2018年 12月 21日 ( 1 )

 

富士市の偉人の生涯を描いた大河小説「開成をつくった男、佐野鼎」を開成中・高校OBの皆様から贈呈

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 今朝の静岡新聞でも紹介されているが、昨日、開成中・高校(東京都)の関係者の皆さんが、本を贈呈に市役所を訪れた。

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 開成中・高校の前身である「共立(きょうりゅう)学校」を創立した富士市出身の佐野鼎(かなえ)氏の生涯を描いた大河小説「開成をつくった男、佐野鼎」を贈呈いただいた。

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 市長への贈呈の後、議会にもお寄りいただき、議長とともに本と計40冊の目録をいただいた。

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 開成高校は、あの東京大学の合格者数が毎年トップの超エリート校だ。

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 佐野鼎は、旧水戸島村(現在の水戸島元町)の出身で、16歳で東京(江戸)に出て、砲術を学ぶ学校(塾)でわずか19歳にして塾頭になったそうだ。

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 その後、加賀藩(石川県)に採りたてられ、1860年に幕府の遣米使節団の一員として米国を訪問。更に翌年、遣欧使節団としてヨーロッパ各国も訪問している。

 さらにその後、明治政府の要請で兵部省に出仕し、造兵正(兵器廠長官)に就任。

 また文明開化の担い手となる人材育成と役に立つ英語教育を主目的に私学の「共立(きょうりゅう)学校」を創立し、校主に。

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 「共立学校」は、身分や男女の区別なく広く門が開かれていたそうだ。

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 しかし、学校を創設して6年後に、コレラにより49歳の生涯を閉じた。

 共立学校はその後、蔵相や首相となる高橋是清が引継ぎ、開成中・高校につながっていく。

 卒業生には、正岡子規、秋山真之、南方熊楠、岡田啓介、島崎藤村、長谷川如是閑など、近代日本を創った多くのそうそうたる逸材を輩出している。

 江戸時代に、正式に2度もアメリカ、ヨーロッパを見聞した人は佐野鼎が最初だったそうだ。

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 こんな人が、富士市出身とは!

 「議員の皆様全員に」ということで、私も1冊いただいた。

 正月休みに読んで、「郷土の偉人・佐野鼎」に思いをはせ、多くの皆さんにそのことを伝えなくてはと思う。


by koike473 | 2018-12-21 08:13 | Trackback | Comments(0)