議員野球とお茶まつり
2007年 10月 28日
議員野球は、富士中の野球部と議員チームとの親善試合が行われる予定だったが、台風接近による雨のため「ボールの贈呈式」だけが行われた。


雨の中の富士中とグラウンド
この親善試合は、今年が5回目だそうだ。
前の晩から確実に雨だとわかっていたが、野球部の議員の皆さんは、ぞろぞろと大半が富士中に集まった。市長、教育長も出席し、面子的には盛大(?)に贈呈式が行われた。

議長からのボール贈呈
これで富士中の生徒が発奮し、来年の夏に向けて大活躍してくれるといいが?
午後からは、広見公園で開かれた「富士市お茶まつり」に出かけた。
公園入り口の階段前には、来場者を迎える大きなアーチが掲げられたが、雨の中寒々しくて、残念だった。

それでもメイン会場となったバラ園近くの広場には、多くの出店テントが並んでいた。
メインは、富士市茶手揉保存会による「天下一品茶手揉の実演」だ。

天下一品茶とは、富士市で開発された「とがった針のように細く長い形に仕上げる手揉み茶の製法」で、明治時代にイギリスや中国の茶商人から「天下一品のお茶」と絶賛されたことから名づけられたそうだ。
その後、「天下一製法」して語り継がれてきたが、今では当時の長さに仕上げられる人がおらず、「幻の製法」とも言われている。
そんな「天下一品茶手揉の実演」だが、保存会の方に話を聞くと、葉の状態やその日の湿度によって、仕上げられる長さが随分違うそうだ。そして、仕上げまでに何と6時間も要する手間のかかる作業だそうだ。


まちの駅「憩いの茶の間」駅長の渡辺さんがお茶を入れてくれる「回転茶屋」(富士茶商組合のテント)。渡辺さんの趣味のミニチュア鉄道に乗ってお茶が配られる。

「日本茶インストラクター・アドバイザー富士市の会」が設けた「富士のお茶カフェ」。お茶の入れ方を解説していただきながら、クッキーと一緒にお茶をいただくコーナー。一番の人気コーナーだ。クッキーは、まちの駅「洋菓子の家・mimi」さんからの提供とのことだ。
この日は、東京から、「東京都日本茶インストラクターの会」の皆さんが、大型バスでこのお茶まつりに駆けつけてくれたそうだが、雨で富士山が見えずに本当に残念だった。
夜になったらしっかり上がったこの日の雨。一年中で最も過ごしやすい秋の土曜日を、さんざんな日にした恨めしい雨だった。
by koike473 | 2007-10-28 23:38 | 市内外のイベント・行事 | Trackback | Comments(0)