新人議員研修会 チャレンジ改革7

 26日は、新人議員の自主研修会があった。7名の新人なので「チャレンジ改革7」と名付け、9月から始め、毎回幹事を順番に回しながら行い、今回で3回目だ。
 1回目はAED(自動体外式除細動器)の使い方研修。私は、別の打合せが入っていて参加できなかった。
 2回目は、財政に関する研修。そして3回目は、2回目に引き続き、再び財政をテーマに行った。11月議会で決算委員会を経験したが、財政については、しくみや専門用語、指標等、勉強が不十分なことが多いためのテーマ設定だ。
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 来年度予算編成の調整等でとても忙しい時期にもかかわらず、市当局から財政課長と参事に講師をお願いし、午後1時から4時まで、びっしり行った。
 事前に、各議員から質問項目を出し、計20問に答えていただく形で進めた。
 基本的なことから地方交付税のタイムリーな話題まで、やり取りしながら教えていただいた。
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 富士市の財政的な特徴は、以下の通りだ。
  ・全国の自治体の中でも、豊かで、しっかりした税収がある
  ・歳入(収入)の中では、固定資産税、またその中でも「償却資産」に基づく税収の割合が高い。これは、製紙工場などの様々な機械設備等によるものである(製造品出荷額等の落ち込みが指摘されるが、税収の面では、まだまだ製紙をはじめとする各種企業の力は大きく、「産業都市」である)
  ・毎年、必ず払わなければならない人件費、借金の返済などの割合(経常収支比率)が他市よりも低く、逆に、政策的に独自の事業に取り組むことができるお金の割合が高い
  ・借金の額(公債費)は、648億円ある。収入・支出全体の割合等から見ると、全国的に平均レベルである
などだ。

 来年度(20年度)の予算編成作業が進んでいる。
 2月議会では、この予算審議が最大のテーマだ。
 財政のしくみとともに、その内容(施策や事業に対するお金の使い方と効果、必要性)について、しっかり勉強し、チェックできるようにしなければならない。

by koike473 | 2007-12-28 22:32 | 視察・研修・勉強会 | Trackback | Comments(0)  

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