2008年 06月 17日 ( 2 )

 

吉原のてんのさん

 先週の土曜、日曜日(14、15日)は、吉原の「祇園祭」だった。
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 私は、「祇園祭」というより「吉原のてんのさん」だ。死んだ父親が言っていた言い方だ。
 そして私は、この「てんのさん」にはとても複雑な思いがある。
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 私が生まれ育ったのは、「てんのさん」の舞台となる吉原本町から、南に500m程のところの荒田島という田園地帯=いなかの町内だ。
 「吉原のてんのさん」は、吉原本町近くの5つの神社の氏子によって運営される伝統ある祭りだ。
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 しかし、荒田島地区は、エリア的にこれらの神社の氏子ではない。
 そのため、子どもの頃、「てんのさん」は待ち遠しく、とても楽しみにしていたが、一方で吉原の街場(まちば)に住む同級生がうらやましくて仕方がなかった。
 今思えば、親父が「てんのさん」の前に、「吉原の」と付けていたこと自体が、自分たちとは違う、あるいは吉原に対するあこがれのような思いが入り混じっていたように感じる。
 自分はどう逆立ちしても太鼓をたたくことはできないし、屋台を引っ張ることもできない。みこしを担ぐこともできない。
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 一度だけ、山田自転車店(愛車「PAS」を購入した現・山田サイクル)の山田君に誘ってもらい、彼の町内である西仲町の屋台を引かせてもらったのを、今でもはっきり覚えているほど、子どもの私にとって、まぶしい「てんのさん」だった。
 つまり「てんのさん」は、同じ吉原地区に住んでいても、「街場」と、それ以外の「田舎」の違いを、子ども心にはっきりとすり込み、刻み込む残酷な年中行事でもあった訳だ。

 私の妻は、生まれも育ちも今泉だ。
 何かあると、私は「(吉原に比べ)今泉の田舎のくせに!」、妻は「『きゃーろんまち』(カエルが鳴く田んぼだけが広がる田舎町の意味)のくせに!」と言って、お互いの田舎加減を言い合う。
 「目くそ、鼻くそを笑う」レベルが低い話だが。
 しかし、結婚したばかりの頃、この「てんのさん」の時期が近づくと、不思議と意見が一致した。
 「まったく地方の田舎街なのに、街の奴らは気位ばかり高いだからな」、「ホントそうだよね」。
 お互い子どもの頃、近くて遠い「吉原のてんのさん」に出かけ、うらやましいだけでなく、「ねたみ」も感じていたということだ。
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どこかで見た3人組?
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還暦記念の法被だそうです。

 しかし最近は、街に住む人が減り、太鼓や屋台の伝統を引き継いでいくのも大変だ。
 「法被に、『○○町』だけは町内に住んでいる人だけど、『○○町連』と書いてある人は、町内の人の友達や知り合いの人だよ」とのことだ。
 改めて、この20~30年で随分変わったものだと思う。

 自分は、どんなことがあっても、「連」の法被は着ることがないだろう。断言できる。
 でもやはり、「てんのさん」に出かけると、この歳になっても吉原の街がうらやましかった。

by koike473 | 2008-06-17 23:51 | 市内外のイベント・行事 | Trackback | Comments(17)  

今日から6月定例議会が始まりました!

 今日(16日)から6月定例議会が始まった。
 ちょうど議員になって1年が経った。
 いろいろな感慨や反省があるが、それは今後の活動や、活動を通じた感想の中で自分なりに整理、報告させていただきたいと思います。
 議会初日の今日、今議会の正式な日程が以下のように決まった。
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 先輩議員に聞くと、6月議会は「議長選の議会」だということだ。
 新年度が始まったばかりで、常任委員会に付託される事件や、補正予算の提案も少ない。
 しかし、議会の年度変わりで、「紳士協定」的な議長交代も有り得る議会だ。
 全ては議会最終日の人事動向による。

 私にしてみれば、まだ随分他人事のような面もある。
 一方で、自分の一般質問を、いかに結果につながるような答弁を得るかが、一般質問が始まるまでのこの1週間の最大のがんばりどころだ。

 明日午前12時までに、議会事務局に一般質問の通告をします。
 その後は、関係各課と事前のヒアリング(どんな趣旨の質問をするかの事前確認)を行います。
 実のある質問とするため、最後の1週間、さまざまな角度からの情報収集に努めたいと思います。

by koike473 | 2008-06-17 00:11 | 富士市議会 | Trackback | Comments(0)