平成20年度富士市戦没者追悼式
2008年 08月 18日
おそらく、全国全ての市町村で開催されたことだと思う。
東京の武道館で開かれている「全国戦没者追悼式」の実況放送が、ロゼの中ホールにも流れ、福田首相の式辞を聞き、全国一斉の黙祷が行われた。
戦後63年が経過し、直接の戦争体験を持つ方が少なくなっている。遺族会の方々も高齢の方が多い。
もちろん、私も戦争体験がない世代だ。
しかし、あいさつをされた皆さんのお話を伺っていて、ご主人や父親を戦争で亡くされ、戦後を生き抜いてこられた中での大変さは、想像に余りあるものだと感じた。
主義、主張に関係なく、「戦争」は決して起こしてはならない。勝っても負けても、どちら側の国民も多くの犠牲者を出し、一生悔やみ続けながら過ごさなくてはならない家族を生んでしまう。
戦争を起こさないためには、政治の役割は大きい。そしてそれとともに、我々国民一人ひとりの意識、考え方も同じように重要だ。
同じロゼの1階で、「2008平和のための富士戦争展」が開かれていた。
今年で21回目だそうだ。
今年は、追悼式の後、別件が続いてあったのでできなかったが、昨年は見学した。
展示されている写真や資料を見たり、読んだりすると、切なくなるばかりだ。
こうした戦争の悲惨さを語り継いでいくことが、何よりの「一人ひとりの戦争抑止力」になるのではないだろうか。
「戦争は誰もを不幸にする」。改めて平和を維持していくことの重要さを考えた。
by koike473 | 2008-08-18 00:55 | 市内外のイベント・行事 | Trackback | Comments(0)