富士川エリアの魅力
2007年 10月 11日
「議案」は、前回の協議会で「協議」され、さらに富士市、富士川町とも、議会の特別委員会でも検討された上で提出される。
このため、「議案第22号 財産及び公の施設の取扱いについて」をあたまに計12の議案は、たんたんと「意義な~し」の声とともに議決されていった。

一方、次回協議会で議案として提出を予定している協議事項の中に、興味を引くものがあった。
「合併市町基本計画(素案)」だ。「富士川地域」と「富士市西部地域」のまちづくりをどのように進めていくかをまとめた計画だ。
中でも、「観光交流」については、改めて富士川エリアの大きな魅力について再認識した。
素案では、
①富士川楽座にぎわい創出事業の推進(富士川楽座活用事業)
②富士川の両岸を一体的に活用するイベントの推進(自然レクリエーション推進事業)
③東海道、身延道を活かした連携型交流の拡大(歴史街道活用事業)
などがあげられている。

①については、富士市にはない東名高速のサービスエリア、それも東名だけでなく我々富士市・富士川町からも利用でき、物販、食事、さまざまな体験なども楽しめる「地域開放型サービスエリア」だ。
更にETCが付いた車なら乗降りできる「スマートインターチェンジ」でもある。つまり、市内に2つのインターを持つことになる。

②については、富士川両岸の河川敷公園を利用したスポーツイベントや、富士川でのカヌーも楽しめる。
私も何度かカヌーで遊んだが、瀬や渕、岩場、静水など、いろいろな表情があり、とても楽しいところだ。


③は、なんと言ってもウォーキングだ。
富士川には、旧東海道沿いに「常盤邸」や「一里塚」、「常夜灯」など、東海道の歴史を楽しめる空間が多い。
それと「古谿荘」(こけいそう)。これは、明治の元勲・田中光顕の別荘として建てられたが、現在は講談社関連の(財)野間奉公会が所有しており、公開されていない。何とかして公開できれば、何倍にも魅力が増えるだろう。
古谿荘については、10月18日に「特別見学会」が予定されている。この様子はまたブログで報告します。(①、②、③の写真は富士川町HPより)
そして、富士川エリアにも是非「まちの駅」ができ、多くの皆さんに新しい「富士市」を訪れ、楽しんでいただきたい。
来年11月富士市で開催予定の「まちの駅」全国大会は、合併記念事業としても位置付け、新たな富士市のPRに絶好の機会となるようにしなければ!


キンモクセイの香りが漂い始めました。
by koike473 | 2007-10-11 00:34 | まちづくり・都市計画 | Trackback | Comments(0)