一万歩 加島 旧東海道コース

 3日は、冨士高ハンドボール部の新年会の後、一万歩コースの「加島 旧東海道コース」を歩いた。
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 このコースは、潤井川から西側の旧富士市エリアの東海道を中心に柚木までを廻るコースだ。
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 旧東海道は、日常、車でもよく通るため、ルートとしてはわかっているが、歩いてみて初めてわかったこともあった。
 例えば、蓼原の単体道祖神。以前仕事で芝川町を歩いたとき、2体が並ぶ「双体道祖神」を何度か見たが、いずれも小さく、こんなに大きな、それも単体の道祖神は初めてだった。解説を読むと、伊豆半島にある道祖神と同じで、村の疫病を防いだ大切な神様だったそうだ。
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 また、フィランセの入り口付近には、「間の宿 本市場」の記念碑があった。これは、ほとんどの人が知らないのではなかろうか。
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 しかし、旧東海道以外のルートは、もう少し工夫した方が楽しめるのにと思った。
せっかく「加島五千石」の「加島」を頭につけたコースなら、新田開発のきっかけとなった用水路伝いを巡るルートを組み合わせたらどうだろう。
 例えば、潤井川の堤防伝いに北上し、下堀や中堀(富士早川)沿いに旧富士市街方面に下るようなルートだ。
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 あるいは、長い期間をかけて整備し、今ではすっかり地域の風景として溶け込んでいる富士緑道(旧身延線用地を公園的に整備した緑道)を組み合わせたルートもできるだろう。
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 最後の方で寄った中央公園は、私が学生の頃、アルバイトに行っていた設計事務所が基本計画、基本設計を担当した公園だ。
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私もマンホールの図面をトレース(写す)した記憶がある。
 部分供用も含め、利用開始から20年ほどになる。潤井川沿いは、この地域の気候や土壌条件に合った「潜在自然植生」という考え方で植えられたシイ、タブなどの苗木が、今では高さ20m位にまで育ち、遠くから見ても分厚い森になっているように見える。2~3年前にはあまりに大きく、密になりすぎたために、間伐したほどだ。
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 そんな「人の手」によって造られた森も、今では下草としてその稚樹や日陰でも育つ樹種が育っている。面積にすればさほどないが、今後、長い年月をかけて植物の世代交代が行われていくのだろうか?

by koike473 | 2008-01-05 00:05 | 富士市内各地の風景 | Trackback | Comments(0)  

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