国際ミーティング・エキスポ
2007年 12月 18日


有楽町にある「東京国際フォーラム」で開催されている「国際ミーティング・エキスポ(IME)」を見学に行った。

この「国際ミーティング・エキスポ」は、コンベンション(各種の会議、大会、学会など)に関する日本で唯一の見本市だ。コンベンションを誘致しようとする県や都市、ホテル、旅行会社などがブースを出し、会議や大会の主催者などを招いてPRや商談を行うものだ。これ自体が一つのコンベンションだ。
来年4月に開設する「富士山観光交流ビューロー」の柱の活動に「コンベンションの誘致・調整」がある。
そんな関係で、コンベンションの先進都市が集まるこのIMEに、ワーキンググループのメンバーで出かけた次第だ。8:00に市役所から、総勢15名でマイクロバスで出発した。




会場には、計67のブースが出展していた。
どの県や都市も、自分のところに会議などを誘致し、参加者に宿泊してもらい、その後の観光(アフターコンベンション)でもお金を落としてもらおうと必死だ。
どのブースも、美しい風景の写真を背景に、郷土色豊かな演出だ。パンフレットや地図を用いた説明はもちろんのこと、様々な特産品などをおみやげに配っている。うどん(香川県)、しいたけ(山口県)、ビール・日本酒(北海道)などなど。更にクオカードまでだ。


静岡県からも、県、静岡市、浜松市の観光ビューローなどが出展していた。茶娘によるお茶のサービスや毛氈を敷いたベンチなどの演出は、贔屓目かもしれないがホッとするような「おもてなし」だと感じた。
出展している都市は、どこもコンベンションの実績は充分の先進地ばかりだ。
このような都市に伍して取り組んでいくには、相当の覚悟と戦略、予算が必要だ。
とにかく、「富士市」と言っても知っている人は静岡県を除いては皆無だった。
せめて富士山・伊豆とのセット位で売り出し、なおかつ地道に営業しなければ、会議の誘致はできそうにない感じだ。
全部のブースはとても回れなかったが、計16のブースで資料とおみやげを両手に持ちきれないほどいただき帰ってきた。
これから分析だ。
by koike473 | 2007-12-18 23:35 | 観光・シティプロモーション | Trackback | Comments(0)