海上自衛隊の吹奏楽団
2008年 09月 23日


防衛協会とは、HPによれば「防衛意識の高揚を図り、防衛基盤の育成強化に寄与するとともに、自衛隊の活動の支援協力することを目的とする」とあり、県単位で設けられている組織だ。
わかりやすく言えば、「自衛隊の応援団」だ。
実は、私はこれまで深く自衛隊の必要性やあり方について、深く考えたことがなかった。
しかし、現在大学5年(留年中)の長男が、来年から自衛隊に入りそうなこともあり、興味を持って出かけた。
演奏するのは、「海上自衛隊東京音楽隊」と「第34普通科連隊ラッパ隊」だ。

プロフィールによれば、東京音楽隊は、「陸上自衛隊中央音楽隊、航空自衛隊航空中央音楽隊と並び、海上自衛隊を代表するセントラルバンドとして、今上天皇即位の礼、皇太子殿下ご成婚パレードをはじめ、オリンピック、世界陸上競技会、万国博覧会等の国家的な行事に参加しています」とある。
「自衛隊の中には、世の中にある職業でないものはない」とよく聞く。自動車修理、食事、クリーニング、理髪等々などをイメージするが、プロの楽団も存在する。


レナード・バーンスタイン、ジョン・ウィリアムズという、私も聞いたことがある音楽家の特集だった。
「ウエストサイド・ストーリー」や「インディー・ジョーンズ」、「スーパーマン」など、有名な曲をさまざまな音色とすごい迫力で演奏した。
特に「ウエストサイド・ストーリー」は、先月あった高校の同窓会で、富士フィルハーモニー管弦楽団の金管5重奏団による演奏を聴いたが、次元が違う感じだった。

ラッパ隊は、御殿場にある板妻駐屯地のラッパ隊だ。
自衛隊の1日は、様々な号令がラッパによって行われるそうだ。
起床、食事、仕事開始、終業、消灯等々。それらをコミカルに演奏し、会場の笑いを誘っていた。
しかし、ピシッ、ピシッとした動作には目を見張るものがある。
毎日の訓練の賜物だろう。


市議会議員でも、現在の世界情勢を見れば、自国の防衛のあり方について考えないわけにはいかない。これを契機に勉強を始めたいと思う。
by koike473 | 2008-09-23 23:31 | 海上自衛隊 | Trackback | Comments(4)