青葉通りのクスノキが
2008年 12月 04日

道路の両側の街路樹 クスノキの枝をかなり深く払ったからだ。
剪定工事に、約1ヶ月くらいかかった。

10月初旬・・・工事前

11月中旬・・・半分終わった

11月下旬・・・剪定完了
クスノキは富士市の「市民の木」に指定されている。
市のホームページには、
「『クスノキ』は、暖地に多く分布し、本市にも自生しています。常緑樹ですので『緑のまちづくり』に適し、特に新芽の美しさは格別です。大きいものでは、樹高50m、直径2mにも達し、樹齢は、1,000年を経るものもあります。新生富士市の限りない発展を象徴するのにふさわしいとして選定されました。」
として、2市1町が合併した翌年、昭和43年7月に制定されている。




某造園会社の社長に聞くと、「市役所を建てたばかりの時は、他の街路樹だったようだよ。これだけ深く剪定したのは、たぶん初めてだよ」とのこと。
他市の人と話をしていて、何度か「富士市役所の前の街路樹は立派ですね~」と言われたことがある。
「青葉通り」の名称も、このクスノキのイメージで選ばれたのだろうか?
一方、このクスノキには、毎日夕方になると、たくさんのムクドリ(?)がやってきてギャーギャーとすごい声で鳴くので嫌う人も多い。
また、一昨年から始まった「アダプション・プログラム」制度(道路や河川等の公共空間を、市民や企業が里親になり清掃等の手入れを行うしくみ)により、市役所をはじめ、青葉通り沿いの企業の皆さんが歩道等の清掃を行っているが、落ち葉が多いので作業は大変だ。
私は、これだけ立派に育ち、すっかりイメージが出来上がっているこのクスノキの街路樹は、これからもしっかり育てていくべきだと思う。

写真を見ても、以前の印象が強かったせいか、なんだか随分貧弱になった感が強い。
でも、社長曰く「1年経てば、また前と同じくらいの枝と葉がつくよ」
来年の春先から、どのように大きく育つか、楽しみに観察していきたい。
▲ by koike473 | 2008-12-04 23:23 | 花・みどり・公園 | Trackback | Comments(4)