市役所の外部エスカレーター工事が始まりました!

 昨日で9月定例議会が終了し、夕方から会派の打ち上げがあり、さっき帰ってきました。

 今日は、先週から本格的に始まった市役所の耐震及び外部エスカレーターなどの整備工事に関する話。

 工事が本格化し、自動車や徒歩での来庁方法が変わった。
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 車で行く場合、青葉通り(南側のクスノキの街路樹がある広い道路)からは、直接駐車場に入ることが出来なくなった。

 消防庁舎の西側交差点を北上し、50mくらいのところにある西側出入り口か、北側駐車場からの進入だ。
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 北側駐車場については、これまでの出入り口に加え、東側の普段は閉まっている出入り口も開いたのでご利用を!

 駐車場に車を停めてからも結構大変だ。
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 従来の北側と西側の通用口が利用できるが、どちらも工事用の仮囲いが設置され、狭い通路を通らなくてはならない。

 なお、この交通規制等は、第一弾で、今後工事の進捗にあわせ、順次変わっていくとのことなので、その都度、事前の的確な情報提供が必要だ。

 そもそも今回のこの交通規制は、市役所庁舎の改修工事によるものだ。
 市役所(本庁舎)は、建設以来約40年が経過している。
 今回は、耐震工事が中心というものの、外部にエスカレーターを付けたり、古くなった設備の更新など、さまざまなリニューアル工事が行われる。
 これは、市役所庁舎を古くなったから建て替えるのでなく、今後とも市役所として使っていこうという富士市としての意志の表れだ。

 一方最近は、富士市役所と同じように、高度成長期の昭和40~50年代に建てられた公共の建物や土木施設が老朽化し、その維持管理が大きな財政負担になりつつある。
 同じ時期に造った施設が、これから先10年位の間で急激に維持管理に手(金)がかかり始めるからだ。
 なるべくなら、施設を長く持たせる(長寿命化)が必要だ。
 そしてそのためには、通常の適切な診断と、タイミングを計った維持修繕工事が重要だ。
 更に、個々の建物や土木施設(道路、橋、下水道等)だけでなく、各自治体の財政事情を踏まえたそれら全体の維持修繕・更新計画を立てて取り組む必要がある。
 いろいろなところで「公共施設のアセットマネジメント」(アセットは「資産」、マネジメントは「運営」)という言葉を聞くようになった。

 富士市でも、市役所庁舎だけでなく、公共施設全体を見渡した「アセットマネジメント」が求められている。
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市役所東側広場は、工事用現場事務所が並んでいる

by koike473 | 2008-10-03 02:13 | 公共施設マネジメント | Trackback | Comments(0)  

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