カテゴリ:公共交通・自転車( 53 )

 

岳南鉄道 貨物運行終了とJRとの接続が良くなる新ダイヤ

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 明日16日(金)で岳南鉄道の貨物列車の運行が終わる。
 昨年夏前に発表され、ついに現実のものとなる。
 今年1月の「岳鉄イカシ隊」の取組みで、比奈駅を訪問した際の写真。
岳南鉄道 貨物運行終了とJRとの接続が良くなる新ダイヤ_f0141310_731401.jpg
岳南鉄道 貨物運行終了とJRとの接続が良くなる新ダイヤ_f0141310_7314711.jpg

 12月には「貨物が終了すると、このままではやっていけない」と岳鉄から申し出があった。

 私は、将来の富士市のまちづくりの骨格を形成するのが公共交通であり、そのためには岳鉄ルートの確保は必要不可欠だと考える。
 民間企業として経営が基本だが、市としても何とか存続に向けて協力し、そのために利用増の施策を打っていく必要があると考えるのだが、市長はスタンスが違うようだ。

 議会では、「貨物終了」に合わせたわけではないが、今日、明日と建設水道委員会が開かれ、公共交通、岳鉄関連等の予算案も審議される。
 どんなやり取りがなされるだろうか?
 私は委員ではないので傍聴する。

 ところで、この貨物運行終了に伴い、岳鉄のダイヤが変わる。
 貨物が減った分、客車の運行を増やし、JRとの接続も格段に良くなっている。
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 皆さん、沼津や静岡に出かけるのに、たまには使ってみませんか?
 一度なくなったら、再び電車は走りませんよ。

by koike473 | 2012-03-15 07:34 | 公共交通・自転車 | Trackback | Comments(0)  

愛車PASを2代目(2台目)に替えました! が不満が大きい!

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 先日、私の愛車であるPAS(ヤマハの電動アシスト自転車)を2台目に替えた。
 写真の左が初代、手にしている右が2代目だ。
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 初代には、ちょうど4年間乗った。
 平均すると週に3~4日、雨の日、大きな荷物がある日以外の市役所への行き来、そして今泉、吉原地区などを回るのに大活躍だった。

 ところが昨年の秋頃から、やけにバッテリーの持ちが悪くなってきた。
 最近では、市役所に一度行き来すると、ほとんどバッテリーが空になってしまうことが多くなった。
 それで結局、全取っかえで2代目となった。同級生の山田サイクルの「知治(ちはる)ちゃん」を通じてだ。
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 今度のバッテリー(電池)は、これまでのバッテリーの倍である800回ほどの充電回数が可能とのこと。
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 自転車の車体そのものは何ともないので、同じ車種(PAS City)のバッテリーだけ替えようと思ったら、それは不可能とのこと。
 「2010年以前モデルのバッテリーとの互換性はありません」と書いてある。
愛車PASを2代目(2台目)に替えました! が不満が大きい!_f0141310_759810.jpg

 いくら販売数を増やそうということでも、「それはないだろう、ヤマハさん!」だ。
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 乗り換えごとに、車体は捨てなければならないのか?

 「電池の改良が年々進んでいるから」というのが答えかもしれないが、そこも含め、どんな電池でも対応できるような設計・製作はできそうな気がするが?
 次は8年後の予定?だが、その時は頼みますよ、ヤマハさん!

by koike473 | 2012-02-24 08:01 | 公共交通・自転車 | Trackback | Comments(0)  

30年、40年後の市民に評価されるまちづくり 富山市の「公共交通を軸としたまちづくり」

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 昨日は、午後からロゼシアターで開かれた「富士市の公共交通を考えるシンポジウム」に参加した。
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 基調講演は富山市の森市長による「公共交通を軸としたコンパクトなまちづくり」だ。
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 強いリーダーシップを持った市長さんだ。
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 富山市は、富士市と同じように拡散した市街地を持つまちだそうだ。
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 今後高齢化、人口減少が進む中で、住むに値する魅力を持ち、安全・安心して企業にも進出していただけるような魅力あるまちをつくる、という大きな目的のためにとった方針が「富山市が目指すコンパクトシティ」だ。
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 市街化区域の中心部の地価が下ったら、多くの割合を占める固定資産税、都市計画税の税収が減少してしまう。
 中心市街地の魅力を高め、そのエリアの人口を減らさない、更に増やすことは、市全体にとって重要なことなのだ、という考え方でLRT(次世代型路面電車)やバスを組み合わせた公共交通網の整備にこの7~8年取組んできている。
 
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そしてその成果が徐々に形や数字になって現れてきている。
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 森市長曰く、「30年、40年後の市民に評価されるまちづくりでなければいけないと思う。そのためには将来ビジョンを持って、ぶれずに説明、説得を続け、小さなことから目に見える成果を積み重ねていくことです」。

 富山駅が全ての中心=一極集中という富山市と、核が複数ある富士市とは都市構造は異なるが、コンパクトシティという目指す将来像と、それを支える手段としての公共交通という「まちづくりの構図」は同じだ。

 DMV(デュアル・モード・ビークル)で「まちなか」を循環させ、市内の各地域からDMVの最寄駅まではコミュニティバス等を走らせることにより、市内の移動性を確保する。
 私は、以前から何度かこのブログにも書いてきたが、鈴木市長のこの考え方に賛成だ。

 現在、岳南鉄道の存続問題が俎上に上がっている。
 2月議会では、富士市の30年、40年後の将来像と、それを実現する手段の一つとしての公共交通のあり方、取り組み方について、市長の考え方を改めて確認していきたい。

by koike473 | 2012-02-10 08:18 | 公共交通・自転車 | Trackback | Comments(0)  

岳鉄に乗ってグランシップ(東静岡)へ

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 3日(金)は、ある会合でグランシップ(静岡県コンベンションアーツセンター:静岡市)に出かけた。
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 会合の内容でなく、グランシップの写真をどうぞ。

 500億円かけて1999年にオープンした。
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 オープン当時、グランシップを設計した礒崎新氏の講演を聴いた。
 礒崎氏は「こうした文化施設は、毎年建設費の10%くらいは運営費などのソフト面、施設の維持管理費にかけなければ文化が育ち、根付かないし、長持ちする施設にならない」と言っていたのが印象的だった。
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 でも毎年50億円?それはいくらなんでもできないだろう。

 外壁落下問題も聞いているが。
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 この日は、大学の地方入試の会場にも使われていた。
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 会議室では、ある会社の就職試験も。
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 10階ロビーからの富士山。
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 最寄り駅の「東静岡駅」駅舎。
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 何だかまとまらないブログですが。
 ただこの日は、行きも帰りも岳鉄で出かけた。
 行きは昼過ぎだが、ちょうど20人が吉原駅で降りた。
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 帰りは17:40過ぎで、通学の高校生を含め30人以上が乗っていた。
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 減っているとは言え、地域の生活の足であることを実感する。

by koike473 | 2012-02-07 07:45 | 公共交通・自転車 | Trackback | Comments(0)  

岳南鉄道存続問題は、今後の議論は議会の場へ

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 昨日は、富士市公共交通協議会を傍聴した。
 昨年末の前回の協議会で明らかになった岳南鉄道の継続困難に関する問題が議論された。
岳南鉄道存続問題は、今後の議論は議会の場へ_f0141310_8252834.jpg

 今回も多数のマスコミが取材に入った。
岳南鉄道存続問題は、今後の議論は議会の場へ_f0141310_8254090.jpg

 国や県の専門家がメンバーとして入った「鉄道分科会」で暮れから新年にかけて検討した「公共交通としての岳南鉄道のあり方」案がメンバーに示された。

 まず岳南鉄道は「公共交通ネットワークの基軸」として位置付けられることを確認するデータ。
岳南鉄道存続問題は、今後の議論は議会の場へ_f0141310_826019.jpg

 その上で、3つの論点から客観的なデータを基に考え方を整理している。
 1 岳南鉄道は市民ニーズがあり、将来的な可能性があるか?
   →利用者数のトレンドも上昇傾向にあり、市民ニーズがあり必要性、可能性も高い

 2 岳南鉄道は鉄道事業者として経営努力がなされているか?
   →効率的に運行され生産性も高い。更なる経営努力は言うまでもないが支援する価値はある

 3 岳南鉄道は存続させるだけの価値があるのか?
   →採算性だけで判断すれば赤字事業者だが、富士市にもたらす社会的便益が大きく、鉄道として存続する価値は大きい
岳南鉄道存続問題は、今後の議論は議会の場へ_f0141310_8263635.jpg

 こうした分析、検討の結果、分科会からは「岳南鉄道は富士市における社会基盤として、事業者の自助努力と行政の適切な関与によって存続すべきである」との結論が報告された。

 これに関して委員からは、
 「『事業者の自助努力』と『行政の適切な関与』の具体策が示されなければ議論ができないのでは?」
あるいは、
 「この公共交通協議会では、どこまで議論し、結論を出すのか?出せるのか?自助努力あるいは支援の金額までも議論するのか?」
などの意見が出された。

 これに対しては、別の委員や事務局から
 「方向性が協議会で確認できれば、具体的な方策や金額等に関しては、富士市の行政側で案を作成し、それを議会に諮り、議論いただき決めていくのが筋では」との意見だった。

 こうした議論の上で、分科会からの案が協議会として承認された。
 つまり「岳鉄の自助努力と行政の適切な関与の具体的な方策」については、議会がそのあり方について審議することになる。
 市民の皆さんの中では、岳鉄存続に向けた様々な動きが広がっているが、議会・議員の中ではどうだろうか?
 昨日の協議会は、何名かの議員が傍聴したが、私が所属する会派・市民クラブでは10名中8名が傍聴した。
 31日には、関係する担当課(都市計画課)を招いて会派の勉強会を開催する。
 議会・議員はうかうかしていられない。

by koike473 | 2012-01-19 08:27 | 公共交通・自転車 | Trackback | Comments(0)  

「岳鉄イカシ隊」のワークショップと市長への要望書提出

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 昨日は、市民有志により岳南鉄道の運行存続を応援する組織「岳鉄イカシ隊」のワークショップと、市長への要望書提出が行われた。

 この岳鉄イカシ隊は、昨年12月中旬の富士市公共交通協議会で、岳南鉄道から運行継続が困難と申し出がなされたことを知った市民の皆さんが、暮れに急遽組織したものだ。
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 私も会員になった。
 そして昨日までに会員数は100名を超え、第2回目の会合が実際に岳鉄に乗って考えようということで行われた。
 平日の午後ということで参加者は20数名だった。
 簡単な打合せの後、吉原本町駅に移動する。
 マスコミの皆さんも数社が取材で同行した。
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 本町駅の柱は古いドイツ製のレールを使っているとの説明が。
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 知らなかった。確かにレールの断面だ!
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 車内では、岳鉄職員の方からさまざまな説明が。
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 富士市の製紙産業を担ってきた。
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 引込み線がいくつもある。しかしこの貨物輸送も3月で終了する。
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 比奈駅では、機関車が貨車を引き行う「入替え」を見学。
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 平日だが、全国から鉄道マニアの皆さんが撮影などに訪れている。
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 富士岡駅では、「富士山の日」のプレートをつけた記念列車?に乗り換え。
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 終点の江尾駅。開通当初、沼津方面まで結ぼうという計画もあったようだが。
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 駅名の字が歴史を感じさせる。
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 こうやって写真を見ると、「貨物」(3月で廃止)、「ノスタルジー」、「鉄ちゃん」(マニア)のようなイメージが強く、鉄道本来の旅客運輸は?と思う。
 しかし、江尾駅からの帰りは、再び吉原本町駅に向かったが、車内は小さな子どもを連れたお母さんや高齢者が結構乗っていて、1日2,100名の乗降客がいることも実感した。

 そして再び市民活動センターに集まり、参加者の意見を集約し、事前に作った市長への要望書を確認。
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 その後、市役所に市長を訪ね、要望書を提出。
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 市長は、「皆さんのこうした動きをきっかけに、市民全体で公共交通のあり方を考えていただきたい」とした上で、公的支援のあり方については「まだ検討が必要」ということで慎重な姿勢だった。

 私は、岳南鉄道のあの路線は、富士市の今後の公共交通網を形成する上でなくてはならない幹線だと思う。
 「岳鉄は市の東部の人しか利用しない」、「車があれば充分」という意見も聞く。
 しかし、今後目指す集約型都市構造=コンパクトシティの中心となる「まちなか」へのアクセス、そして吉原駅でのJRとの接続を考えれば、市全体の骨格を形成する路線であり、それがなければネットワークは成立しない。

 今回の岳鉄の危機問題を、改めて市民、議会、行政が今後の富士市の将来像とそこに必要な公共交通のあり方を考えるきっかけにしなければと思う。
 本年度から24年度は、一気に煮詰めなければいけないし、少なくともその間に岳鉄の運行がストップしないような方策が必要だ。
 議会としても岳鉄の経営状況等を確認した上で、24年度の予算措置について議論しなければと思う。

by koike473 | 2012-01-11 08:20 | 公共交通・自転車 | Trackback | Comments(0)  

岳南鉄道から「運行継続困難の申し出」と「じゃあ、富士市、富士市民はどうする?」

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 土曜日はこのブログを書かないことが多いが、今日はやはり書かなくては。

 昨日、市の公共交通協議会が開かれ、岳南鉄道から「運行継続困難の申し出」についての説明があり、傍聴した。
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 既に、夕べのニュース(私は直接見なかったが、テレビ局が数社取材に入っていた)や今日の朝刊でも報道されている。
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 資料として示された輸送量の推移等を見れば、経営が非常に厳しくなっているだろうことは一目瞭然だ。
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 更に貨物輸送休止が追い討ちをかけ、ダメを押すような形になりつつある。
 社長さんの説明を聞けば、利用客確保の営業、職員の削減、数々のイベント、不動産事業収益からの赤字補填等、打てる限りの手は打ってきたと感じる。
 平成15年頃からは、毎年1%ずつ旅客数が増えている。これは全国でもまれなケースだそうだ。
 だが、車両や線路、橋梁、駅舎等の施設保有に関する経費が全体コストの約45%を占めるのが大きな負担だ。
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 「もう限界です。鉄道は無理です」。正直なところだと思う。

 しかし協議会で発言した委員の全員が「何とか存続を!」との意見だった。

 ではどうしたらいいのだろう?
 協議会では何名かの委員から「公共負担」という言葉が出たが、その前に確認しなければならないことがあると思う。
 利用する側の市民がどう考えるかだ。
 協議会の中に専門の鉄道分科会を設け検討することになったが、それに平行して市民の側がどう考え、動くかが必要ではないだろうか?
 市民が「いろいろ考えたけど、やっぱり必要ないよ」となれば、公共負担は無駄になりかねない。
 富士市の市民力、総合力が試される場面だと思う。

 一方、利用客が減少しているとは言っても、1日に2,100人が乗っている。
 これは現在11路線(デマンドタクシー含む)走っているコミュニティバス1日400人の5倍以上だ。
 この固定客とも言える2,100人の内訳はどうなっているのだろうか?
 そのあたりを明らかにして、現状のニーズ、これからの考えられるニーズを掘り起こすことも重要ではないだろうか?

 議員、議会も評論家のようなことは言っていられない。

by koike473 | 2011-12-17 07:54 | 公共交通・自転車 | Trackback | Comments(0)  

「うるおい」・・・乗って育てるコミュニティバス

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 今日は、少し前になるが4日(木)に乗ったコミュニティバス「うるおい」の話。
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 この日は、年に一度開かれる私の大学の出身学科の富士市の同窓会。
 と言っても、小さな学科なので富士市関係者は3名しかいないが。
 会場は、富士駅前の「山海」で、吉原中央駅から初体験の「うるおい」(16:50発)に乗車した。
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 うるおいは、吉原中央駅から南に向い、私が生まれた荒田島、津田、そして今年初めに閉店してしまった旧アパッチを通り、名前の由来となっている潤井川の「うるおい橋」を渡る。
 その後、藤間、蓼原を通り、JR富士駅に到着するルートだ。
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 公共交通の「空白地域」だったこのエリアで、1乗車200円の均一料金で昨年11月から2年間の実証運行としてスタートしたものだ(富士市のホームページ参照)。
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 定員10人のジャンボタクシータイプで、後部座席は車椅子用だ。
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 中央駅から乗ったのは、津田に住む女性と私の2名。
 話を聞くと「これまでは国道(旧国道1号)まで出ないとバスに乗れなかったけど、これができて良かったですよ」とのこと。

 ルートは、地元の皆さん方が検討し、病院などを細かく回るようになっている。
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 17時過ぎに津田から乗った若い女性は、「家が松岡で、これまでは自家用車で会社に来ていたけど、うるおいが通ってから、毎日これで通勤しています」とのこと。
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 うるおい橋。名前に込められたように?旧吉原地区と旧富士地区を結ぶこの橋のようなバスになるといいが。
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 藤間では、中学生が乗ってきた。アンケート調査に協力するため、自分の登録番号を持っているそうだ。
 そして「湯らぎの里」にもバス停が。
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 ここから乗った女性は「月に1回ほど『湯らぎの里』に来るけど、いつもうるおいを使っています」とのこと。

 夕方の混んだ時間帯だったので少し時間はかかったが、富士駅に到着。
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 この便は、私を含め計5人の乗車だった。
 以前、津田・荒田島地区で私の同級生有志が中心になり「井戸端会議」ワークショップを行った際、何人かの方から「バスがほしい」との意見があった。
 地域の皆さんの意見をルートに反映させた「うるおい」が通るようになった。
 しかし1便5人では、経営が成り立たないのは誰の目にも明らかだ。
 何かの時の「保険」的なバスでは、税金の垂れ流しになってしまう。

 私も10ヶ月にして初乗車だったので大きい声で言えた義理ではないが、特に津田・荒田島の皆さん、藤間・蓼原の皆さん、声を掛け合って「うるおい」に乗りましょう!
 「乗って育てるコミュニティバス」ですよね!

by koike473 | 2011-08-11 08:20 | 公共交通・自転車 | Trackback | Comments(2)  

「岳鉄と公共交通」と議員間の自由討議

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 昨日は、議会で建設水道委員会を傍聴した。
 陳情1件の審査だったが、議会基本条例で目指す「議員間の活発な討議」に向け、さまざまな課題を感じた時間だった。

 陳情は、「岳南鉄道株式会社の『貨物輸送継続』に関する陳情」だ。

 陳情の趣旨は、JR貨物から来春以降の貨物輸送の休止通告を受けているが、貨物輸送は岳鉄の売上げの4割を占め、そうした中での休止に伴うトラック輸送等への切り替えは、交通渋滞、CO2排出量の増加、物流のオンレール化促進への逆行となる。
 議会として休止通告の撤回をもとめる要請を議決してほしいというものだ。

 議員間で討議、議論をするためには、「議論のための材料=情報」が必要だ。
 しかし、陳情書の文面からだけでは情報が十分ではない。

 今回は、同様の陳情が行政当局にも出され、当局側の見解も示された。
 そうした中では、同席した公共交通を専門とする部署に、情報を参考的に聴くことも可能だった。

 また、「陳情者からの申し出」として、より詳しく意見を聴くこともできたのではと思う(これも議会基本条例で位置付けたことだ)。

 改めて、議員間の活発な討議の「言うは易し、だが実行は・・・」を感じた。
 こうしたことを検証しながら、一歩一歩進んでいかなければと思う。

 ところで、この陳情に関連し、鉄道ファンの「まちの駅」関係者の方から「岳鉄ジャズトレイン」のご案内をいただいた。
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 「A列車の時間帯(18:00出発)だったら、電車の中から貨物輸送の現場の様子もよく見ることができます。ぜひ多くの方に楽しむとともに、見て考えていただければ」とのこと。

 岳鉄のこと、公共交通のこと、みんなで考えませんか?

by koike473 | 2011-06-23 07:29 | 公共交通・自転車 | Trackback | Comments(0)  

富士市自転車利用総合計画(案)とパブリックコメント

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 富士市では、行政を進めるにあたり、その分野ごとに中長期的な行政計画=マスタープランをつくり、それに基づき個々の事業に取り組む。
 私は、3年前の9月議会で、「自転車マスタープラン(基本計画)」の策定を提案した。
 議員になり、交通渋滞、環境問題、メタボ対策、細かな街の課題把握などの考えで、自分自身が自転車(と言っても、そのスジの人に言わせれば「電動アシスト自転車は邪道だ」と言われるが)に乗るようになり、自転車の重要性に気付いたからだ。

 そして現在、行政当局が「富士市自転車利用総合計画(案)」を策定し、パブリックコメント(基本的な政策策定にあたり、事前に政策案を公表し、それに関し市民等の皆様からいただく意見)を募集している。
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 「『自転車』を活用したまちづくりを戦略的にスタートさせ、『人にも環境にもやさしいまち』を目指すための基本計画」という位置付けで、「自転車の適正な利用を促進し、安心・安全で快適な移動を実現すること」を目的としている。
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 計画達成のスピード感を重視し、重点的かつ効率的な取組みを展開するために、整備対象区域はいわゆる「まちなか」エリアで、計画期間は平成23年度から29年度までの7年間としている。
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 エリアを絞り込んだとは言え、これはかなりのスピードだ。
 内容的にも、かなり「突っ込んだ」ものが多く、様々な関連機関が参加した検討段階では、相当のやりとりがあっただろうと想像される。
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 現在、パブリックコメントを募集している計画案は6つあるが、この自転車利用総合計画はもっとも見やすく、わかりやすい。
 何と言っても圧倒的にうすい。全部で33ページだ。しかも写真や図が多くとっつきやすい。
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 写真を見ていて、自分の運転マナーの悪さに反省しきりだ。

 皆様も、正月休みにこの「自転車利用総合計画」をごらんになり、意見や感想がありましたら是非市役所まで提出いただければと思います。
 変な言い方ですが、パブリックコメントの「入門」にぴったりの案件です。
 私自身は、具体的な自転車道等の整備にあたっては、整備目標水準の1つとして「買い物カゴにタマゴを入れても割れないような段差がない整備」を是非掲げて欲しいと思うのですが。
 それと、・・・。(いろいろあると思います。皆さんにも是非考えていただければと思います)

 ちなみに、今年の私のブログは今回を持って最終回とさせていただきます。
 例年より早いのですが、来年4月に次期選挙があるので、その準備のためです。ご理解下さい。
 休み中は、こんな格好で後援会員の皆様のお宅を訪問しています。
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 見かけたら、お気軽に声をかけていただければ幸いです。
 それでは、素敵な「クリスマス」と「良い年」をお迎えください。

by koike473 | 2010-12-24 08:22 | 公共交通・自転車 | Trackback | Comments(4)