富士市にもこんなに遊べる川があるんです!
2007年 09月 30日
2~3日前の天気予報から「29日は午前中を中心に雨」のマークが出ていた。
当日の朝、家を出ようとしたら、案の定ポツリと来た。やっぱり俺は雨男だ。
しかし、「小雨決行」と連絡してあったので、そのまま準備。
元吉原、今泉とも、スタート地点には、小学生をはじめ、父兄もたくさん集まっていた。
今泉チームは、お昼の「焼きそばパーティー」用に、麺を提供していただいた荒川製麺前を8:20頃スタートした。
私は、今泉の追跡班だ。サポート役を引き受けてくれた吉原二中の生徒を車に乗せ、岳南鉄道の陸橋に向かった。
ちょうど陸橋の下は、川の中にシートパイル(鋼矢板)を打ち込んであり、「堰」のようになっている。このため、水量が少ないとカヌーやボートが引っかかってしまい、川の中で持ち上げなければならない。中学生はその持ち上げる役目だ。しかし、昨日は水量が思ったより多く、カヌーはサポートなしでもなめらかに堰を越し、ボートもちょっと手を貸すだけで楽に越していった。
滝川との合流地点では、既に元吉原のカヌーが到着していた。引き潮で大変だったろうにと思っていたら、海からの風(追い風)が強く、スムーズに上がってきたそうだ。
9:30から全体の開会式を行い、その後、2班に分かれて「カヌー教室」と「自然観察会」を交互に行った。
「カヌー教室」は、ボーイスカウトの高村団長がパドルの操作方法から指導し、その後順々に水面に出て行った。3~4人が乗れるカナディアンカヌーに比べ、1人で乗るカヤックは、バランスを取るのが難しい。それでも子供達は、20分もすると慣れてきて、上手にまっすぐ進めるようになった。
父兄の皆さんも何人かはカヌーを楽しんだ。
「自然観察会」は、元吉原幼稚園園長であり、富士自然観察の会の会長でもある山田高先生が講師だ。
先生は堤防に生えている植物を引っこ抜いては、「これ何に見える。これはねー、ネズミの尻尾に見えるら?だから・・・」と言いながら、観察用のルーペで子供達に植物を覗かせる。「ウワーッ」とどよめきが上がる。初めて先生に会った子供が、「先生これは?」とどんどんなつき、取り囲むようになる。
どちらの教室も、もっと長くやりたかったが、雨を気にしつつ、残念だが早めに終了しようとした。しかし子供たちはなかなか川から上がろうとしない。
小学生も中学生も「またやりてー」、「今度いつ?」と、早くも次回を楽しみにしてくれている。
11:00過ぎから、雨バージョンの屋根付きの会場に場所を移し、焼きそばパーティ-を開いた。80人前の焼きそばが、ほぼあっという間になくなった。
焼きそばが終わった後の「焼肉パーティー」。中学生があっと言う間に平らげた。
今回は急な企画で、あくまでも実験のつもりで行ったが、私としては大成功だったと思う。
富士市にも、いろいろな表情を持つ川があり、こんなに楽しむことができる。そして昨日は、滝川が想像していたより、澄んでいてきれいだった。
終了後の片付け。中学生が本当によくやってくれた。お疲れ様、ありがとう。彼岸花もそろそろ終わりです。
来週金曜日の晩は、準備を一緒に進めたスタッフの皆さんと、今回の打ち上げ兼来年の第1回企画会議で盛り上がりたいと思う。
by koike473 | 2007-09-30 21:32 | そうだ!沼川プロジェクト | Trackback | Comments(0)