「沖田の土手」とサクラの名所づくり?
2008年 02月 20日
滝川から沼川にかけて川の中で楽しむのなら、並行して続く堤防の上をゆっくり散歩したり、カヌーレースを見物できるような堤防の使い方ができないだろうかと、以前から思っていた。
こんな話を何人かの人に話したら、「昔は、ジャトコのあたりは一面のたんぼで、今泉から田子の浦港方面に行くには、滝川の土手(=沖田の土手)しかなかっただよ」、「今泉小のマラソンや、遠足で出かけると、よく沖田の土手を行ったもんだよ」とのことだった。
そんな歴史ある「沖田の土手遊歩道」を何とか確認し、復活の第一歩にできればと思い、井出さん(わき水田宿川委員会)、高村さん(ボーイスカウト)と3人で歩いた。
土手は、夏は、ツルや草が「これでもか」と生い茂っていたようで、それらは枯れてもなお、高いものでは人間の身長ほどのものが残っており、掻き分けながら進まなくてはならない。
途中、堤防の中をバギー車のコースに造成し、使っているようなところもある。結構、知っている人がいるようだ。
都市計画で「吉原東公園」として計画されている予定地まで来ると、堤防は一面みどりのじゅうたんだ。
この真冬に、気味が悪いくらいだ。
しかし、このあたりは、緩やかな斜面を水際まで降りることができ、結構いい雰囲気だ。そして、西が自動車工場(ジヤトコ)、川向こうの東側が製紙工場(日本製紙)と、まさしく「富士市の川」と言う感じだ。
一部、竹やぶが土手の上を一面に茂り、歩いて通れない部分もある。遠回りをしながらも更に進む。
新幹線、そして国1バイパスのガードをくぐると、急に視界が開ける。「1ヶ月前に来た時には、ここはボサだったのに?」と思いながら進むと、土手にはサクラの並木が続いている。
更に、旧国1の白妙橋の上に出ると、道路南側の土手もきれいに下草が刈られ、サクラの並木が見えている。
ズボンから上着まで、枯れた草の種がビッシリ付いて参ったが、田宿川から沼川まで続く「沖田の土手ウォーキングコース」をどうにか走破し、将来像もイメージできた。
これからが楽しみだ。
それと、県が管理する旧国道から見えるサクラ並木(これも県が管理する河川の土手)の下草がきれいに刈られていた。
これって、県が先週あたりから急に動き出した(?)「富士山の眺望に配慮した『サクラの名所』づくり」の一環だろうか?
試走した沼川沿いにも、立派なサクラの並木があった。
これらの下草も刈ってやれば、それだけで沼川は「サクラの名所」になる。沼川に関係する地域や団体の力で、名所づくりを進められないだろうか?
by koike473 | 2008-02-20 00:23 | そうだ!沼川プロジェクト | Trackback | Comments(0)