一万歩 田子浦 松籟コース
2007年 12月 26日

この日にこのコースに決めたのは、ちょうどクリスマスイブの24日で、イオンの廻りの込み具合を見たいと思ったからだ。
自転車で行こうとも思ったが、「帰りにイオンで何か買うかもしれないな」と言い訳をして、結局車で出かけた。田子浦公民館に車を停め、歩き始めた。

このルートで目に付くのは、新築中や敷地を造成中の家が目立つことだ。まだまだ人口が増える田子浦地区という感じだ。
天気も良く、暖かく、絶好のウォーキング日和だった。
このコースの名前にもなっている「松籟=松の梢に吹く風により、松葉と松葉が擦れ合ってカサカサと出す音」を堪能できた。

先日ブログに書いた「富士シンボル緑地」(田子の浦港の西側海岸に整備中)の堤防を挟んだ北側に、東西に続く松林がある。

沼津から富士川までの海岸線は、ほぼ切れ目なく防風林が続くが、ここはその松林を利用した「港公園」(都市計画公園)になっている。
初めてこの公園の中の園路(と言っても、舗装もなく、昔からこの地域の皆さんが歩いていた歩道か?)を歩いたが、冬の太陽が松の葉の間からキラキラしながら差し込み、なんだか幻想的だ。
こんなに雰囲気がいいとは知らなかった。
規模は小さいが、沼津の千本公園のような落ち着きがある。
もう一つ、このコースの特徴は、旭化成をぐるりと廻ることだ。

先日の新聞に、新しい研究施設がここに新設され、旭化成グループの研究機能が富士支社に集積されるという記事が出ていた。
100人単位の頭脳と技術が新たにここに集まるわけだ。そんな期待をしながら広い港湾道路を歩いたが、とにかく長い。
そして前田集落に出て、そこから西に向かう。しかし、ここからはあまりおもしろくないコースだ。新幹線の高架や、倉庫や工場が目立ち、ほこりっぽい景色が続いた。


東芝の寮や柳島の市営住宅のところで南に曲がり、田子浦公民簡に戻るルートになっているが、せっかくここまで来たら、新富士駅までルートを延ばしたらどうだろう。新富士駅を起点に歩けるし、休憩やトイレも、そして「まちの駅」(観光案内所)もある。
イオンは、思ったとおりの混みようだった。写真は撮れなかったが、この日も国一バイパスの下りは、田子の浦港のあたりまで渋滞が続いていた。
イオンの出入り口付近は、まだ工事中の車線があるが、最終的にどう供用するのだろうか?
by koike473 | 2007-12-26 23:27 | 富士市内各地の風景 | Trackback | Comments(0)