一万歩 元吉原 松と潮騒コース

 少し前になるが、先週の日曜日(27日)は、朝、「いちばの朝市」に寄った後、元吉原の一万歩「松と潮騒コース」を歩いた。
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 元吉原地区は、旧東海道とその南側の海岸沿いの砂丘の上に発展した地区だ。
 歩いていて目に付くのは、地面が砂地であることと、どこに行っても松が多いことだ。
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 スタート地点の元吉原まちづくりセンターが既に松林の中にある。
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 まずは、海岸方向に進み堤防に出ようとしたら、松林の中の遊歩道ができていた。
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 松林の中には、ところどころに白い布でくるまれた箱がつる下がっている。
 最初は、誰かがゴミ袋をつるしたのか?と思ったが、いくつもあるので近づいて見ると、鳥の巣箱のようだ。「日本○○の会」と書いたカードが付けられ、年間を通じて鳥の生態を観察しているようだ(?)。
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 遊歩道は毘沙門天のところで終了し、堤防に上がると、サイクリングをしている人が多い。
 そして少し歩けば県が進めている「鈴川海岸緑地公園」の予定地だ。
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 この公園ができれば、沼津港や千本公園から、千本浜の遊歩道を通って、田子の浦港までが「緑の回廊」で結ばれることになる。
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 「富士と港の見える公園」の展望台からは、田子浦漁港からマリンジェット(水上オートバイ)が、駿河湾に出かけていく姿が見えた。
 よく富士川の河口で見かけるが、田子浦漁港が基地なのだろうか?
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 この展望台は、数年前に北側の樹木は頭を摘めたので富士山方向の景色はいいが、港口方向は、松が邪魔をして見通しがきかない。
 いろいろな意見を聞いたり、検討が必要だが、周辺にはまだ多くの松もあるため、この1~2本は頭を摘めて、海も眺められるようにしたらどうだろうか?
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 そして、東向きに折り返し、旧東海道や1本南側の砂丘(地名にもなっている「砂山」)の道路を歩く。
 松林や街道に溶け込んだ住宅地の景色が続くが、日本製紙の存在は圧倒的だ。
 日曜日もモクモクと煙を吐いて、工場は動いている。
 風向きが逆なので気にならなかったが、大気汚染や水質汚染対策は十分だろうか?気になるところだ。
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 元吉原地区は、市内で最も少子高齢化が進んでいると言われるが、日曜日の午前中ということもあり、皆さんがのんびり散歩をしたり、井戸端会議をしている姿を何度か見かけ、古くからの地域の良いつきあいを感じる地区だった。

by koike473 | 2008-05-04 20:28 | 富士市内各地の風景 | Trackback | Comments(0)  

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