「木からつくる自然なクルマ」が来年には街を走る? 「ふじのくにCNF総合展示会」
2019年 11月 22日

にほんブログ村
19日(火)は、「ふじのくにCNF総合展示会」に出かけた。

最初は、東京大学の磯貝教授の基調講演「CNFで拓く静岡県の産業と未来社会」。

CNFは、まだまだ単価が高い。
安価で生産するには、富士山麓の森林資源と市内に蓄積された紙パルプの生産技術・設備をうまく使うことの重要性を指摘された。

また、日本製紙さんが提供したCNFを使った新しいタイヤが製品化されたそうだ。


ブース展示。

目を引いたのは環境省が進める「木からつくる自然なクルマ」NCVプロジェクトのコーナー。


現段階で、CNFを使った自動車部品をそれぞれに配置した実物大模型。


これをさらに進め、2020年、来年には、現在より重量が10%軽いクルマを作ろうというプロジェクトだ。

今年の東京モーターショーでも大きく注目されたようだ。
先日の「富士市CNFプラットフォーム設立記念セミナー」で、内村教授から刺激的な紹介があった愛媛大学もブース出展。



地元の日本製紙さん、大昭和紙工産業さん等も。


来年のオリンピックでは、どこかの場面で「木からつくった自然なクルマ」が活躍しているかもしれない。
▲ by koike473 | 2019-11-22 07:46 | Trackback | Comments(0)