富士山観光交流ビューロー設立準備ワーキング
2007年 12月 12日

来年4月の「富士山観光交流ビューロー」設立を目指し、その具体的な組織や動き方を検討する会議だ。
メンバーは、総数で70名以上になる。
「宣伝営業・情報」、「企画・人材育成」、「コンベンション」の3部会に分かれての検討だ。
私は、NPO法人ふじ環境倶楽部理事の立場で「企画・人材育成」部会への参加だ。

しかし、昨年まで前職で事務局の手伝いをしていた関係で、今日は、昨年講師として招いた「仙台観光コンベンション協会」の取り組みを説明した。
仙台の取り組みは、「チャレンジミーティング」という、異業種交流検討会に基づき新しい観光ルートや商品を開発し、売り出していこうとするしくみだ。
今日初めて参加した方も多かったので、「ロールプレイング」というやり方で説明した。
「ロールプレイング」とは、「その立場になってもらい演技を行いながら、その立場の人の気持ちや、組織・しくみを理解する手法」とでも訳せるだろうか。
簡単に言えば、仙台でやっていることを、メンバーの皆さんに、劇仕立てで演じてもらう。それを見たり、演じながら、仙台のしくみを把握してもらおうというものだ。
ただし、何の練習もしていないので、皆さんにはそれぞれが立つ立場の役職名を書いたプレートを首からかけてもらい、私が誘導しながら役割を演じていただいた。





私自身も初めてのロールプレイングだったが、思いのほかうまくいった(ように思うのは自分だけ?)。
皆さんから、「チャレンジミーティング」そのものについての質問はなかったから、大方理解いただけただろう。
その後、1時間ほど、熱心な意見交換が続き、「富士版チャレンジミーティング」の骨格や課題が整理された。

おそらく、今日のワーキング検討会に集まった方々が、設立当初の主要会員になるはずだ。
そして、自分の専門性や能力などを活かし、観光交流という切り口から、ビジネスとしての参入を考えているはずだ。
そうでなければ自主的、自立的な活動につながっていかない。
そうした意味からは、3つのグループとも、かなり熱心かつシビアな議論がなされたようだ。
1月に次回のワーキングだ。
それを持って、あとは事務局で検討し、準備委員会(=ビューローの「役員会」のような位置付けか)に図り、4月からスタートだ。
by koike473 | 2007-12-12 00:21 | 観光・シティプロモーション | Trackback | Comments(0)