているそうだ。
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 「地産池消」?

 会場は、100人ほどで満席。立ち見の人も。
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 質問が後を絶たず、銀行、大学、プラントメーカー、コンサル等、「ビジネス」としての可能性の観点から参加していて迫力が違う。

 「バイオマス白書2014」をいただいた。
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 ざっと目を通すと、興味深いことがあった。
 「現在計画されている国内の木質バイオマス発電で、必要とされる燃料用需要量の合計は、国内の素材(木材)生産量ほぼ全てに相当する」、「常識的に考えて調達が可能な数量とは思えない」。

 木材の取り合いになる?
 木材だけでなく、生ゴミ、下水道汚泥、畜産糞尿、PS等、この富士地域でも大量に発生するバイオマスをうまく組み合わせることができないだろうか?

by koike473 | 2014-05-21 07:34 | 原発・エネルギー | Trackback | Comments(2)