富士山で下草刈り
2007年 08月 05日
前の日から雨が心配だったが、「山はどっちみち天候が変わりやすいからとにかく行こう」と決行した。
参加者は少ないが、そこは「武器」で勝負とばかり、毎年5台程度しかない「刈り払い機」をそこらからかき集め12台用意したおかげで、午前中で予定のエリアは終了した。

国有林に入るゲート

作業前の森


草を刈って姿全体を現したヒノキ

ヒノキの枝の上にあったヘビの抜け殻
実は、このエリアの少し離れた場所に、やはり7or8年前に我々が植林した100坪ほどのエリアがある。毎年、午前中のエリアの下刈りを終えるのが精一杯で、これまで一度も100坪の場所は下刈りをしてこなかった。
昼飯を食べながら「午後は、100坪の方もやろう」ということになり始めた。しかし、7~8年何も面倒をみてこなかった場所はカヤが人間の背丈以上に育ち、入っていくのも容易ではない。 刈り払い機を使いたくても、ほとんど目立たない苗木もいっしょに刈ってしまいそうなので、カマで切り開いていく。これがやはりなかなかの重労働だ。でも見つかる苗木は少なく、あってもヒョロヒョロで小さい。1.8m間隔でメッシュ状に植えたのに・・・。大半はカヤなどに負けて、枯れてしまったのだ。

「捨て子をして、その子のことを何も気にかけずにいた親」(?)のようで、恥ずかしく申し訳ない気持ちで一杯だった。
せめてものつぐないは、残った子供をしっかり育て上げることか?

ガスの中での閉会式
by koike473 | 2007-08-05 23:08 | 森林づくり・林業 | Trackback | Comments(0)