初めて観戦!アルティメット2008ドリームカップ
2008年 03月 20日
その2日前(14日)には、このドリームカップに招待された北米チャンピオンチームが富士市長を表敬訪問に訪れた。

私は、この日、建設水道委員会を傍聴しようと市役所に行くと、「今から選手団が来るよ」と聞き、急いで会場の議会全員協議会室に行った。
男子はシアトルの「サカイ」(「紅鮭」の意味)、女子はサンフランシスコの「フューリー」(「激怒」の意味)というチームだ。
どの選手も若く、みんな学生か?と思っていたら、全員社会人だそうだ。ほとんどが休暇を取っての参加だが、この来日のために仕事をやめて来た女性選手も2人いるそうだ。

女性はそうでもないが、男性はとにかくでかい。190cm級が何人もいる。

市長や議長が歓迎の挨拶をしたが、2人とも最初は英語で歓迎の言葉を述べ、なごやかな表敬訪問だった。
実は私は、アルティメットを観るのは初めてだ。


会場に行ってまず驚いたのは、富士川のコンクリートの堤防が、見事な観客席になっていることだ。
野球やソフトボールの大会でもこうなのだろうか?



アルティメットは、思っていたよりずっとハードなスポーツだった。ディスクを使ったアメリカンフットボールだ。ただし、ディスクを持ってのランとタックル(体の接触)は許されていない。
正確なスローイングと、自分をマークする相手選手などのディフェンス網を切り裂く走力が必要だ。

相手陣地のゴールライン(?)の向こう側までパスでつないで入れば得点だ。最後のパスは、レシーバーがダイビングキャッチする場面も多く、観客から大きな拍手が起きる。

決勝戦は、予想通り「サカイ×文化シャッター」の戦いだった。一進一退の接戦だったが、私は後の予定もあり、途中で引き上げた。(結果はどうだったのだろう?)
富士市でのアルティメットの大会は、富士市ホテル旅館業組合の皆さん方が、独自に誘致し、歴史を重ねてきた。
このドリームカップだけでも、141チーム、2,000人の選手が来富し、2~3泊する。仮に一人10,000円の消費があれば、2千万円が富士市内に落ちている。ホテルでは食事を出さず、市内のレストランや食堂を紹介しているので、市内の様々なところに波及効果が出ているようだ。
今年から、富士川緑地公園の再整備が始まっている。観光交流ビューローの設立・稼動をきっかけに、このようなスポーツ観光を、もっともっと推進していかなければならない。

それにしても、コンクリート堤防がこんな使われ方ができるなら、国土交通省に相談して、堤防斜面の小段の間にもう一段小段を積んで、客席を増やすことができないだろうか?
by koike473 | 2008-03-20 23:45 | ラグビー他スポーツ | Trackback | Comments(2)

常葉大のクラブチームと一緒に練習してるって競技ですよね。
先日、SBSかどこかのローカル番組で紹介されてましたね。
16日は暇にしてたから、知ってりゃ行ったのに、残念。
堤防斜面の客席化はいいアイデアですね。
ぜひ、実現を!!
今回は、惜しくも全日本チームには、選出されなかったとのことですが、がんばってほしいですね。
堤防斜面は、どんどんこういう使い方をして、実績を積むことから始め、実現につなげられればと思います。