消防第5分団「新消防ポンプ車入魂式」
2008年 02月 20日
会場は、ホワイトパレス(富士市農協会館)だ。
最初に、駐車場で新ポンプ車を使った大型ポンプ操法が披露された。
来賓の町内会長さん等や市消防団幹部が見守る前で、きびきびした動作で、日頃の訓練の成果が披露された。見ていて、大変気持ちがいい。
19年間働いた旧のポンプ車に替わり、新しいポンプ車は、既に昨年11月から稼動している。エンジン駆動後、8秒で水を汲み上げ始めることができる最新式のタイプだ。
その後、会場を移し、式典が行われた。
来賓の方々から祝辞が述べられたが、現消防団員の皆さんへのねぎらいと激励とともに、どなたも共通しておっしゃっていた課題が、「消防団員の確保」だ。
5分団の担当エリアは、和田町などを中心とする南側の旧の市街地と、私が住んでいる駿河台などの北側の新興住宅地に大別される。
旧市街地ではそこそこの人数のメンバーがいるが、住宅が増えている北側は極端に少ない。
昨年から、何度か5分団の皆さんと話をしたり、一杯やる機会があった。
そのたびに思ったのは、消防団は、消防はもちろんだが、地域のコミュニティの核となる人材育成や、コミュニティの維持そのものに大きく貢献しているということだ。
一般の市民は、「集まっては、酒ばかり飲んでいる」、「慰安旅行で騒いでばかりいる」等と陰口を言う方もいる。
確かに酒を飲むこともある。しかし、若手から年配者までの方が、消防団を通じて知り合い、日々の訓練や一杯やる中で、地域の細かな情報がお互いに伝えられていく。
訓練をはじめ、ほとんどの活動が無償ボランティアである一方、もちろん、一杯やるのも、通常は皆さん自腹だ。
そして、団員の多くが、町内会等でも要の役目を果たしている。
そうした面からも、改めて消防団の役割と評価を考える必要があると思う。
by koike473 | 2008-02-20 23:03 | 防災 | Trackback | Comments(2)
小生も、もう少し若くて、今ほどいろんなことに関わってなかったら、
加入してたかも(笑)
うちの町内からは、小生より若い衆が3人も一分団にいるので心強いです。
私の町内には、前から5分団に一人いて、1月に新たに一人入りました。
でも、広く、人口も多い駿河台地区全体で、この2人だけです。
私自身、これまで何もやってこなくて大きな口はたたけませんが、できる限り応援していきたいと思います。