少し時期的に遅いのですが、地域の防疫(消毒)作業!

 昨日(31日)は、町内の防疫(消毒)作業があった。
 例年は、5~6月中に実施している。今年も5月に予定していたが、その日が雨で延期になり、機械を借りる関係からこの日になった次第だ。
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朝7時に泉が丘配水池前に集合する。配水タンク越しに富士山がくっきり見えた。
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市役所に機械を借りに行く。全部で20台位あり、1町内3台まで借りられる。貸し出し先の町内の名札が付けられている。
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我が町内が借りたのは「二兼機」と呼ばれるタイプ。こちらは肩にかつぐ「ダイナフォッグ」というタイプ。
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 今年から、使用する薬剤が油剤から「水性乳剤」に変わった。
 油剤の場合、溶剤に油を使用しているため、環境や人体への影響が多少なりとも考えられる。
 一方、水性乳剤は、
  ・有機溶剤を使用しないため、匂いや刺激がない
  ・速効性があり、殺虫力も高い
  ・哺乳類に対し安全性が高い
  ・引火性がなく、危険性が低い
などのメリットが多いからだそうだ。
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町内有志が、1台に3~4名ずつの班に分かれ、それぞれ担当のエリアを回る。
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 ところが、昨年までの油剤と勝手が違う。
 油剤だと匂いもするが、白い煙が出るので、どのあたりまで薬が届いたかわかる。しかし水性乳剤は、匂いも煙もないのでどこまで届いたかわからない。
 例えば、蚊が多くいそうな側溝は、グレーチング(金属製の網)から側溝の中に向けて噴霧する。油剤の場合は数m、あるいは10数m先の次のグレーチングから白い煙が出れば、そこまで薬が充満したことがわかるが、水性乳剤ではそれがわからない。
 つまり、「作業実感がない」のだ。
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 また、油剤に比べ、薬が減るスピードが格段に速い。と言うより、サラサラしていて細かな霧になりにくく、粒子が大きい「水滴」で放出されている感じだ。
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途中、薬がなくなると、乳剤を入れ、近所のお宅で借りたヤカンで水を足し、50倍に希釈して再びスタートだ。

薬が足りなくなると困るので、草や庭木がない道路沿いは出力を極力下げ、それぞれのお宅の生垣などを中心に回った。

 各班とも、11時前には終了し戻ってきた。
 皆同じような感想を言っていた。「匂いはいらないけど、せめて白い色がついていた方がいい」
機械は昨年までと同じ機械だ。
 乳剤の減り方をセーブするためには、使用方法を工夫すればいいのだろうか?
 これまでに実施した他の町内はどうだっただろうか?
 担当課に確認してみようと思う。

by koike473 | 2008-09-01 23:40 | 駿河台三丁目 | Trackback | Comments(0)  

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