久しぶりに行った「いちばの朝市」

 27日の日曜日は、公設卸売り市場で開かれた「いちばの朝市」に出かけた。
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 この朝市に来るのは、3年振り位だ。
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 以前来たときも混んでいたが、この日も賑わっていた。しかし、話を伺うと「冬の間、そんなに多くなかったけど、今日は久しぶりに盛況です」とのこと。やはり、暖かくなって皆さん外に出かけやすくなったのだろうか。
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 まずは腹ごしらえをしようと、どんぶりコーナーに並んだが、目当ての「生ジラス丼」はとっくに完売。「ゆでしらす丼」と「二色丼」(マグロとハマチ)があったので、二色丼を購入し、食堂に入ったが、こちらも満席だった。
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 会場ではいろいろなものを売っている。鮮魚、野菜はもちろんだが、ハム・ソーセージ、菓子、まんじゅう、花、さらに靴や洋品まで。
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 どんぶりコーナーの隣で長い列ができていたのは、抽選コーナー。新聞広告の抽選券を持っていくとくじが引ける。私は新聞で見ていたが、持って行くのを忘れ、失敗した。
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 そして皆さんが楽しみにしている「マグロの解体ショー」。大きなメバチマグロ(?)が鮮やかな包丁さばきで解体され、小売用の「サク」に造られていく。そしてその場で販売・購入できる。家に帰って食べるときに、家族で「解体はね、・・・」と話が盛り上がることだろう。

 ところで、この公設卸売り市場は、大きな変革期を迎えている。
 これまでは富士市の直営(市の職員が市場を管理運営していた)だったが、今月から民間の市場関係者の皆さんで設立した会社が指定管理者となり、市から委託された形で管理運営にあたっている。
 また、施設そのものも老朽化しているため、数年後の建て替えを目指している。

 私は、市場のことは不勉強だが、市場を取り巻く流通・商業環境は大きく変化している。
 大型のショッピングセンターは、どこも契約農家や畜産農家などとの直接取引きだ。また通販やインターネットを通じた売買も盛んだ。さらに、農業生産者が開設した「産直市」はどこも大盛況だ。
 そんな厳しい環境の中での公設卸売り市場の役割と規模などが、改めて検討・議論された上で新施設を造る必要がある。
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 ただ、現在の公設市場は、岳南鉄道に面している。DMVの計画もあるが、何とか岳南鉄道を活かし消費者に直結した市場ができないだろうか?
 三日市、四日市の地名のように、もともと市場は、特定の日に、近隣や遠方で採れた食品や製品を持ち込み、立った「市」が始まりだ。
 現在でも、出店料を払えば可能なのかもしれないが、地場の野菜や果物、飲食店、フリーマーケットも出店できるようなしくみと、おしゃれな空間ができればと思う。
 市内の方だけでなく、車や岳鉄(将来はDMV?)を利用した市外の方も寄りたくなるような市場だ。

by koike473 | 2008-04-30 23:32 | 市内外のイベント・行事 | Trackback | Comments(0)  

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