設立目前になった富士山観光交流ビューロー
2008年 02月 05日
私は委員ではないが、ワーキングメンバーであり、また前職でも関係していたこともあり、興味深く傍聴した。
いよいよ3月25日に「富士山観光交流ビューロー」の設立総会が開かれ、4月1日から営業を始める。
4日の委員会は、設立そして営業開始に向けた組織の体制や定款、初年度事業などについて、最終的な検討・確認が行われた。
この中で、特に2つの注目する意見があった。
1つはビューローの理事長に鈴木富士市長を推薦する意見が複数あったことだ。
「観光交流振興は、今後の大きな産業づくりでもあり、是非市長がトップになり進めるべきだ」、「『環富士山地域』という広域体制を目指す上では、市長が理事長になって進めなくてはまとまらない」等々の意見だ。
私も同感だ。これからの観光交流は、市政だけでなく、あらゆる産業、まちづくりの面に関連した取り組みが求められる。そうした点からも、大変忙しいのは承知だが、一定期間、市長の陣頭指揮の下、様々な関係団体のトップの皆さんと協力して、事業展開していくべきだと思う。
会議の委員長でもある市長は、「この場で結論は出せないので・・・」としたが。
2つめは、富士・富士宮・富士川・芝川の連携に関する提案だ。
それも、これまで委員会では、どちらかと言うと、ビューローの設立に厳しい見方をしていると私が感じていた他市町の委員からの提案だった。
「まず初年度は、各市町で実施しているイベントなどについて、各市町での相互PRや、連携事業としての外への広報などに取り組んでみたらどうか」という意見だ。
ワーキンググループなどではあったが、正式な委員会の場でこのような提案があったのは、大きな前進だと思う。
「富士山においでよ!ワクワクがてんこもり」(富士県行政センター作成パンフより)
このビューローは会員により組織する。会員は、これからの富士地域の観光交流に積極的に関わろうとする人なら、団体でも個人でもOKだ。
私も個人で入会するつもりだ。また所属するNPO団体としても参加してはどうか提案しようと思っている。
皆さんも、「富士地域にお客さんに来てもらうには、こんなことをやったらどうだろう」、「自分だったら、こう取り組みたい」という方は、是非ご参加下さい。
by koike473 | 2008-02-05 23:43 | 観光・シティプロモーション | Trackback | Comments(0)