田子の浦港のシンボル緑地
2008年 07月 02日
市内でも一番平坦なところを走るからすぐ着くだろうと思い、市役所を出たが、結構強い向かい風が吹いていた。その上、紫外線が強いこの季節。太陽は出ていなかったが、随分汗をかいた。
さっきシャワーを浴びたら陽に焼けて少しヒリヒリした。
目的のお宅で打合せが終わり、せっかくここまで来たのだからと、海岸に整備中の「富士地区シンボル緑地」に寄った。

一番西端、地元田子浦地区の皆さんが積極的に管理・運営まで行おうと提案したエリアの工事が随分進んでいる。


園路や休憩・展望のためのあずまやや、子どもたちのためのプレイグラウンドなどが出来上がっている。
加えてこのエリアは、地元の皆さんが栽培する「植物園」(?)が特徴だ。


この時期、落花生やサツマイモ、そしてかつて田子浦地区でたくさん栽培し、砂糖を絞ったというサトウキビ(?)も育っている。


エリア外周には、3月にこの緑地を地元の皆さんで維持管理、活用し、育てていこうと組織した「NPO法人みなと・まち育て田子浦」などの皆さんが植栽したクロマツが植えられている。まだ30cmほどの苗木だが、数十年後には、立派なマツに育つことを祈りたい。

また、このエリアには、防災用の大型スピーカーも設置されている。緊急時には、管理事務所や市からの避難警報が流れるはずだ。
公園は、これからの時期の草取りなどが大変だが、是非、県(管理事務所)・市と地元の皆さんの協働で、多くの人が訪れる公園を造っていただきたいと思う。
また、同じような公園の計画が対岸の元吉原地区にもある。
課題をクリアするために、地元の皆さんと県・市が時間をかけて検討している。是非そちらも、何年後かには、この田子浦側と同じような整備が進み、地域や市民の皆さんに愛される公園になってくれればと思う。
by koike473 | 2008-07-02 23:13 | 花・みどり・公園 | Trackback | Comments(0)