富士東高の卒業式に参加して思ったこと
2008年 03月 05日
この内容は、改めて報告するが、4回目の質問と言うのに、なかなか成果が出ない。
反省することばかりだ。
今日の報告は、少し前になるが、1日(土)に行われた富士東高の卒業式の感想から。
1日は、県内の高校の卒業式が一斉に行われた。
私は、下の娘が通う富士東高校の卒業式にPTA会長として出席した。
321名が卒業した。
私は、PTA会長の祝辞の出だしで「卒業おめでとうございます」のところで舌をかみ、それであせってしまった。
人前で話す機会は増えたが、1,000人の人を前にすると、やはり緊張する。
無事卒業式は終了したが、親にとってはこれからの仕送り等を考えると頭が痛い。
我が家の子供たちは、平成20年度、長男が大学5年(大学院ではなく、めでたく留年のため)、長女が3年、次女が1年と、3人が東京、埼玉、横浜と別々にアパートを借りて大学生活を送ることになった。
家計は、まっ赤だ。
学費、家賃、生活費と、全て富士(静岡)から送金したものが首都圏に落ちる。
「何だ、俺は富士市のために働いているのに、実態は首都圏の振興のためにしかなっていないのか?」と嘆きたくなる。
進学した地方の子ども達が、そのまま首都圏で就職すれば、何のための市税、県税を使っての教育なのか?だ。
石原都知事が喜ぶだけか?
やはり、長い目で考えれば、学生時代は東京に出ても、生まれ故郷に戻り、就職できるようなサイクルができなければならない。
そう考えると、就職したくなるような魅力ある企業の立地や育成を通じた産業の振興は重要だ。
仮に沼津、静岡の企業に就職するにしても、富士市に住んで職場に通えるような交通網の整備・確保も必要だ。
卒業生が式場から退場する姿を見ていて、「故郷に錦を飾る」ことはできなくとも、生まれ育った富士市に戻りたい、就職したい、富士で生活したいと思えるようなまちにしなければと思った。
by koike473 | 2008-03-05 23:58 | 教育 | Trackback | Comments(1)