健康づくり一万歩 今泉コース
2007年 12月 16日
みんな健康づくりに、まずは手軽な歩くことから始めているのだろう。
そして「まちの駅」も、東海道を歩く人たちや、ウォーキング団体の皆さんがよく立寄ると聞く。これらの皆さんは、健康づくりプラス歴史探訪、東海道走破などの目的、目標を持って歩いている皆さんだろう。
市内のウォーキングコースというと、各公民館単位で設定している「歩く健康づくり一万歩コース」がある。
自分の健康のために、そして自分の足で市内各所を確認するために、少しずつ、暇をみては、市内の「一万歩コース」を歩いてみようと思い立った。

今日は手始めに、地元、今泉の「今泉善得寺コース」(1周約5km)を廻った。
パンフレットを見ながら進むが、「この地図の道はこれでいいのかな?」と不安になる道が多い。地元で知っているはずなのにこれじゃあ、初めて行くコースはどうだろうと心配になる。
要するに、地図が不親切だ。
わかりやすくデフォルメして表現しようとしているのはわかるが、曲がり角等には、目印を記入すべきだ。あるいは、地形図の上に落とした方がまだわかりやすい。


和田町市営駐車場の上に続く道は、平成の初期に「静岡県 ふるさとの道百選」(?)のような道に選ばれた記憶がある。本国寺の門前、石垣や蔵が続き、日吉浅間神社まで落ち着いた坂道だ。立派なカラーの冊子に掲載されている。(後で、この分野に詳しい方からの情報提供で、平成2年に、「手づくり郷土(ふるさと)賞」(当時の建設省主催)で全国の「ふるさとの坂道30選」に選ばれたそうです。)
当然、この区間が入っているのだろうと思っていたが、入っていない。アレレッだ。

ルートを一巡し、今泉は改めて歴史がある地区だと思った。お寺やお地蔵さん、そして本物の歴史の舞台や伝説、言われがたくさん残されている。



また、坂が多い。「源太坂」、「呼子坂」など、市内では有名な坂以外にも、富士山の山裾のひだの部分に当たる坂をいくつも越えた。
1年前には、選挙の準備で、同じようなルートを何回も廻り、後援会に入っていただいた方のお宅を訪ねたことを思い出した。
写真を撮ったり、解説版をじっくり読んだり、そして知っている人に会い話をしながら、所要時間約1.5時間のコースを、2.5時間かけて廻った。


この一万歩コース、地域の歴史や名所を廻るいいコースだ。でもルートを再検討したり、他の要素(まちの駅、富士山百景ポイントなど)をパンフレットに加えれば、もっと利用されそうだ。
市内の全ルートを、こんな視点で廻ってみたい。
by koike473 | 2007-12-16 22:23 | 富士市内各地の風景 | Trackback | Comments(0)