津田・荒田島地区まちづくり井戸端会議
2007年 11月 17日
津田・荒田島地区は、吉原地区の南側にあり、私が生まれ、36歳まで住んでいた地区だ。
市議会議員になる前から、「津田・荒田島地区のこれからを皆さんといっしょに考え、取り組んでいきたい」と話してきた。
子供の頃からいっしょに遊び、育った地区の同級生が中心になり、近所の皆さんに声をかけたり、当日もいろいろな役をやってくれた。


井戸端会議の進め方は、いわゆる「ワークショップ」だ。
津田、荒田島1丁目、2丁目の町内別に10名位ずつまとまってもらい意見交換を行う。司会者は、それぞれの町内に住んでいる同級生だ。
意見交換は、
・町内の大きな地図を見ながら、一人ひとりが困っていること、改善してほしいことなどを順番に発言してもらう。
・司会者は、その場所を地図に書き込んだり、大きな付箋にメモ書きしていく
・最終的に、町内として課題や改善したいことの優先順位をつけてまとめる
という順序で進めた。



私は、3つの町内の意見交換の様子を少しずつ聞いて回った。
各町内別に1時間ほど検討してもらった後、再び広間に集まっていただき、全員の前で町内別の意見を発表した。



・町名と住居表示の整理が必要(似通った表示、飛び地(伝法、依田原地番)の表示が多く、郵便物、商品配達に支障がある)
・水路の改修と溝ふた整備(泥が大量にたまり、草が茂る)
・街路樹の適正な管理(木に付いた害虫が農作物に被害、信号が見にくいなど)
・小潤井川の安全確保(川の中の洲に大きな木が茂り危険、ゴミが多いなど)
などが、複数の町内から上がった意見だった。
昨晩は第1回目だったが、地区としての課題は大づかみで把握できたと思う。

これらは、行政がやらなければできないこともあるし、地元の皆さんで工夫して改善できることもあるだろう。
市や県に要望すること、地元の皆さんに再度投げかけること等、私の方で一旦整理したら第2回目だ!
それにしても、夕べの終わった後のみんなで飲んだビールはうまかった。同級生のみんな、お疲れさんでした。
by koike473 | 2007-11-17 00:57 | 津田・荒田島 | Trackback | Comments(2)

津田・荒田島の住民の皆さんの郷土愛と問題意識の高さが伺われて驚きました。「まず難しい話は横に置いといて、とりあえず一杯やるとことからはじめよう!」というパターンが身の回りでは多いだけに、脱帽です。また、このような骨が折れ、気も使うことの多い役回りを多くの友人が支えてくれているのも、すごいなあと感じました。これからは何でもかんでも行政に頼むのではなく、自分たちのできることは自分たちで、という真の自治意識を持っていくことが大切だとよく言われますが、このような取り組みを行うことがまず第一歩だとつくづく感じました。
メールありがとうございます。
同級生のみんなには、本当に感謝、感謝です。
でも、先日が第1回目で、取り組みは始まったばかりです。これから一つひとつ改善したり、実験しながら、着実に続けていくつもりです。