2015年 09月 11日 ( 1 )

 

「抑止力という『バカの壁』」 元防衛官僚・柳澤協二氏の講演会「中国脅威論と戦争法」

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 昨日は、夕方からロゼシアターの前で、「憲法を守ろう!富士・富士宮市民の会」のスタンディングアピール(街頭演説集会)に参加。
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 私もマイクを握り訴えたが、市議会議員の参加は私一人だけで残念だ。
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 その後、静岡に向かい、講演会「中国脅威論と戦争法 ~日本の安全保障を考える~」に聴講参加。
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 講師は、元防衛官僚で国際地政学研究所理事長の柳澤協二氏。
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 安保法制案の問題点をズバズバと指摘。
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 確かに中国は難しい国だが、煽るような日本のやり方が問題。
 「尖閣」は、軍事的、経済的にも価値は低い。「ナショナリズム」、「ガス抜き」の面が強い。
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 最も「なるほど」と思ったのが「抑止力という『バカの壁』」という考え方。
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 講演の中でも話が出たが、会場で購入した柳澤氏の最新刊「自衛隊の転機 ~政治と軍事の矛盾を問う~」(この本は、この日(9月10日発行のホヤホヤ版)から紹介。
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 ・「アメリカの船を守る」という単純なシンボルによって日米が一体であるということを示せば「抑止力が高まり」、アメリカが助けに来てくれる。それが今言われている抑止力
 ・しかし抑止力とは本来、もし相手が攻撃をしてきたら、それに対してこちらは報復する能力と意思があるということを相手側が理解していることで成り立つもの
 ・したがって、「戦争に巻き込まれないから安心だ」と言っていては抑止力にならないのであって、「戦争になっても恐れずに報復の一撃を加える意思と能力がある」と言わなければならない
 ・しかし「アメリカの抑止力」が、日本安全保障戦略の唯一のキーワードになっていて、すべてがそこに収れんして思考停止する「バカの壁」になっている
 ・その壁を乗り越えなければ、日本の未来のために豊かな発想は出てこない
 ・仮に日本の奉仕によってアメリカの来援を確実にしたいのであれば、アメリカの国益を左右するほどの奉仕をしなければならない
 ・米艦の一隻や二隻を守るだけで済む話ではない

 その後、「バカの壁」を乗り越えた上での、柳澤氏の戦略的・現実的な「日本をどう守るか」の考え方を聞いた。

 安保法制案は、廃案にしなければ絶対ダメだ。

by koike473 | 2015-09-11 07:55 | 安全保障対策 | Trackback | Comments(2)