駿河凧 三代展
2008年 01月 07日
5日に立寄ったら、事務局の水谷さんが「まだ準備中で、説明書きが届いていないのですが」と言いながら、案内してくれた。
この凧は、吉原本宿と同様、まちの駅になっている松栄堂薬局(まちの駅「東木戸のくすりやさん」)の久保田さんが間に立って、静岡市の凧店「凧八」さんからお借りしたそうだ。
説明書を読むと、
・駿河凧は、今川義元が駿河の領主であった頃、戦勝祝いとして家臣が製作し、揚げたのが始まり
・絵柄は、空に揚がっても絵柄がわかるよう顔の部分を大写しした歌舞伎役者絵、武者絵が多い
・昔は静岡に20軒近く凧を製造しているいえがあったが、今では「凧八」のみであり、現在は五代目が継いでいる
とのことだ。
正月らしい凧と、その絵の美しさで、店の中はにぎやかな雰囲気だ。
店の中では、吉原商店街や近隣の商店の店自慢の一品も並べられており、ここでも購入できる。
また、江戸時代から続く鯛屋旅館さん自慢の「手打ち蕎麦」も食べられる。これはホントにおいしい。
この「吉原本宿」だけでなく、「吉原小宿」(「長泉凧 芹沢信吾展」)、「市民活動センター コミュニティf」(「ようこそ!日本の凧、世界の凧の世界へ」)と、3つのまちの駅で「凧たこ展」が開かれています。
2月3日(日)までだそうです。吉原や近くに来たら、是非立寄ってみたらどうでしょうか?
by koike473 | 2008-01-07 23:54 | まちの駅 | Trackback | Comments(0)