MAUハンドベルリンガーズの公演
2008年 07月 01日

どういう設定で行われるコンサートなのか、事前に確認していなかった。
行ってみると「男女共同参画週間」の事業として行われている「富士発・女と男(ひととひと)フォーラム」の週間最終事業だった。

自宅に戻り、フィランセのホームページで確認すると、この1週間、さまざまな講演会やワークショップ、演奏会などが開かれたようだ。

開始ギリギリに会場に入ると、白落天さんがグループの紹介を始めるところだった。

皆さん、色違いだが、お揃いのポロシャツに身を包み、やはり練習の時よりずいぶん表情が、緊張している。
そこを、「落研」流の笑いを取りながら、なごやかに一人一人紹介し、演奏に入った。
どの曲も、皆さん聴いたことがあるポピュラー曲で、後ろから見ていると、体を揺らしながらリズムを取っているお客さんも多い。

小さな子どもは、両手を挙げてリズムを取り出した。

私は、1ヶ月前の練習時にほとんどの曲を聴いたが、1つだけ初めての曲があった。荒井由美の「卒業写真」だ。ハンドベルは使わず、トーンチャイムだけで演奏する。
最も低いチャイムの音が、とても印象的だった。

土屋先生(「まちの駅 昭和の養生所物語」駅長)のハンドベルの歴史の説明が良かった。
もともとイギリスでは、村の人達に時間や会合、村人の死亡などの連絡を、教会の鐘によって伝えたそうだ。その際、様々な場合の鐘のつき方を間違えては困るので、その練習用に手で持って使うことができる「ハンドベル」が始まったのだそうだ。

参加者も、MAUの皆さんに教えてもらいながら、ハンドベルに初挑戦した。みんな遠慮して前に出て行かないのでは?と思ったが、親子、おばあちゃんと孫の組み合わせで、すぐに満杯になった。

子どもは、すぐに覚えていい音を出す。
あっという間の1時間だった。
それにしても、「女と男(ひととひと)フォーラム」の割りには、男性が極端に少なかった。
自分も他人のことは言えないが、子どもが小さかった頃、休みの日も仕事かNPO三昧で、ほとんどのことは妻まかせだった。
今さら出かけても、大学生の自分の息子、娘達からは、「お父さん、もう遅いよ!」と言われるのが落ちか!?
by koike473 | 2008-07-01 02:07 | 市内外のイベント・行事 | Trackback | Comments(2)

先日、お嬢さんと卒業論文のテーマかなにかで、出かけたじゃないすか、
まだまだ、遅くないですよ。お父さん、頑張って、小生も頑張ります。
肩肘を張らないフィランセのあの会場だからできた面もあるのでしょうね。
でも、MAUの皆さんのあたたかさが伝わる企画でしたよ。
12月のロゼの公演が、ますます楽しみになりました。