「磯料理 しばた」 お薦めの店です!
2008年 11月 26日
23日(日)に、松岡に「磯料理 しばた」がオープンした。
私の6年先輩の柴田さんが店主の店だ。
この柴田先輩は、とてもユニークな先輩だ。
高校時代から(と言っても、私は直接ダブっていなかったので、ご本人や先輩方から伺った話だが)、「俺は将来、料理人になる」と心に決めていたそうだ。
ハンドボール部を3年の6月で引退した後、他の同級生が受験勉強に突き進む高校3年の9月、自宅の岩松を離れ、富士宮にある寿司屋に下宿(と言うより、丁稚入り?)し、卒業までそこから学校に通ったそうだ。
高校卒業後も修業を続け、更に30代から滋賀県の割烹旅館で改めて修業し、そこで板前のトップを務め、10数年前に富士市に戻り、小さな自分の店「しばた」を開いた。
私も、会社帰りによく寄らせていただいた。
とにかく、「えっ、どうしてこんな味が出るのか!」と、およそ店構え(そして、あの柴田先輩の風貌)からは想像もできない、うまい料理を手早く作ってくれた。
しかし、時々、朝店に寄ると、「夕べはそのまま店に泊まっちゃったよ」と言いながら、仕込みをしていることがあった。
ゴマをすったり、豆をおろしたり、全て手づくりで仕込んでいたから、あの味が出ていたのだろう。
その後、富士の法務局の東側に、兄弟で「花ぜん」をオープンした。
この店も、いつも混んでいる。
決して安くはないが、味と言い、ボリュームと言い、店の雰囲気と言い、充分満足する。
一度、私の家の庭で、柴田さんが材料を持ち込んでバーベキューをやってくれたことがあった。
エビ、カニ、さまざまな魚を炭火で焼いてくれた。私の家にある毎日使っている調味料を使って味付けするのだが、これまで食べたことがない焼き物が出来上がる。
子供達は、その味が忘れられず、「また柴田さんに来てもらおう」、「今度、誕生日には柴田さんの店に連れてって」といつも言っていた。
そして今度、自宅の近くでと言うことで、先輩が兄弟店「しばた」を出した。
私は、オープン2日目のお昼に伺ったが、店の外側も中も「祝開店」の花で一杯だ。
昼は定食メニューだ。
「天ぷら定食」を頼んだが、天ぷらは「アツアツ、サクサク」でジューシーだ。
エノキと青菜のゴマミソ和えは、いつもいただく十八番だ。
この日も、昼時だが、多くのお客さんがひっきりなしに訪れていた。下駄箱の前にもお祝いの花が一杯で、皆さんの靴が上がり口にたくさん並んでいた。
これから忘年会、クリスマス、新年会と続くが、きっと満足します。
是非一度、「磯料理 しばた」に足を運んでみてはいかがでしょうか。
by koike473 | 2008-11-26 23:38 | 食事・食べ物 | Trackback | Comments(2)