まちの駅 全国フォーラムin富士 2日目その1
2008年 11月 12日
ちょっと長いので、2回に分けて報告します。
2日目は、フォーラム参加者に、実際の富士市のまちの駅を見ていただく視察会(エクスカーション)だ。
富士市らしいコースを3コース設定した。
・Aコース・・・「The・富士山」信仰と眺望とまちの駅
・Bコース・・・「弥次喜多も歩いた吉原宿」まちの駅街道を歩く
・Cコース・・・「電車でGoGo!!」観音様と湧水に出会うまちの駅
それぞれ、マイクロバスで回るので、15~25名の定員だが、どのコースも事前に「満員御礼」となった。
私は、Aコースのガイド担当だ。
6:00に起きると、幸いにもセーブして飲んでいたためか、前日のアルコールは残っていない。シャワーを浴びて、マイチャリで出発場所のロゼシアターに向った。
参加者が宿泊している3軒のホテルを回り、Aコースのメンバーをバスで拾い、「富士山」をテーマとしたツアーが始まった。(「富士山」がテーマにもかかわらず、残念ながら、この日も富士山は顔を出してくれなかった)
Aコースの参加者の皆さんは、北海道から九州まで、全員県外の25名の方々だ。
まずは、「まちの駅 和みの輪処」(骨董喫茶 健康堂)。
今回のエクスカーションに合わせて企画開催した(?)「巌谷小波展」(いわや さざなみ)の説明を林駅長からしてもらった。
巌谷小波さんは、明治~昭和の児童文学者で、「頭を雲の上に出~し、・・・」で始まる「ふじの山」(富士山の歌)を作詞した人だそうだ。肉筆の掛け軸等を展示いただき、皆さん興味深く見入っていた。
そして次に向かう三日市浅間神社は、すぐ近くなので歩いて移動。体を動かし、皆さん、眠気もすっかり覚めたようだ。
神社では、安全祈願・地域発展の祈祷と、富士山の話をしていただいた。
最後には、木製の鳥居くぐり。これをくぐれれば、生涯の健康、安全はバッチリだ。
次は神社の横にある「まちの駅 あーとふれんど」(とん忠)。
藤原駅長から、15年ほど前から始めた壁面ギャラリーの話をうかがった。この日は、富士山の古いセピア色の写真や、最近のダイナミックな写真が展示されていた。
「お冷」(富士市の水道水)で喉をうるおす皆さん。富士市の水道水は、全国で4番目に安い水道だが、それは、全て富士山を源とする地下水で、ほとんど手を加える(浄化する)必要がないからであり、だからこそ「とてもおいしい」ことを説明。
そして次は「まちの駅 洋菓子の駅」(洋菓子の家 MIMI)。
ここでは、3つのコースに入れなかった(自由気ままに廻っている?)方々とバッタリ遭遇。
駅長の牧田さんから、高校卒業後、11年間富士市を離れていて、「何とかふるさとの富士市が元気になれば、活性化できれば」と実家のケーキ屋さんに戻り、がんばってきたことや、そうした中で創り出したまちの駅にちなんだロールケーキやガレットを紹介。
前半は、ここまでです。
by koike473 | 2008-11-12 22:29 | まちの駅 | Trackback | Comments(0)