NPO法人コミュニティシンクタンクふじ

 今日(7日)は、朝から会議や打合せが多かった。
 9:30から議会の「環境経済員会 協議会」。先日立て続けに明らかになった「市内製紙工場などのばい煙データ捏造」に関する立入検査の結果等に関する報告と協議。この問題は、産業都市・富士市においてはとても大きな問題だ。改めて考えを整理したいと思う。

 10:50から「観光ビューロー組織化ワーキング検討会」に遅れて出席。これにはNPOふじ環境倶楽部理事の立場で参加。来年4月の「富士山観光交流ビューロー」の立ち上げに向けて、詰めた議論と、関係する様々な人達の具体的な準備作業が必要だ。

 13:30からは、「NPO法人コミュニティシンクタンクふじ」(CTTF)の理事と「富士市議会議員」の意見交換会。CTTFは、「市民本位・市民参加のまちづくりを進めるために、市民の立場に立って、市民の思いを代弁する政策提言機関」を目指している。
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 議会も、市政のチェックを行うとともに、政策立案が求められているので、目指しているところはダブる部分が多い。私は、現在は新人議員だが、立ち上げ時から今年3月までの5年間、CTTFの理事だったので、議員側の席に座っていても、妙に落ち着かなかった。
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CTTF理事の方々
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 CTTF側からは、昨年度と本年度の取り組み調査の報告がされ、それらについて意見交換したが、議員側からは「公共交通のあり方に関する調査」に意見が集中した。
 CTTFでは、本年度は「富士南地区」を対象に調査を行うが、他の地区や市全体を見渡した調査や検討の必要性などに関する意見が相次いだ。やはり市内どの地区でも、多くの人が自家用車を当たり前に利用した生活を送っている反面、高齢化が進む中で、近い将来の高齢者などの「足」を心配している。

 議員になって感じているが、議員が市の担当課に相談すると市が持っている(出せる?)データは驚くほど早く、それなりに整理された形で提供される。
 しかし、それは行政が一定のルール(基準)によって集めた「平準化」されたデータであることも多いはずだ。もっと特定の地域に入り込んだり、同じような立場(業界、年齢、職業、性別等々)の方々の生の声を聞くことも必要な場合があるはずだ。
 そんな時には、議会からCTTFに調査を依頼(発注)したり、共同で調査したらどうだろうか?きっと新しい意見やデータ、それらに基づく提案が出てくると思うのだが。

by koike473 | 2007-08-08 00:44 | 富士市議会 | Trackback | Comments(0)  

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