冬の「防災訓練」 放水は町内全域をカバーできるだろうか?

 昨日(7日)は、地域の防災訓練があった。
 県内一斉に行われるもので、毎年9月と12月だ。

 前の晩は町内有志の忘年会があり、帰ったのは、午前様を随分過ぎていたが、ほとんどの人が防災訓練にも参加した。
 駿河台3丁目は、大きい町内なので、町内で東西南北4つのブロックに別れており、ブロック毎に消火訓練が行われた。
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 私が住む南ブロックでは、毎年繰り返すことだが、年に1回なので、マンホールの開け方から、ゆっくり確認する。何人かが交互に体験する。
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 ホースは、うまく転がせばあっという間に先まで延びるが、上手にやらないと自分で引っ張らなくてはならない。
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 「地域活動」、「ボランティア」等の単位認定のポイントになるようで、高校生も何人かが参加し、放水体験だ。
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 こちらは東ブロック。点在する畑に向かって放水し、ホースを丸めて片付ける練習だ。
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 訓練終了後は、ホースを干して、午後になったら片付けるとのこと。組長さん達は、本当にご苦労様です。

 参加して、一つ気になることがあった。
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 2つのブロックとも、格納庫の中にホースは3~4本(20m/本)しか入っていない。
 という事は、消火栓から半径80mほどの範囲しか届かない。
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 何ヶ月か前に、消火栓の設置基準を消防署に確認したら、半径(直線距離)120mが基準とのこと。これは、実際に道路にホースを這わせるとなると、約200mのホース延長となり、10本のホースを繋いだ場合を想定していると聞いた。

 しかし、消火栓は120m間隔ではなく、それよりかなり高い密度で設置されている。つまり、短いホースでも届くように、数多く消火栓があるということだ。
 また、本当に火災が発生した場合には、近くの消火栓の格納庫から、ホースを借りて、継ぎ足すことも可能だ。

 そのあたりも踏まえ、現状の消火栓とホースの配置で、本当に町内全体をカバーできるかどうか確認し、もし足りないのなら、早速ホースを補充しなければならない。

by koike473 | 2008-12-08 23:37 | 防災 | Trackback | Comments(0)  

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