一万歩 広見 富士を仰ぐ遺跡と公園コース
2007年 12月 24日
総合運動公園であった「ポールウォーキング教室」に参加しようと思い、それなら歩いていこうと思い立った。
(「ポールウォーキング教室」のことは明日書きます)

このコースは、青葉台、大淵、広見の3地区にまたがるコースだ。見所は、総合運動公園と広見公園だ。
朝からどんより曇り、寒い日だったが、我が家からずっと登りのコースなので15分も歩いたら、汗が出てきた。
広見町は、私が小学生の頃、建設が進んでいる新興団地で、まだ広見小学校がなく、みんなバスで吉原小学校に通っていた。

当時は、吉原小学校の生徒数は2,000人以上いて、「全国で3番目の大きな小学校!」などと言って誇らしい気分だった。でも考えてみれば、富士市の教育環境整備がそれだけ遅れていたとも言える。
そんなことを思いながら広見町を歩いたが、今ではすっかり落ち着いた住宅地だ。既に広見町に住み始めて4世代目の家があってもおかしくない位成熟してきている。
総合運動公園も、街路樹などの植栽が大きく育ち、落ち着いた雰囲気の空間だ。富士常葉大、県営プール、富士ハイツなども隣接して立地している。


これらの施設と連携してスポーツ大会や合宿の誘致、市民が楽しめる地域型スポーツクラブの運営などがこれから期待される。
一万歩コースに入っていないが、「マウント・フジ ビュー・スポーツ・ロード」がある。運動公園から第二東名のインターチェンジにつながる道路だ。

この日は曇っていて富士山は見えなかったが、いつもはここから大きく見える。少し迂回するが、是非この区間もルートに加えるべきだと思う。


そして広見公園。昨年の市制40周年を記念して、バラ園が整備されていた。私は初めてだったが、バラの中を抜ける園路は、花が咲いていればなかなかいい感じではないだろうか。

この公園も、隣接して博物館、歴史民族資料館があり、公園の中には市内の歴史的な建物が何棟も移築してあり、ゆっくり半日位は楽しめる。

移築された「杉浦医院」。吉原中央駅の100m位南にあった。私は、小学校4年の時に自転車で転び、頭を切った際、この杉浦さんで縫ってもらった。この建物を見ると、中の風景や病院独特のにおいを思い出す。
博物館では、12月15日から来年3月2日まで「富士山東泉院の歴史 -六所家総合調査速報展-」が開かれている。
富士山東泉院は、今泉の上和田にあり、周辺は、今後、隣接する吉原公園と一体となった活用が期待されているエリアだ。
年が明けたら、この速報展もゆっくり見学したいものだ。
by koike473 | 2007-12-24 23:43 | 富士市内各地の風景 | Trackback | Comments(0)