2009年 01月 28日 ( 1 )

 

黄檗宗の葬儀

 昨年の暮れから新年にかけて、葬儀が続いた。
 寒い時期は、どうしても多くなるようだ。

 その一つに、私の伯母の葬儀があった。
 私の父(故人)は、11人兄弟の10番目で、亡くなった伯母は父にとって上から2番目の姉にあたる。
 90歳で、自宅で夕食を取った後、眠るように亡くなった。
 私も、子供の頃からかわいがってもらったおばちゃんだ。

 お寺は、松岡の瑞林寺だ。この地域には珍しい黄檗宗(おうばくしゅう)のお寺だ。
f0141310_2146253.jpg

 この写真は、昨年のお盆にお墓参りに行った時の山門。

 近年は、「雁堤」を築造した古郡三代の菩提寺として、また国の重要文化財に指定されている「木造地蔵菩薩坐像」(ヒノキの寄木造りのご本尊)が注目されている。
 特に、2~3月のウメ、サクラの時期に運行される「岩本山周遊観光バス」のルート上にあるため、この時期は観光ボランティアガイドの皆さんが、この瑞林寺に常駐し、ガイドをするほどだ。
f0141310_21472337.jpg

 伯母のだんなさん、つまり伯父さんの葬儀の時にも感じたが、黄檗宗の読経は他の宗派と比べ変わっている。
 一つは、主なお経が完全な中国語らしい、ということだ。
 ネットで調べると、「お経は、黄檗唐音(明代南京官話音)で発音し、中国明代そのままの法式梵唄を継承している」とのことだ。
 また、このお経のイントネーションは、他の宗派と全く違う。他の宗派は、宗派が異なっていても、「ああ、いつも聞くお経だ」と思うが、このお経は、言葉が違うこともあるが、随分違うものだ。

 一方、お通夜と葬儀の最初に上げていただいたお経は、完全な現代口語(日本語)だった。それも、その前日に出席した別の葬儀で読まれたお経が、わざと音をつぶしたように読み、聞きにくいお経だったので、これはとても新鮮で、聞きやすかった。
 お経も、参列者にわかりやすく読むことが重要だと思うのだが?

 出棺後、火葬場で荼毘にふされた後、納骨まで行った。
f0141310_2148492.jpg
f0141310_21481156.jpg

 ここでも初めての体験をした。
 葬列は、本堂に入る前に、本堂前のソテツの木を3周回った。
 どういういわれかわからないが。
f0141310_21484996.jpg

 そして、本堂での読経。
f0141310_21485798.jpg

 本堂には、国の重要文化財に指定されたときの新聞(富士ニュース)の切抜きが。
f0141310_2149152.jpg

 お墓に移動し納骨。
f0141310_21493052.jpg

 最後は、古郡家のお墓も改めて見てきた。

 おばちゃん、安らかにお眠り下さい。 合掌。

 ブログを読んでいただいている皆様には、つまらない話で申し訳ありません。

by koike473 | 2009-01-28 21:51 | 季節・四季・日常 | Trackback | Comments(2)