議会全員協議会とまちの駅の駅長会議
2007年 08月 21日
私は、この「全協」にいい思い出がない。
公式にはどのような目的で開催する会議か、確認したことはないが、私がコンサルタントに勤務し仕事で関係した中では、当局側は、本会議で議決(賛成)を得る前に、議員全員に「こんなことを考えているがどうでしょうか?」と事前に説明し、ガス抜きをしたり、原案の弱いところや修正箇所を確認するための会議と捉えていた。
県内のある市で仕事をした時、「全協で専門家(コンサル)として説明してほしい」と言われ、全協室の外廊下で待機していたが、結局部屋の中に入れなかった。と言うのは、「コンサルに説明させるとは何事だ。担当課の職員がそんなだから行政はダメなんだ」と議員側から担当課長が責められ、結局1日つぶしたことがあったからだ。
今日の全協は、「来年度の行政組織改正案」が大きなテーマ。質問が多数出て、予定した午前中では終わらず、14:30頃までかかった。
内容は重要なことばかりだが、これは9月議会でも大きなテーマになるので、またその時に!
そして夜は、「まちの駅」の「新駅駅長会議」。
今年新しくまちの駅として選ばれた10駅の駅長さん達が初めて顔を合わせた。病院、レストラン、建設会社などの新しい業種や、お寺、酒屋、整体院など、特徴のある新駅が増えることとなった。
「富士市まちの駅ネットワーク」の佐野代表(左:まちの駅「鷹岡の粉引き屋」駅長)と渡辺代表(右:まちの駅「憩いの茶の間」駅長)・・・このお二人の人柄と行動力が、富士市のまちの駅を引っ張っている。
10月14日(日)の開駅を目指し、これから準備が忙しくなる。
これで富士市のまちの駅は、計50駅。始まって4年目だが、まだまだ市民の方でも「まちの駅」を知らない人が多い。まずは是非、ご近所の「まちの駅」に出かけてみてほしい。きっと駅長さんに温かく迎え入れてもらえます。
全国的にも注目されている静岡県のまちの駅。富士と焼津がトップランナーです。10月6、7日には、東京で「第10回 まちの駅全国大会」が開かれる。そのうち富士市でも開催を!
昼の全協と、夜のまちの駅の会議に出て、共通して感じたことがある。
どんな会議や打合せでも、たたき台になる資料・・・と言うより「文字」や「絵」がないと議論がかみ合わない。
新しく作ろうとする課の具体的な仕事は?まちの駅のオープニングイベントの案は?
その場にいる複数の人間が、同じレベルで検討を始められる「共通の土俵となるたたき台」が必ず必要だ。
by koike473 | 2007-08-21 00:24 | まちの駅 | Trackback | Comments(0)