まちの駅 全国フォーラムin富士 2日目その2
2008年 11月 13日
「まちの駅 洋菓子の駅」から鷹岡までの間は、ガイドを「まちの駅 厚原のほぐし屋さん」(しらがき整体)の白垣さんにお願いした。
向う先は「まちの駅 鷹岡の粉引屋」(佐野米穀店)。富士市まちの駅ネットワークの佐野代表の駅だ。
4年前に富士市で最初のまちの駅としてスタートした時に作った黄色いジャンパーを着て、にこやかに、そしてさりげなく、「まちの駅」への取り組みを話していただいた。
自家製のきな粉を使った「きな粉だんご」や「そばだんご汁」を振舞っていただき、更にきな粉や「はぜら菓子」等をおみやげにいただき、皆さん大喜びだ。
次は、昼食会場でもある岩本山頂上の「まちの駅 富士の展望一番駅」(レストラン ラ・テラス)だ。
レストラン裏の展望デッキから、遠くに見える伊豆半島や富士市街地、富士川と雁堤を説明。
食事の前に、刺しゅうで描く富士山作品を刺しゅう作家・八谷美津子さんから紹介いただいた。
高橋駅長からは、まちの駅の取り組みと、本日のランチの紹介。サクラエビをすりおろして作ったソースは絶品で、皆さん感嘆の声をあげていた。(食べるのと話に夢中で、写真は完全に忘却!)
食後のコーヒーを飲みながら、参加者の皆さん一人ひとりから、この2日間の富士での全国フォーラムとまちの駅の取り組みの感想を述べていただいた。
そしてAコース最後の駅は「まちの駅 富士本町どまん中」((有)なかの)。
駅長の和田さんから、本物にこだわって扱っている商品であるさまざまな食材や、店の奥で開いている料理教室について紹介いただいた。そしてサクラエビのかき揚げや米粉で作ったパンがプレゼントされ、またまた皆さん大喜び!
和田さんのおもてなしと、最後の駅ということもあり、皆さんにはサクラエビを始め、たくさんのおみやげを買っていただいた。
そして新富士、市役所と回り、帰途に着く皆さん一人ひとりと握手をしながらお別れした。
バスの中や昼食後のラ・テラスで、参加者の皆さんからこんなお褒めの言葉や感想をいただいた。
「富士市の駅長さんのおもてなしに感激しました!」、「この3~4年、毎回全国大会に参加していますが、今回の富士市さんの大会が一番良かったです」、「うちの市は、これから本格的にまちの駅に取り組もうと思いますが、是非富士市の取り組みを参考にさせていただきたい」、「来年、うち(栃木県鹿沼市)で全国大会を開きますが、是非、準備の仕方等を教えていただきたい」等々。
細かな失敗はあっただろうが、大成功の富士市での全国フォーラムだったと思う。
成果としては、以下の何点かがあげられるだろう。
1 市外からお越しの方は、200名に足らなかったが、全国各地の「キーマン」である皆さんに富士市を知っていただいた。
2 富士市のまちの駅と全国各地の駅が直接ネットワークするきっかけづくりができた。
3 分科会や交流会を通じて、富士市の駅長さん達が課題と感じていることについて、全国の駅長さん達と意見交換ができ、次へのステップの足がかりが得られた。
4 県内からの参加者は少なかったが、まちの駅の県内ネットワークの組織化のきっかけづくりができた。
等々だ。
駅長さん達は、この1年間、この全国フォーラム開催成功!を目標に準備を進めてきた。
その目標が達成され、ホッとしていることだろう。
しかし、早くも次の目標が待っている。
私が知っているだけでも、今月合併し、富士市となった旧富士川町エリアを含めた新駅の募集や、常設ウォーキングルートの広報と活用、市内ネットワーク組織の新体制づくりなど、いろいろある。
私も「富士市まちの駅応援長」として、これからも駅長さん達の取り組みを、しっかり応援していきたい。
全国から富士市に来ていただいた方々と交換した名刺は41枚に上った。名刺がなくなってしまった方もいたので、50人位の方と直接顔を合わせ、話をしたわけだ。これを大きな財産として活かさなければ。
by koike473 | 2008-11-13 23:37 | まちの駅 | Trackback | Comments(2)
大成功でよかったですね♪
まちの駅…探せばいろいろなところにあるんですね。
なかのさんは、結婚してた時には、よく利用させていただいてました。
今は足が遠退いてしまったけど…
今回このblogで紹介していただいたところ、少しでも行ってみたいと思いました♪
なかのさん、全国大会の企画、交流会の司会、視察の対応に大活躍でした。
今夜、役員さん達の打ち上げ・反省会があったのですが、私は残念なことに別件があり行けませんでした。
まちの駅の「看板」か「旗」が目に付いたら、寄ってみて下さい。