新人議員自主研修 「教育問題」について
2008年 04月 23日
今回のテーマは、「教育問題」で、同じ会派の荻田議員が幹事だ。

私は、高校のPTA会長を務めている(任期はあと1ヶ月!)が、「福祉」と並び、「教育」はまったく不勉強の分野だ。
教育委員会から学校教育課長、教育総務課長をはじめ、関係職員の皆さんに講師として来ていただき、改正された教育基本法や、富士市の教育の考え方、進め方についての資料を何種類ももらい、事前に提出した質問に答えていただきながら、説明を受けた。


私は、事前に「20年度から幼稚園が教育委員会から離れ、市長部局の福祉部こども保育課に編入されたが、幼稚園と小学校の連携をどう図っていくか?」と質問を提出していた。
これは、ある幼稚園の園長先生から、「幼稚園の子どもは、小学校に上がる前に、グーッと成長するんだよ。だからそうした状況は、少学校の先生方によく知っておいてもらいたいだよ。そのための先生同士の交流や連携が重要だよ」と聞いていたからだ。
回答は、「学校教育課(教育委員会)とこども保育課、それと幼稚園の園長が調整する機会を持って連携を図っていく」とのことだった。
まだ、4月から始まって間もない。是非、現場レベルでの先生同士の情報交換、意見交換を進めていただきたい、と要望した。
それにしても現在の小学校の先生は、本当に忙しい。
夫婦で先生をやっており、30歳を少し越した知人がいる。
「毎日夜中まで資料や書類を作るので、余裕がまったくありません。土日は、行事や研修などがなければ、夫婦ともただただ寝ているだけです」
・クラスの生徒数が多すぎるのか?
・子どもたちに接すること以外の事務作業が多すぎるのか?
・本来、家庭や地域で教えなければならないことまで学校に押し付けられているのか?
どれもがあてはまるような気がする。
そして社会のひずみの全てが、子どもたちに影響している。
大きな問題だが、将来の日本と地域を担っていくのは、この子どもたちだ。何とかしなければ・・・。

日中はポカポカ陽気で、みんなワイシャツ姿です。
by koike473 | 2008-04-23 00:55 | 教育 | Trackback | Comments(2)

先日、テレビで犬山市の教育長の手腕を特集してました。
全国で、唯一統一テストをやらなかった市です。
先生方を対象にした国や県や市からのどうでもいいようなアンケートを
教育長の判断で先生方に回さず、握りつぶしてました。
先生方の忙しさは生徒と接する忙しさで、
生徒と接することのないアンケートと向き合う忙しさがない分、
やりがいをもって仕事をしているように見受けられました。
「犬山流」を研究してみる価値はあるんじゃないかと思いますが・・・。
先日、5月に所属する会派の視察のスケジュールを検討する際、「教育のことだったら犬山市だ」との意見があり、先方に日程を確認しました。
すると、既に当方の希望する日は先約が入っていました。
今、全国から注目されている市ですね。
「犬山流」、研究する価値が大いにありそうです。
新会長、がんばってください。私もメンバーとしてがんばります。