「まちの駅全国大会」第2日目

 「まちの駅全国大会」の2日目は、「フォーラム・シンポジウム」だった。
 会場は、やはり上野公園内にある「東京国立博物館」の「平成館」だ。
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 午前中は、パネルディスカッション「まちの駅はじめて物語」が開かれた。全国各地の駅の中から特徴ある5つの駅の駅長さんがそれぞれの取り組みを説明し、意見交換した。
 「商店街でがんばるまちの駅」として、我が富士市の「吉原宿・東木戸のくすりやさん」(松栄堂薬局)の久保田さんがパネリストで発表した。
 家族全員の協力で取り組んでいる様子が、会場全体に伝わった気持ちの良い発表だった。
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 午後は、「第1回 まちの駅自慢コンテスト」を中心に行われた。
 これは、今年が初めての開催で、全国各地のまちの駅が取り組んでいる「あっと驚く、ステキな取り組み」を自慢し合い、それらの取り組みを各地でどんどんマネしてもらい、日本全国に広げていこうとするものだ。

 審査員は、田村明法政大学名誉教授を審査委員長とする17名の方々だ。田村氏と言えば、私が学生の頃は「横浜のまちづくり」をリードされている方として超有名で、私は「役人兼学者兼デザイナー」のような「いくつもの顔を持つ人」というイメージを持っていたが、初めて拝見したら、とてもおだやかそうな方だった。

 1チームが3分の発表と4分の審査員からの質問で、計12チームが発表した。
 我が「富士市まちの駅ネットワーク」は、「地域安心・安全ステーション」としての取り組みを自慢した。
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 市・警察・まちの駅の3者で協定を結び、全ての駅が「かけこみ110番の家」、防犯ボランティアの立寄り所などになっていること、また本年度から始めているICタグを活用した「児童見守り事業」における駅スタッフによる見守り活動などの取り組みを発表した。
 審査員の先生からは、「防犯に加え、身延線などを活用し、静岡、山梨、長野をつなぐ広域観光ルートの拠点として、是非まちの駅が連携した取り組みを!」というご意見もいただいた。
 コンテストの結果は、グランプリは残念ながら逃したが、審査員特別賞として、まちの駅連絡協議会副会長の井出隆雄氏(元朝日新聞記者、現在は宇宙航空開発研究機構)から「役所と協働で頑張りま賞」をいただいた。(グランプリは新潟県見附市の「森の駅」。「さくら さとやま 人づくり」をテーマにした市民みんなで創るまちの駅の取り組みが評価された)

 そして最後は、「次回開催地紹介」ということで、市商業労政課杉山課長をはじめとする全員による「来年は是非富士市へ!」で締めくくった。
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 今回の全国大会には、富士市から1つの市や町としては最多の20人以上が参加した。来年の開催を強烈にPRできたと思う。
 それと、参加された駅の皆さんは、全国各地のまちの駅関係者と交流し、大きな自信を得ることができたのではないだろうか。
 「まだまだ進化し続けるのが『まちの駅』だから、自分達の工夫でどんどんやっていけばいいんだ」というような感じだ。
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 そしてまた、「全国大会」のイメージを共有することもできた。
 来年11月に向けて、市をあげて「おもてなし」に磨きをかけていきたいと思う。

by koike473 | 2007-10-10 00:40 | まちの駅 | Trackback | Comments(0)  

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