救急車が来る前に・・・普通救命講習会参加
2008年 01月 10日
この講習は、昨年9月の新人議員研修会「チャレンジ改革7」の第1回目研修会で行ったが、私は別件で不参加だった。
また、他の先輩議員は、以前、皆さん受講しており、議員の中では私だけが未受講だった。
そんなことで、月に2回ずつ開かれている講習会に参加した。
講師の消防職員の皆さん
最近「AED」(自動体外式除細動器)の市内各所への配置や、それによって救命できたニュースなどをよく耳にする。
そのため、AEDの使用法が中心の講習会だとばかり思っていたが、心肺蘇生にあたっては、「胸骨圧迫」(心臓マッサージ)が第一だそうだ。この胸骨圧迫をしっかり行うだけでも、かなり救命率が向上するとのことだ。
まず最初に、講師の消防署職員が一連の流れを実演したが、何だか結構簡単そうに見えた。
倒れている人の反応確認→周りの人を呼び119番通報、AED確保依頼→気道確保→呼吸無しの確認→人工呼吸2回→(胸骨圧迫30回+人工呼吸2回)の繰り返し→AED使用の順だ。
しかし、実際に2人一組や、人形を相手にやってみると、なかなかうまくいかない。
声を出して指差し確認したり、大げさな身振りで何度も繰り返し行ったが、急に本番に出くわしたらできるだろうか?
しっかりと3時間体験し、一応「講習修了証」をいただいた。でも修了証の裏にも書いてあるが、本当は、定期的に講習を受けなければダメだなと思う。
突然の心肺停止は、80%が自宅で発生しているそうだ。
自分の家族が倒れた時、救急車が来るまでの数分が、生死を分ける。AEDを使わなくても、(胸骨圧迫30回+人工呼吸2回)を続ければ、救命率は30%アップするそうだ。
まだ、救急蘇生法の講習を受けていない方、是非、この講習を受けることをお勧めします。
毎月第2火曜日は13:30~16:30、第4火曜日が18:00~21:00で、どちらも無料です。申し込みは消防本部警防課(55-2856)です。
消防職員の皆さんが、わかりやすく教えてくれますよ。
by koike473 | 2008-01-10 00:27 | 防災 | Trackback | Comments(0)