2019年 01月 16日 ( 1 )

 

議員・議会としては「小長井市長の判断を評価」が大半  富士市の中核市移行は「検討継続」

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 この1年、富士市として検討を続けてきた「中核市移行」については、「検討継続」となった。

 昨日の臨時記者会見で小長井市長が発表した。

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 議員の多くが「中核市移行は慎重に」と考えていたので、この判断は歓迎するものと私は考える。

 市長の説明では、財政的な理由を一番に挙げていた(新聞は今朝の「富士ニュース」)。

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 富士市は計算上、裕福な自治体なので、中核市に与えられる権限事務を運営する経費について、国からの財政的な支援(地方交付税)が全く受けられない。

 これは、あくまでも「計算上の理論値」である一方、現実には来年度の予算を組む上で、歳出(支出)が歳入(収入)を上回り、積立金を取り崩さなければならない状況だ。

 これでは新たな権限どころか、これまで行ってきている行政サービスが成り立たなくなる。

 そんな説明だったが、私にはそれ以上の「そもそも」の考えがある。

 一つの自治体が何から何まで行う「フルセット型行政」が、人口減少等で「これからは難しい」と言われる中、近隣の自治体と連携してやっていく、いわば「水平的な役割分担」が当たり前に言われるようになってきている。

 私はさらに、より専門性が高い行政は、県と市町が連携する「垂直的な役割分担」で取り組むべきではと考える。

 若手職員のプロジェクトチームによる検討の中で、改めて現行制度の中での県と市の事務権限の状況が明確になったことと思う。

 もし仮に、県が力を抜いている部分があったとしたら、しっかり取り組むよう求めていってほしいし、それが1年かけた検討の成果だと思う。


by koike473 | 2019-01-16 07:18 | Trackback | Comments(0)