滝川にカヌーが23艇 「そうだ!沼川プロジェクト」第1回体験ワークショップ
2008年 10月 20日
7月に実行委員会を立ち上げ、これまで計5回の幹事会と現地事前調査などを行い、準備を進めてきた。
この日の第1回体験ワークショップは、とにかく子ども達や市民の皆さんに、「富士市にも、こんなに遊べる川があり、カヌーは楽しい!」ということを知ってもらうことを目的に開催した。
計80人以上の皆さんから申し込みがあり、この日は約60名が参加した。
沼川水系の支川になる「滝川」での開催だ。場所は、「沼津線」の芙蓉橋下で、階段護岸が整備されているところだ。
「そうだ!沼川プロジェクト」の横断幕。外に張り出すには少し小さすぎた?
合計23艇のカヌーが、水面一杯に滑っていく風景は、おそらく富士市では初めてのことだ。
子ども達は、カヌーのバランスのとり方を覚えるのはあっという間だ。一度身体で覚えれば、次回からは難なく乗れるはずだ
最初は「私、水だめですから、乗るの遠慮します」と言っていたお母さん達も、ものの5分もしないうちに笑顔で漕いでいる
富士自然観察の会会長の山田先生が指導する「自然観察会」は、子ども達よりお母さん方に大人気だ。参加者を2つのグループに分け、カヌー教室と自然観察会を交互に行った
この「そうだ!沼川プロジェクト」は、本年度1年間かけて、沼川水系の川のあり方を、市民サイドから提案していくことを目的としている。
来年4月に、提案を発表するシンポジウムを開催するが、それに向けてまずは現場確認の「体験ワークショップ」を3回開催する。
この日が、とにかく「川に触れる」第1回目で、第2回目は「川の自然や水質を調べよう」、第3回目は「川沿いのウォーキングルートを開拓しよう」だ。
この3回の体験ワークショップの後、提案内容をみんなで考える「検討ワークショップ」も開催する。
実施主体は、私が所属するNPO法人ふじ環境倶楽部が事務局となり、今泉と元吉原のまちづくり推進会議、両地区の各種団体、ボーイスカウト富士地区協議会、富士常葉大、富士自然観察の会、しずおか型地域スポーツクラブTAC等で組織する実行委員会方式だ。
この日も、と言うより、前日から多くの皆さんの準備で無事第1回目を実施することができた。
ライフジャケットの着用はもちろんだが、予備のレスキュー艇と浮き輪、買い揃えた救急箱、レスキューロープ、AED(フィランセから借用)などを使用することがなくて一安心だ。
さあ、次回(11/23)に向け改めて準備を始めなくては!
by koike473 | 2008-10-20 23:53 | そうだ!沼川プロジェクト | Trackback | Comments(0)